メディアに出るとき、私は、「性犯罪(強かん)被害者」という看板を背負っています。
名乗るたびに胸がつまり、あまり楽しいことではありません。慣れることもありません。
「強かん致死罪」だと被害者をできるだけ思い罪(無期または懲役5年以上)にできるが、裁判員裁判になり、それに向き合う必要があり、辛い思いをする。
「強かん」だと罪(懲役3年以上)と軽くなるが、裁判員裁判にならない。
裁判員に受けた被害者に事件の詳細を知らされることになる。
性被害は知られたくないとのことで被害届を出さない女性も多いが、裁判員裁判になるとその知られたくないことが裁判員に知られることになるという苦痛を味わう。
加害者を重い罪にしたい気持ちがあっても、それが嫌で「強かん」を希望する被害者も多い。
性被害
・加害者との関係(2994人)
知らない人48%、顔見知り47%、無記載5%
・顔見知り加害者の内訳(1410人)
親13%、兄弟姉妹11%、祖父2%、親戚4%、恋人11%、配偶者5%、職場関係16%、教師4%、その他34%
私が知り合った3000人の被害当事者がそれぞれ、心に大きな傷を負い、その苦しみから抜け出そうともがきながら日々の生活を送っています。
被害者自身が、被害当事者の支援者になる・・・。
性犯罪・性暴力被害者のための「ワンストップセンター」の設置も、全国で広がりつつある。
2016年9月に法相の諮問機関「法制審議会」は性犯罪の厳格化に向けた刑法の改正について、金田活年法相に答申した。
楽じゃないです。私も、よくよくよく知っています。
わかるんです。
たたかう。
その覚悟は、誰にでも誇れるくらい、素晴らしいものです。
きっとそのたたかいに、力を貸してくれる人がいる。
そのたたかいを、別のどこかで選んでいる人もいる。
たたかいを続けたまま、安心できる瞬間だって、きっとある。
性暴力被害の経験をもつすべての人たちへ。
自信を持って、胸を張っていてください。
そして私も、みなさんと一緒にたたかっていると思いたい。
必ず、たたかい続けると、覚悟を決めて。
性犯罪厳罰化へ 法定刑引き上げ、非親告罪化 「強姦罪」は「強制性交等罪」に変更
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%80%a7%e7%8a%af%e7%bd%aa%e5%8e%b3%e7%bd%b0%e5%8c%96%e3%81%b8-%e6%b3%95%e5%ae%9a%e5%88%91%e5%bc%95%e3%81%8d%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%80%81%e9%9d%9e%e8%a6%aa%e5%91%8a%e7%bd%aa%e5%8c%96-%e3%80%8c%e5%bc%b7%e5%a7%a6%e7%bd%aa%e3%80%8d%e3%81%af%e3%80%8c%e5%bc%b7%e5%88%b6%e6%80%a7%e4%ba%a4%e7%ad%89%e7%bd%aa%e3%80%8d%e3%81%ab%e5%a4%89%e6%9b%b4/ar-AAmh5qd?ocid=spartandhp#page=2産経新聞
法務省は、性犯罪の法定刑の下限を引き上げるなど厳罰化する刑法改正案を20日に召集された通常国会に提出する方向で検討している。罰則を強化するほか、被害者の告訴が必要となる親告罪だった強姦(ごうかん)罪などについて非親告罪化することも盛り込む。罪名も「強姦罪」を「強制性交等罪」に変更する方針で、女性が被害者となることを前提とした名称から性差のない名称に変わる。成立すれば明治時代から続いた「強姦罪」の名称はなくなる。
強姦罪や強制わいせつ罪は現在、被害者の尊厳やプライバシー保護などを考慮して親告罪となっており、加害者の報復や事件化で被害が公になることなどを恐れて告訴に至らないケースも多かったとされる。
このため、犯人の処罰にあたって「被害者にその可否をゆだねるのは負担が重い」という声も根強く、告訴がなくても起訴できる非親告罪化すべきだとの意見が多かった。
刑法改正案は強姦罪(強制性交等罪)、強制わいせつ罪を非親告罪化▽懲役3年以上としていた強姦罪の法定刑の下限を5年以上、無期又は懲役5年以上の強姦致死傷罪の下限を6年以上とする-などとしている。この中で、加害者を男性、被害者を女性とした強姦罪の性差をなくして「強制性交等罪」とし、男性の被害も対象とする。併せて、性交に準じた行為も処罰するよう改める。
また、18歳未満の子供に対し、親などが「監護者」としての立場を利用してわいせつな行為や性行為をすれば、罰することができる規定を新設する。名称は「監護者わいせつ罪」「監護者性交等罪」とする方針。
感想;
とても顔を出すことは勇気あることだと思います。
彼女が声を出すことで、社会は知ることができます。
泣き寝入りしている人がとてもたくさんいます。
泣き寝入りしないで済むように仕組みも変えていく必要があると思いました。
そして厳罰化をすることで、強かんが減ると良いのですが。
彼女の勇気ある行動が社会を動かそうとしています。
