トヨタロングパスや福山通運のような派手さは無くも緑色のダンプコンテナを連ねた特異な編成の大館貨物。
積荷は産廃リサイクル品といえば聞こえがやや悪い感があるが、
DOWA(旧同和鉱業)が長年鉱物製錬技術で培った技術を駆使して都市鉱山から排出される希少金属を含む産廃物から
その金属を再製錬する最先端リサイクルなのである。
自宅至近線路にてかつては秩父の石炭ホキや安中貨物などの貨物らしい貨物が撮れたのも今は昔。
暫くご近所鉄は休業状態だったのが、近年全編成ではないにしてもこの緑色のコンテナがズラリ並ぶ仕立てが組まれ、
虎視眈々と照準を合わせ構図を熟慮した結果、昨年夏新兵器を導入するに至る。
そしてようやくそのファーストカット。
秋田で積荷を下した返しの大館貨物が、都市鉱山目掛けて舞い戻る列車を超望遠で陽炎ベールの向こうに捉える。
「レアメタルライナー」のイメージをこう表現してみた!
ちょっと癖になっていきそうな存在の大館貨物。
4月29日撮影 1200mm使用
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増しては初夏の日射しでは...
でも、それを逆手にとって表現するのも有りですね。
1200mmってフォーサーズじゃなくて?
陽炎の揺らぎが重量貨物の凄みを伝えますね。
確かNHKの新日本紀行だと記憶しますが、陽炎の向こうからやってくる蒸気機関車のシーンを見て、いつかこんな写真が撮ってみたいと幾星霜でした(笑)
ただ、列車通過が11時過ぎですからちょっと陽炎がきついですね(大汗)
ちょくちょく試してみることにします。
フォーサーズですよ!
70-300のズームに2倍のテレコンかませて、ISO500、1/1000sec.f11、足をすぼめた三脚に乗せてエレベータ全上げで、息を止めてレリーズオン!!(笑)