京都嵐山の紅葉をTVで紹介していました。
9月16日の洪水から復活して、紅葉シーズンに間に合いました。
復活に大きかったのは、助け合いとボランティアの参加だったそうです。
自分のところだけが良ければ良いとの考えでなく、お互いが助け合ったとのこと。そして多くのボランティアが来て、片付けや清掃に参加してくれたそうです。阪神淡路大震災以来、日本においてもボランティアが増えて来ましたと伝えていました。
マザー・テレサさんが来日された時、繁栄していると聞いていた日本にホームレスの人が多いことに驚かれたそうです。マザー・テレサさんの講演を聞いた女子学生が、「カルカッタ(現コルカタ)の施設に行き、ボランティアをしたい」と話したそうです。マザー・テレサさんは、「あなたの身近なところにも、あなたができる活動があります」と答えたそうです。
”活動をともにする仲間へのマザー・テレサの言葉”
共同生活のなかで、おたがいに思いやりを忘れないこと、
自分のまわりにいる人々への思いやりを忘れないこと。
あなたがたが心のこもらない仕事をして奇跡を起こすことよりも、心をこめておこなった仕事の中でミスをおかすほうを、むしろわたしは望むでしょう。
まずは一目見て一声かけ、すばやく最初の行動を起こすことです。
人の心は外からではわからないのですから。
先日、電車で座っていたら、目の前に赤ちゃんを抱えた方が来られました。席を変わろうかどうしようかと迷っていたら、私の隣の方が席を変わられました。学生時代は条件反射のように席を変わっていましたが、今は人を見ながら迷うことが多くなりました。行動がすぐに起こせなくなっているのを実感しました。
また、ある時、65~70歳くらいの方が目の前に来られました。この時も迷いました。まだよいかなと思う気持ちと、その内に席を譲ってもらう歳にだんだんと近づいているなとの思いが駆け巡りました。きっといつか来るのだろうと。