幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

食品の表示偽装   仕事に魂を込める

2013-11-07 02:16:12 | ブログ

小春日和の一日でした。11月の穏やかな日を言うそうです。

穏やかな日でしたが、TVでは食品の偽装が連日報道されています。高島屋での偽装が見つかり、TV局が親切にも他のデパート8社に確認したら、ほとんどのところが調査中とか、その中からも偽装があったと報告されています。

今、偽装を問題していますが、多くが偽装していたのではないかと思います。逆に偽装というよりも、食品業界の常識だったのではないでしょうか?各社の記者会見を見ていると、遅れないようにしないといけないとの思いも感じられます。

ここで犯してはならないことは、偽装を隠す行為をすると犯罪になります。偽装は今のところ各社とも故意ではなく過ちだったとの説明に終始しています。故意であるとまた犯罪になります。過ちだとミスになります。

ある産地のお米がその地域の生産量よりも多くのお米が販売されていることはネットなどでも言われています。また、直近ではウナギが中国産なのに日本産で販売されていました。魚は水揚げ漁港名が産地になります。取れた海域ではありません。

偽装した会社だけの問題ではなく、社会全体の文化が偽装を生みやすくしているように思います。どうしても、名前に拘ってしまう私たちがいるのだと思います。

前に不二家が期限切れの材料を使ったと問題になりました。その時、ある会社のコメントが面白かったです。わが社は期限切れの食材を使うことは決してあり得ません。何故なら食材に期限を設けていませんから。笑ってしまいました。不二家は期限を設けて管理していた。本社が厳しく短めに、現場は食材が持つのでもったいないので、本社が決めた期限より少し長めで管理していました。食材に期限を設けている会社が問題視され、食材に期限を設けていない会社が何とも言われない。矛盾を覚えました。今回偽装を報告していないところもたくさんあるかと思います。これからは、私たちがこれは本当に**ですか?と一言確認することがよいかもしれません。もしそこで嘘を肯定すると故意になりますから。

何を信用するかは、やはり携わっている人、企業のブランド力ではないでしょうか?偽装していると直ぐにそのブランド力は失墜します。高級料亭が倒産したのも記憶に新しいです。

人のブランド力(人格)は、その人が発する言葉よりも、その人が何に時間とお金を使っているかを見ればわかると言われています。また、その人がどんな人と付き合っているかを見ることも、その人が何を大切にしているかがわかると言われてます。

”杜子春”のお話、「お金があると集まって来た人がお金が無くなると去って行き、またお金があると去って行った人が集まって来て無くなるとまた去ってしまった。」 お金があると言葉巧みに近づいて来ます。行動が物語っています。

江原啓之さんのメッセージの中に、自分の魂(精神)を高めると、レベルの高い守護霊が付くそうです。低いと低い霊が付きいろいろと災いを導くとのことがありました。いろいろな災いは自分の行為が導いているとの教えのようです。そして、魂のレベルが高くなると、集まる仲間も高い人が集まると言われています。だからこそ魂を磨きなさいと言われています(魂が高くても災いは起きます。それはまた別の意味があると解釈することだと思います)。

食品の偽装も現場の作業者には苦しい気持ちがあったと思いますが、どれだけ魂を込めて仕事をするかなのだと思います。企業の記者会見では現場の判断でやっていたと、現場に責任を押し付けています。責任は現場の人が取るのでしょうか?

知的障害児が作るケーキ屋さんをTVで紹介していました。「どうしたら美味しいケーキができるの?」と、一生懸命粉を混ぜている子に尋ねます。その子は、「魂を込めるんだ」と言っていました。仕事に魂を込めると仕事に誇りを持つことができ、仕事が楽しくなるのではないでしょうか。