ここでおことわりを入れさせていただきます。
タイトルの「赤ベコ」表記に関しまして、この表現は福島の民芸品の赤ベコに起因していて
ゆえに東北筋の交流機の愛称では?というご指摘をいただきました。
確かに「赤ベコ」の語源はそうなのですが70年当時すでに赤い交流機の広義の総称に使われており、
電関人も語呂や響きの良さから親しみを込めて九州交流機のED72、73、74、75 300番代、76の
呼び名として活用させていただいておりました。しかしながら誤解をされてしまったのも事実なので、
これからは、敢えて「九州」と付けることにします。
さて本題にうつって、九州赤ベコがまだバリバリの全盛時代だった70年代は福岡でも
結構雪が降り積もることがありました。そんな日にはカメラを持ってスクランブル発進したものです。
アップの写真の日も、前日夜半から降った雪が少し積もりましたが陽が昇ると溶けてしまいました。
機関車次位のコキに薄ら雪が付いているのが判ります。
典型的な解結貨物の編成をしています。貨物取扱駅にちょこちょこ停車して着荷と積荷の貨車を
牽引機自身や入れ替え機で付け替えしながら走る当時の定番貨物列車です。
こんな貨物列車が各線区の貨物取扱駅を丁寧に寄りながら貨物を集めて大きな操車場のある
ターミナル駅に行きここでさらに仕分けをして同じ行き先の貨車ごとに列車を仕立てて中長距離の
貨物列車で輸送をしていたわけです。
操車場や貨物取扱駅での入れ替え作業は1日中見ていても飽きることはありませんでした。
1977年2月17日 鹿児島本線 南福岡~白木原(現大野城) ED7216号機牽引解結貨物
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