狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

原田(はるだ)で撮る5 折返しのオハフ33

2016年02月21日 15時47分41秒 | 国鉄・JR 九州

筑豊本線から蒸機が姿を消して間もない原田駅。
其処彼処に蒸機時代の面影が残る構内に佇むオハフ33。
到着後の機回しも済んで静まり返ったホームで古豪の顔と対峙する。



俺は筑豊の栄枯盛衰をすべて見てきたと言っているような風格。



筑豊のヤマに入る人を運んだのも今は昔。
筑豊からマチで働く人や学生を運ぶ今。



折返して筑豊へ向かう列車に人影はほとんど無く。
静かに発車を待つオハフ33。

1977年10月 筑豊本線 原田駅にて


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旅の入り口 (RDP3)
2016-02-21 22:48:58
このデッキが、旅の入り口でした。
丸妻のオハフ33、S50.12の全検表記も懐かしくどこかへ行きたくなる気分です。
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うっ、渋い!! (32Count)
2016-02-22 04:53:25
高校生でこのカメラアイですか!?
同じ頃、自分は列車の頭ばかりを撮っていただけに、
一連の組み写真に脱帽です。
客車列車がもつ静寂さが感じられます♪
それにしても、電化路線である鹿児島本線から分岐する筑豊本線原田駅には架線が張られていなかったのですね。
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丸妻客車 (狂電関人)
2016-02-22 12:38:56
RDP3さま

乗り心地はさておき、ノスタルジー満点の存在でしたね。

九州内や山陰本線、そして磐西本線で散々撮らせていただきました!
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元々が・・・ (狂電関人)
2016-02-22 12:43:19
32Countさま

中学、高校と写真部だったということもあって生意気かつ変なアングルの写真が山のように・・・(笑)

廣田さんはじめ先鋭的なカメラマンに憧れて。
原田駅へは、やはり蒸機の残り香というか実際に見ていたこともあって
好きな撮影地の一つでしたね。
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筑豊 (風太郎)
2016-02-22 22:21:17
筑豊の枯れた空気感が伝わるいい写真です。
ちょっと土門拳の「筑豊」がダブりました。
汗と涙の味がするような「汽車」も遠いものとなりました。
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筑豊の風景 (狂電関人)
2016-02-23 12:23:44
風太郎さま

ガキの頃は散々一筆書き旅行をして回っていたのに、炭鉱の街などの風景は少ししか撮っておらず。

渋いものよりカッコいいものに振り回されていた年頃で、高校生になってややその価値がわかるようになった頃には
今度は被写体が変貌していました。。。
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