山陰本線餘部橋梁同様に、直下に集落を抱える五能線小入川橋梁。
学生時代にここへ到達できなかった電関人は昨年にして初めてその魅力の虜となった。
今回は、橋梁が主人公で列車はあくまでも脇役に・・・。
ツアーの中日、一番列車を山側のバイパスかで迎える。
モノトーンのブルーに街灯と222Dの残す灯のみでまだ小入川は眠りの中。
その後大間越での撮影を終え、再び小入川へ。
伝説の残る立岩越しに小入川の鉄橋を望む。
さらに小入川の町中を歩く。
モノトーンに静まり返り人影を見ない。
橋梁直下の町は列車の通過音が時計代わり。
一番列車で目を覚まし、最終列車とともに眠りにつく・・・。
昼下がり224Dが小入川橋梁を渡る。
冬の小入川は終日ひっそりとして、寒く厳しい冬をじっと辛抱する。
イカ釣り船だろうか、晩の操業を終え港に係留されている。
滞在中の日本海は穏やかで毎晩漁火が漆黒の海に点在していた。
夕刻再びバイパスの橋から小入川橋梁を見下ろす。
リゾートしらかみ4号が通過する頃、小入川の家々には優しく暖かい灯がともっていた。
橋梁とともにある小入川。
ここはぜひとも春夏そして秋と追ってみたくなった。
2014年2月1日 五能線 岩館~あきた白神
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