この週末は、お彼岸。夏の疲れもあってまったくの非鉄です。
30年前の秋、クラブの同期が新車を購入した記念に信越線~北陸~東海道関ヶ原~大井川鉄道と
ぐるり巡るクルマ旅をしました。
その途中に寄った氷見線の雨晴海岸。
電関人の中で本州の撮影地でも10指に入るお気に入りの撮影地。
残念ながら曇天だったけれど客レを待つ。
晴れて視界が良ければ海越しに立山連峰が見えるこの海岸。
潮騒を突いて、6両の客車を牽くDE10のイグゾーストが次第に大きくなる。
そして眼下を通過。
沖に停泊する船の灯り以外は、低く垂れ込めた鼠色の空と白波の海に支配され夕闇せまる海岸。
去り往く客車内の灯りと、水平線の漁火に人々の営みの温もりを感じた。
1982年10月(おそらく) 氷見線 越中国分~雨晴 423レ
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雨晴海岸や立山連峰をバックに、撮っておきたかった列車です。
とは言え、今もキハ40系が残る貴重な路線であることには変わりなく、この秋は撮りにいきたい筆頭の路線かもしれません。
傾いたモノクロ画面が大胆ですが、夕暮れの寂寥感が強調されていますね。
なかなか条件がそろわないでしょうけど、1度
カメラに収めたい風景です。
短い区間ですが、雨晴海岸は五能線にも勝るとも
劣らない魅力の区間です。
後年12系を付随気動車化したキサハ34なんて「ゲテモノ」も登場し、キハ58+キハ28の中間に挟まって通勤通学輸送に活躍したこともありました(キハ58×2ならまだしも、片方キハ28で計75トンの付随車挟んでよくぞ動いたものです)(^^);
富山を離れて幾星霜、何時の日か再訪したいものです。
青オハ35、オハフ33のニス塗り仕上げやキサハ34
というのは見てみたかったですね。
北陸地区はいろんなものがいて早くから行っておけばと
結構後悔している地区なのです。