幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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高1が涙、道に散乱した紙拾い集め 鴻巣署が感謝状…見ないふり辛い "心が温かくなる”

2017-01-06 11:58:18 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00010002-saitama-l11 埼玉新聞 1/6(金)
 埼玉県の鴻巣署は4日、県道に散乱していた古紙を一人で回収した行田市在住、県立鴻巣高校1年の湯本里咲さん(16)に感謝状を贈った。見て見ぬふりをして通り過ぎる自分を受け入れられず、後先のことを考えずに一心不乱に集めた行動は、周囲の心を揺り動かした。

 自転車で通学している湯本さんは昨年12月21日夕方、鴻巣市屈巣の県道を通りがかった際、新聞紙や折り込みチラシが半径約3メートルにかけて大量に散乱しているのを目の当たりにした。一度はそのまま通り過ぎたものの、「何もしていない自分に辛くなった」と戻って来た。

 当初は古紙を自転車の前かごに積んで自宅に持ち帰ろうとしたが、収まり切れない。約500メートル離れたコンビニエンスストアへ行き、ごみ袋を買って戻り、再び拾い集めた。現場は交通量の激しい通り。湯本さんは青信号になるたびにひたすら拾い続けた。
 
 午後5時20分ごろ、同署に「女子高生が落とした荷物を一人で拾っている。かわいそうだから助けてほしい」と連絡が入った。署員が駆け付けると、すでにごみ袋3袋分、計10キロの古紙が回収されていた。持ち帰り方法を考えていた矢先に署員が到着。安心した湯本さんの目からは涙が流れた。
 
 高校ではバスケ部に所属している湯本さん。学校周辺のごみ拾いなど美化活動をしてから朝の練習に取り組んでおり、「学校でもやっているので当たり前と思って拾いました」と振り返った。
 
 市村知孝署長から感謝状を贈られ、湯本さんは「周りの事をもっと見られる一年にしたいです」とほほ笑んだ。

感想
心が温かくなりました。
こういう人がいらっしゃるんだと。

今朝、新宿駅を降り、甲州街道沿いのルミネの横を歩いていたら、ゴミがたくさん散乱していました。
近くには交通整理の警備員さんがいらっしゃいました。
拾うには、ゴミ袋が必要なくらいでした。
拾うには拾いきれない量です。
通り過ぎました。

そして、この記事を見ました。
学校周辺の美化活動をされているとのこと。
警察に電話された方、感謝状を渡した鴻巣署、それを伝えた新聞社もステキでした。



「サバイバー~池袋の路上から生還した人身取引被害者」 マルセー・ロアイサ著  "需要があるから存在する”

2017-01-06 09:14:00 | 本の紹介
日本でお金が稼げると言われ、日本に来ると、池袋の路上での立ちんぼとして売春をさせられました。日本のやくざも絡んでいます。
1)日本に来る手配をした組織に毎日2万円払う
2)働く許可を得るために外でヤクザに1万円払うこと
3)この家の家事を手伝うこと。それで部屋代と食事代の支払いとする。
4)支払いができない場合、借金の利子がつき始める。
5)今の借金は500万円。およそ2億円ぺスだ。

日本に入る時は、母国コロンビアのパスポートでは入国できないとのことで、機内で代わりのパスポートと旅券を渡され、ドキドキしたが、入国は何の問題もなく終わった。
売春だけでなく、スナックやストリップショーなど様々な性風俗の体験をしました。
領事館に逃げ込み、母国に帰国後、日本での体験を本にしてベストセラーになりました。

感想
貧困がこのような問題を引き起こしているのでしょう。
テロもその根っこには貧困があるからなのでしょう。
貧困層が多くなると国がおかしくなると言われています。

日本でもOECDが定義する貧困層(可処分所得の半分以下の人)は16%と言われています。
「若者を見殺しにする国」赤木 智弘著にも、戦争になれば、ニートの若者にもチャンスが来る。
今の日本で恵まれている者も恵まれていない者も戦争に行く。
そうすれば収入格差もなくなる。
つまり社会が混乱すれば、貧困層の人にもチャンスが来るとの論理でした。

性風俗は供給する女性の貧困と、需要側はそれを求める男性が、そして仲介するヤクザなどが利益を上げる構図があるかと思います。
その3つの一つでも崩れるとそのようなビジネスはなくなります。
ただ、貧困対策をせずに規制してもまた違う道に行くだけですが。