先ずはベースキャンプ地最寄駅をじっくりと観察。
千畳敷駅=氷柱というくらい有名だが暫くのらしくない天候にその大半が落ちてしまったらしい。
海岸段丘はしばしば浸水(しみず)を抱きこうして湧き出た水が凍る。
そこへ北西の季節風が運んだ波飛沫で氷柱は時にモンスター的に育つ。
巨人の洗濯板宜しく海に突き出した段丘の岩盤に打ちつけた波は、
長い歴史の中で、人々をも飲み込んだ。
故の毘沙門さまや観音さまなのだろう。
午後に向け一段と風速を上げる季節風に、
きちっと顎紐かけた凛々しい姿には好印象を抱く。
どうやら今日も日東流の季節風で五能線が止まることはなさそうだ。
2018年 睦月 千畳敷
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とにかく一日中演歌がヘビロテでねぇ(巨爆)
国鉄時代の記憶から、書き換えが出来ておりません(汗)
じっくり腰を据えて、という意図。
なるほどと思いつつ記事を拝見させて頂いています。
この時は分かりませんでしたが、宿の親爺さんに教えてもらい、翌日の同列車はトンネル上俯瞰で(笑)
トンネルの上に手摺りが見えますが、あの辺りからも海を入れて写真が撮れるのかなぁ...などと、色々と想像を巡らせています。