と言うことで、かつての布原の写真を中休みでアップしておく。
まさに33年前の今回アップしたものと同方向からのカット。
47と20(52?)の各停。このような列車で当時の布原信号所へ降り立った。
すでにポールが立ち並んでしまい、かつての三重連の峠道とは隔世感が否めないがDDの重連は良い思い出である。
今回の旅の目的の一つ、サンライズで始発から終点まで旅をしてその沿線風景に関して特に伯備線をしっかりと
楽しむことができて旅の課題が一つ完遂したのだった。
1981年秋 伯備線 布原~備中神代
伯備線もクライマックスの布原へ。
新見へ到着すると布原はすぐそこである。
朝の新見駅は、乗客の姿もなく閑散としている。
サンライズは一分停車で出発。
布原駅では、115系と交換。
電車がこの地を走っていること自体が隔世の感である。
そして…
憧れの地はひっそりと一雨毎に濃さを増していく緑に抱かれていた。
中国山地の隘路にD51三重連の汽笛が木霊している幻聴のようなものを感じながら、
列車は谷間を抜けると徐々に伯耆の国の平野へと下っていく。
2014年五月