頭端式駅として電関人が最も好きな現役駅である門司港駅。
かつて連絡船で渡ってきた本州からの乗客を向かい入れた門司駅として大正3年(1914年)に落成。
来年満100歳になる駅舎は昨年秋から改装工事中で、平成30年に装いも新たになる予定である。
この矍鑠たる大正貴婦人が化粧をし直してヴェールを脱ぐとき、再訪したいと思う。
この駅は駅舎のみならず、そのホームも美しい木造構造を残している。
できることならば、このホームからもう一度長い編成の客車列車が発着するシーンを眺めてみたくなる美しい駅の佇まい。
2011年3月18日 鹿児島本線門司港駅
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私の中では、高校時代のまま、時間が止まっています。
関門トンネルが完成して、新門司駅ができた後は盲腸線になってしまい、
精彩を欠いてしまいましたが、レトロの街として門司港が
整備されてからは、その九州の玄関という威厳を取り戻したように思います。
今回の平成の大改装によって美しくよみがえる100歳の駅、楽しみです。
門司港駅、初訪問は「豊の国号」が豊肥本線で走った時、
某先輩と某氏の手引きで訪れました。
改装後の姿、楽しみです。
同じく大正の貴婦人ハチロクで改装記念列車をお願いしたいですね。
思えば高校3年の1月9日門司港駅二階で動力車乗務員の運転適性検査を受けました。
確か…歴代駅長の写真や肖像画がズラッと並んでいました。
まさか、レトロ文化財でこんなになるとは思わなかった^_^
9月に門司港に行って潮風号に乗って30年ぶりに「外浜臨港線」に乗りました。
外浜駅近辺は激変でしたが、線路自体は変わって無く倉庫と海に挟まれ走ると昔を思い出しました。
トンネル抜けると…雨ヶ窪です。
外浜駅の入換はDD13、セメント運搬で雨ヶ窪直通はDD51でした。
JR後は更に奥の田ノ浦まで行っていたようですが、国鉄時代は雨ヶ窪から北九州市にバトンタッチしていました。
職員ならではですね。美しく蘇る門司港駅が今方楽しみです。
一度だけ外浜臨港線を撮りに行きましたが、時間が無く
雨ヶ窪の倉庫前などトンネルの向こうに足を延ばせませんでした。
昔は雨ヶ窪でDD13にバトンタッチだったんですか!?
見たかったなぁ。
雨ヶ窪から奥の煉瓦街までは市港湾局?がDD13みたいな機関車で押し込んでいたような…
JRになってかどうか分かりませんが、DD51が煉瓦街まで行っているのはテレビで初めて知りました。
ゆっくり美酒を飲みながら外浜の話を聞かせてください。
この線に気が付くのが遅すぎました・・・。
もっと早く知っていたら通っていたでしょう。。。