・「モチベーション」という言葉はネガティブな会話の中で使われる
・仕事の方法を教えず、モチベーションのせいにする上司
・モチベーションを問題にする企業は業績が悪い
・モチベーションを削ぐ最大の元凶は「評価」
・常に成果を出す人はモチベーションに左右されない
・仕事依存症の人が生産性を下げる
・パワハラ上司はモチベーションが高い人
・頑張ることでなんとかなってきた人はうつになりやすい
・完璧主義者の上司が部下をうつに追い込む
・安易に他者のモチベーションを高めようとしてはいけない
・いつも成果を出す人はガツガツしていない
・デキる人は「型」と「習慣」で身体を動かす
行動をルーティン化している。
・やる気ではなく、心意気や誇りで仕事をする
・モチベーションを問題にしていては大した仕事はできない
・会社や上司は社員の邪魔をしないこと
労働の目的;E・F・シューマッハ
1.必要かつ有用な財とサービスを得ること
2.よき執事のように、各人が自分の能力を使って自己を完成させる
3.その場合、他人のために、他人と協力しながら行動して、生来われわれの内部にある自己中心主義から、自らを解放すること。
・仕事の壁は“心の悩み”ではなく、“技術的な悩み”で乗り越える
斎藤孝著「日本人の心はなぜ強かったのか」
今の時代、精神、心、身体(習慣)のバランスの中で心が大きな領域を占め過ぎている。精神の領域を大きくすることにより、心の領域を狭くする。
心が精神と身体でしっかり支えられている状態が、心が強い人。
精神と身体が縮小している状態が、心が弱い人。
身体(習慣);
学校に行くのが当たり前。仕事に行くのが当たり前。
・“技”を盗んで自分のものにする
・現場で汗を流すことが「当事者意識」をつくる
・基本に忠実であることが信頼をつながる
・仕事のプロセスも満足も一人では完結しない
・“つながり”こそが成功を約束する
・話す内容より共感を得る下地づくりが大事
・「非常に幸せな人たち」には強固な人間関係がある
・人との関わりは深くなくていい
感想;
何かをやるには、モチベーションを高めることが必要と一般に言われている。
この本は、モチベーションに頼り切ることのデメリットを説明されています。
モチベーションの視点よりも、以下が大切だと。
・誇りを持って仕事をする。
・やる気に頼り過ぎずに、技術/知識を高める。
電通の自殺した女性の上司は、彼女に能力がないからだとパワハラ的な発言をしていたようです。
仕事ができないなら、その上司は彼女にどのようにしたら良いかの具体的な方法を示して、それを教えるべきなのです。
あるいは仕事量が多いなら仕事の分担を見直すべきでした。
悲しいかな、その上司はそれができなかったか、それをやろうとの気持ちがなかったのか、できませんでした。
今回のことは残業時間の問題だけでなく、パワハラもあって起きたことだと思います。
かつ、職場の仲間の支えがあったのかどうか、電通の企業風土の問題もありました。
企業風土を変えることができるのは社長です。
”モチベーションの高い上司はパワハラ上司になりやすい”の箇所は、なるほどと思いました。
まさに戦争中に、竹やり精神で戦おうとしたのと同じレベルなのでしょう。
やたらに精神力が全てを解決するように思って発言する人がいましたが、何の根拠もなく、返ってリスクを拡大する結果になりました。
そういう人に限って、データに基づいて、あるいは、論理的に説明したことに、精神力で否定するという愚かな過ちが繰り返されたのでしょう。
・仕事の方法を教えず、モチベーションのせいにする上司
・モチベーションを問題にする企業は業績が悪い
・モチベーションを削ぐ最大の元凶は「評価」
・常に成果を出す人はモチベーションに左右されない
・仕事依存症の人が生産性を下げる
・パワハラ上司はモチベーションが高い人
・頑張ることでなんとかなってきた人はうつになりやすい
・完璧主義者の上司が部下をうつに追い込む
・安易に他者のモチベーションを高めようとしてはいけない
・いつも成果を出す人はガツガツしていない
・デキる人は「型」と「習慣」で身体を動かす
行動をルーティン化している。
・やる気ではなく、心意気や誇りで仕事をする
・モチベーションを問題にしていては大した仕事はできない
・会社や上司は社員の邪魔をしないこと
労働の目的;E・F・シューマッハ
1.必要かつ有用な財とサービスを得ること
2.よき執事のように、各人が自分の能力を使って自己を完成させる
3.その場合、他人のために、他人と協力しながら行動して、生来われわれの内部にある自己中心主義から、自らを解放すること。
・仕事の壁は“心の悩み”ではなく、“技術的な悩み”で乗り越える
斎藤孝著「日本人の心はなぜ強かったのか」
今の時代、精神、心、身体(習慣)のバランスの中で心が大きな領域を占め過ぎている。精神の領域を大きくすることにより、心の領域を狭くする。
心が精神と身体でしっかり支えられている状態が、心が強い人。
精神と身体が縮小している状態が、心が弱い人。
身体(習慣);
学校に行くのが当たり前。仕事に行くのが当たり前。
・“技”を盗んで自分のものにする
・現場で汗を流すことが「当事者意識」をつくる
・基本に忠実であることが信頼をつながる
・仕事のプロセスも満足も一人では完結しない
・“つながり”こそが成功を約束する
・話す内容より共感を得る下地づくりが大事
・「非常に幸せな人たち」には強固な人間関係がある
・人との関わりは深くなくていい
感想;
何かをやるには、モチベーションを高めることが必要と一般に言われている。
この本は、モチベーションに頼り切ることのデメリットを説明されています。
モチベーションの視点よりも、以下が大切だと。
・誇りを持って仕事をする。
・やる気に頼り過ぎずに、技術/知識を高める。
電通の自殺した女性の上司は、彼女に能力がないからだとパワハラ的な発言をしていたようです。
仕事ができないなら、その上司は彼女にどのようにしたら良いかの具体的な方法を示して、それを教えるべきなのです。
あるいは仕事量が多いなら仕事の分担を見直すべきでした。
悲しいかな、その上司はそれができなかったか、それをやろうとの気持ちがなかったのか、できませんでした。
今回のことは残業時間の問題だけでなく、パワハラもあって起きたことだと思います。
かつ、職場の仲間の支えがあったのかどうか、電通の企業風土の問題もありました。
企業風土を変えることができるのは社長です。
”モチベーションの高い上司はパワハラ上司になりやすい”の箇所は、なるほどと思いました。
まさに戦争中に、竹やり精神で戦おうとしたのと同じレベルなのでしょう。
やたらに精神力が全てを解決するように思って発言する人がいましたが、何の根拠もなく、返ってリスクを拡大する結果になりました。
そういう人に限って、データに基づいて、あるいは、論理的に説明したことに、精神力で否定するという愚かな過ちが繰り返されたのでしょう。