一段と強くなる氷雨の中、宵闇迫る駅に列車がやってくる。
只見線の駅の中でも、1本片側ホームの佇まいは昭和のそれそのもので好感が持てる魚沼田中。
カラカラカラ、シューッ、シューッ。
きっちりと停止位置に据え付けられた列車から傘もささずに足早に女学生が家路を急ぐ。
数人の降車客を降ろすと、ガラガラガラガラガラー、エンジン音を残し雨の向こうの鉄紺の宵闇に吸い込まれていった。
2426D 魚沼田中駅
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昼間はゴチャゴチャが目立つのかもしれませんが、日も暮れれば夜の帳がいい感じに画面を整理してくれます。
降車客が居たのも良かったですね。雨の中頑張りました。花マルです。
日常の足として人々を運ぶ姿、良いものです。
空にも若干の明るさが残っていて、木立や家がシルエットでハッキリ見える、こんな時間帯が撮影には一番良さそうです。
越後田中ではなく魚沼田中ですよ(笑)
なかなかいい駅でしょ。
この駅は結構気に入って、翌日にも出てきますので乞うご期待!
数字的には低いですが、公共交通として正しく機能しているようです。
今後全線開通に向けて、色々あるでしょうけど観光要素を取り込んで頑張って欲しいものです。
そうとは見えない感じで撮れてよかったです。
折り畳み傘をさして、凄い格好で撮影しておりますが・・・(笑)