セミナーの講師を担当しました。120分と90分の2コマでした。セミナーは、もう一人の講師も参加して全体で3コマの構成になっていました。
セミナー主催している会社に、私のWebサイトの案内を、その会社のメール窓口に送付しました。営業活動も兼ねて案内しました。ありがたいことに講師の依頼が来て、セミナーの講師を担当することができました。
その会社を知っていたのは、10数年前にその会社からの依頼を受けて一度だけ行ったことがあったからです。所属していた会社の原料/資材の査察や品質管理をテーマで1日お話をしました。多くの製薬企業さんにもその情報を伝えたいとの思いで行いました。謝礼がいただけるので会社は休暇を取って行いました(会社に確認して)。謝礼は組織の懇親会などに寄付しました。
今回Webサイトを立ち上げ、私の知識や経験知を掲載しています。ご意見の投稿欄も設けましたが、ご質問が1件あっただけです。なかなかWebサイトを立ち上げただけでは知って貰えないとの気持ちでその会社に案内しました。その後、セミナーの3社から講師の依頼が来ましたので、やはりWebサイトを立ち上げて伝えることの大きさは実感しました。
4名と少ない参加でしたが、開催できたことがありがたく思いました。少しでも、自分の知識や経験を伝えることで、製薬企業の品質保証が少しでも向上することを願って昨年9月末に退職しましたので、その小さな小さな小さな一歩が踏み出せたのかなと思います。
参加者からは熱心にご質問をいただきました。ご質問を受けることで、どういったことをお知りになりたいか、学ばれたいのかもわかりました。
最初に、お名前と今回のセミナーで何を学びたいかも伺ったことも、話の中でその個所については詳細に説明できたので良かったです。
「アンパンマンの遺書」やなせたかし著の本に、やなせさんが依頼された仕事は経験がなくても自信がなくても引き受けたとありました。それを見習って取り組みたいと思っています。ただ、どれも本気で取り組まないといけないのでしょう。