幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「感情の整理ができる人は人生うまくいく」枡野俊明著 ”魚行きて水濁る”

2017-01-30 00:16:40 | 本の紹介
・私たちは、結局瞬間にしか生きられません。日々流れる時間は連続しているかに見えて、それはじつは瞬間の積み重ねでしかないのです。過去・現在・未来という言葉がありますが、禅の世界では「現在」しか存在しません。「いま」という瞬間こそがすべてなのです。

・まずは、自分に貼ったレッテルを剥がしましょう。人間はそんな簡単にグループ分けできる単純な存在ではないはず。あらゆる人間には素晴らしい可能性があり、変化していくだけの能力が備わっているのです。

・すべての人間には才能が備わっています。そのことに気付いて、長年にわたって努力をして、初めて一つの才能が開花するのです。肝心なことは、自分の中に眠っている才能を信じること。そしてもう一つ、才能とは他人と比較するものではありません。

・「誰かを幸せにするために」。この芯があれば、弱さに対抗できます。

・「人のために」と心掛けると、「徳」が自然にあなたを押し上げます。

・人としての本当の強さとは、生きる上での「信念」をもっているかどうかです。自分はこのようにして生きる、自分が生きる意味はこれだ。言い換えれば自分自身の生きざまがしっかり見えている人、そういう人が真に強い人だと思うのです。それでは信念とは何か、それは、決して揺らぐことのない自分自身の心だと思います。

・怖いのは、失敗することではなく、何もせずに時だけが過ぎて行くことです。

・「魚行きて水濁る」という言葉が禅にはあります。魚が泳げば、必ず水は濁る。
自分に正直に、そして地道な努力を惜しまないことです。水中にあって、泳ぐことはしないなら、確かに水は濁らないかもしれません。しかし、たとえ水を濁しても一生懸命に泳ぐこと。それが生きているという証なのです。

・心が疲れたら、身体を使ってみましょう。人間の心と身体は、一つです。心が疲れたら、身体を使ってリフレッシュすることで元気になりますし、身体が疲れたら、心の中を穏やかにすることで疲れが癒される。

・結果なんて考えず、ただ目の前のことに集中する。その集中力が、あなたの能力を引き上げてくれるのです。本来の自分を見失ってはいけません。自分に与えられた能力を過小評価してもいけません。そして、誰かと比べることよりも、自分とは唯一無二の存在であることを自覚しましょう。生きるとは、すなわち自分自身を慈しむことです。

・悩みというもの、大きく分けると三つあります。
 ・自分が努力することによって解決できるというもの
 ・悩む必要にない悩み
 ・自分自身の力や努力ではどうしようもない類のもの

・人生とは何か。生きるとは何か。その答えはみんなが知りたいものです。しかしそれは、一生をかけて探し続けるしかないものなのです。言い方を換えれば、その答えを探すことそのものが人生なのです。

感想
ロゴセラピーでは、精神、心、身体で考えます。
心と身体は病気になるが、精神は病気にならないと考えます。
精神とは、どう考えてどう生きるかです。
感情を整理するのは、”精神”だと思います。