彼女の行動が、強かんされた多くの女性の力にもなっています。
名乗るたびに胸がつまり、あまり楽しいことではありません。慣れることもありません。
「強かん致死罪」だと被害者をできるだけ思い罪(無期または懲役5年以上)にできるが、裁判員裁判になり、それに向き合う必要があり、辛い思いをする。
「強かん」だと罪(懲役3年以上)と軽くなるが、裁判員裁判にならない。
裁判員に受けた被害者に事件の詳細を知らされることになる。
性被害は知られたくないとのことで被害届を出さない女性も多いが、裁判員裁判になるとその知られたくないことが裁判員に知られることになるという苦痛を味わう。
加害者を重い罪にしたい気持ちがあっても、それが嫌で「強かん」を希望する被害者も多い。
性被害
・加害者との関係(2994人)
知らない人48%、顔見知り47%、無記載5%
・顔見知り加害者の内訳(1410人)
親13%、兄弟姉妹11%、祖父2%、親戚4%、恋人11%、配偶者5%、職場関係16%、教師4%、その他34%
私が知り合った3000人の被害当事者がそれぞれ、心に大きな傷を負い、その苦しみから抜け出そうともがきながら日々の生活を送っています。
被害者自身が、被害当事者の支援者になる・・・。
性犯罪・性暴力被害者のための「ワンストップセンター」の設置も、全国で広がりつつある。
2016年9月に法相の諮問機関「法制審議会」は性犯罪の厳格化に向けた刑法の改正について、金田活年法相に答申した。
楽じゃないです。私も、よくよくよく知っています。
わかるんです。
たたかう。
その覚悟は、誰にでも誇れるくらい、素晴らしいものです。
きっとそのたたかいに、力を貸してくれる人がいる。
そのたたかいを、別のどこかで選んでいる人もいる。
たたかいを続けたまま、安心できる瞬間だって、きっとある。
性暴力被害の経験をもつすべての人たちへ。
自信を持って、胸を張っていてください。
そして私も、みなさんと一緒にたたかっていると思いたい。
必ず、たたかい続けると、覚悟を決めて。
性犯罪厳罰化へ 法定刑引き上げ、非親告罪化 「強姦罪」は「強制性交等罪」に変更
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%80%a7%e7%8a%af%e7%bd%aa%e5%8e%b3%e7%bd%b0%e5%8c%96%e3%81%b8-%e6%b3%95%e5%ae%9a%e5%88%91%e5%bc%95%e3%81%8d%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%80%81%e9%9d%9e%e8%a6%aa%e5%91%8a%e7%bd%aa%e5%8c%96-%e3%80%8c%e5%bc%b7%e5%a7%a6%e7%bd%aa%e3%80%8d%e3%81%af%e3%80%8c%e5%bc%b7%e5%88%b6%e6%80%a7%e4%ba%a4%e7%ad%89%e7%bd%aa%e3%80%8d%e3%81%ab%e5%a4%89%e6%9b%b4/ar-AAmh5qd?ocid=spartandhp#page=2産経新聞
法務省は、性犯罪の法定刑の下限を引き上げるなど厳罰化する刑法改正案を20日に召集された通常国会に提出する方向で検討している。罰則を強化するほか、被害者の告訴が必要となる親告罪だった強姦(ごうかん)罪などについて非親告罪化することも盛り込む。罪名も「強姦罪」を「強制性交等罪」に変更する方針で、女性が被害者となることを前提とした名称から性差のない名称に変わる。成立すれば明治時代から続いた「強姦罪」の名称はなくなる。
強姦罪や強制わいせつ罪は現在、被害者の尊厳やプライバシー保護などを考慮して親告罪となっており、加害者の報復や事件化で被害が公になることなどを恐れて告訴に至らないケースも多かったとされる。
このため、犯人の処罰にあたって「被害者にその可否をゆだねるのは負担が重い」という声も根強く、告訴がなくても起訴できる非親告罪化すべきだとの意見が多かった。
刑法改正案は強姦罪(強制性交等罪)、強制わいせつ罪を非親告罪化▽懲役3年以上としていた強姦罪の法定刑の下限を5年以上、無期又は懲役5年以上の強姦致死傷罪の下限を6年以上とする-などとしている。この中で、加害者を男性、被害者を女性とした強姦罪の性差をなくして「強制性交等罪」とし、男性の被害も対象とする。併せて、性交に準じた行為も処罰するよう改める。
また、18歳未満の子供に対し、親などが「監護者」としての立場を利用してわいせつな行為や性行為をすれば、罰することができる規定を新設する。名称は「監護者わいせつ罪」「監護者性交等罪」とする方針。
感想;
とても顔を出すことは勇気あることだと思います。
彼女が声を出すことで、社会は知ることができます。
泣き寝入りしている人がとてもたくさんいます。
泣き寝入りしないで済むように仕組みも変えていく必要があると思いました。
そして厳罰化をすることで、強かんが減ると良いのですが。
彼女の勇気ある行動が社会を動かそうとしています。
彼女の行動が、強かんされた多くの女性の力にもなっています。