七谷へ。ちょうど暮時で山間の小さな町は何とも言えない色に染まりだす。秋の陽は釣べ落としの字の如く、夜の帳が下り始める頃電車が行ってしまった駅は、人恋しさ極まる静かさに包まれ、東の宵空は、山の上にぽっかり満月が浮かぶ。こうしてドラマチックな蒲原秋の一日は終わりを告げるのだった。忘れ得ぬあの秋、おしまい。1982年9月29日 七谷
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冬の夕暮れ、同じようなアングルでトライしています(^^;;
曇りのお天気で、残照が望めなかったのが、今思えば残念です。
もともと色温度の影響をあまり受けないところがあったKR、
こんな発色はその後一度も経験しなかったような。
一夕限りに掛かった蒲原の魔法でしょうか。
島式+荷役線で、模型で再現したくなりますね!
できれば凸型電機が黒貨車2両ほど片方はワフかな?
で、荷役線に止まっている光景を実際に見てみたかったです。
あの時の染まり方は本当に不思議なマジックの様な感じでしたね!?
或る意味、ローカル電気鉄道の要素を凝縮して持っていて、行く度に懐かしい故郷へ帰った様な気持ちにさせてくれました。