幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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稲田防衛相「食事せず戻った」 豪雨対応中の不在を釈明 ”大局観の欠如?”

2017-07-07 14:26:55 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%a8%b2%e7%94%b0%e9%98%b2%e8%a1%9b%e7%9b%b8%e3%80%8c%e9%a3%9f%e4%ba%8b%e3%81%9b%e3%81%9a%e6%88%bb%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8d-%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e5%af%be%e5%bf%9c%e4%b8%ad%e3%81%ae%e4%b8%8d%e5%9c%a8%e3%82%92%e9%87%88%e6%98%8e/ar-BBDVYQe?ocid=spartandhp#page=2朝日新聞デジタル
 稲田朋美防衛相は7日の閣議後会見で、九州北部の豪雨で自衛隊が捜索救助にあたっていた6日昼に約1時間、防衛省を離れたことについて、「近辺におり、随時連絡を受け、速やかに戻れる態勢をとっていた」と述べ、問題はなかったとの認識を示した。

 6日昼は稲田氏をはじめ、副大臣や政務官ら政務三役が一時不在の状態になった。稲田氏は同省を離れた理由について6日夜、「政務として、民間の方々との防衛政策に関する勉強会に出席した」と説明する文書を出した。

 7日の会見では、稲田氏は「政務三役は常に情報をとり適切な指示もできる対応をとっている」と強調。自身の対応については「(勉強会は)以前からセットされていた。時間を短縮して防衛省に戻った」とし、会合では「昼時だったので食事は出ていたが、食事はせずに戻った」とも説明した。そのうえで、「非難の声があることは承知している。緊張感をもって災害対応をしっかりとやっていきたい」と述べた。

 一方、民進党の野田佳彦幹事長は7日午前、同党の災害対策本部会合で「被災者にとって本当に迷惑な話だし、現場対応の士気に関わる」と批判し、「即刻、罷免(ひめん)を強く要求したい」と語った。

感想
何が今もっとも重要かの判断がひょっとしてできない人なのかもしれません。
大災害の対応で自衛隊が支援に現場で作業をされています。
いつ何時、防衛相として判断や指示が求められるかわからない状況で、タイムリーに指示を出す必要があります。

その重要な時に政務を優先。政務は今しなければならないことなのか?⇒NO 急がないことだったと思います。

昼食も食べなかったとの発言。
まるで、雪印乳業の食中毒事故が起きた当時の社長が「寝てないんだ!」の発言で大ひんしゅくでした。昼食を食べたかどうかは、関係ないことで、対策本部か執務室にいて昼食を取ればよい話です。まるで子どものような発想「私は昼食も取らずに仕事しているんだ」のように感じたのですが、いかがでしょうか?

これまでの数々の失言(南スーダン)、嘘発言(森友学園の弁護をしていたのにしていない)、知識欠如(自衛隊員に特定の政党への投票お願い)、そして今回と、本当の危機の時に適切な判断ができる人なのだろうか?と心配になりました。

野中広務氏「再び戦争になる歴史を歩むべきではない」「防衛相をクビにしていれば…」 ”アイヒマン実験”

2017-07-07 01:34:44 | 生き方/考え方
http://www.iza.ne.jp/smp/kiji/politics/news/170705/plt17070510000002-s1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link 産経新聞2017.7.5

 自民党幹事長や官房長官を歴任した野中広務氏は4日夜、同党の安倍晋三総裁(首相)が目指す憲法改正について、東京都内で記者団に「私個人は反対だ」と述べた。

 野中氏は、自民党額賀派(平成研究会、旧経世会)の結成30周年の会合にOBとして出席。終了後、記者団の取材に応じ「私みたいに戦争に行き、死なずに帰ってきた人間としては、再び戦争になるような歴史を歩むべきではない。これが信念だ」と強調し、憲法9条に自衛隊の存在を明記するなどの改憲案に反対を唱えた。

 また、東京都議選での自民党の大敗に触れ、「選挙戦の最中に(稲田朋美)防衛相をクビにしていれば、小池百合子都知事(が率いた都民ファーストの会)はあんなに勝っていない」と述べ、首相の対応に疑問を呈した。

感想
もう、自民党内には自由に自分の意見を言える人がいないのでしょうか?
それとも、自分の意見がないのでしょうか?

自分に信念がないと、上からの指示に対して、粛々と実践してしまいます。
それが適切でなくても。
アイヒマンを思い出しました。
信念を持たないと、とんでもないことをしてしまいます。
自民党議員の方もぜひ信念を持って行動して欲しいです。

「なぜあの人は平気であなたを傷つけるのか」春日武彦著
ユダヤ人の政治学者、ハンナ・アーレントはアイヒマン注)の裁判を傍聴してレポートを作成しました。「イェルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告」

注)アイヒマンはナチスにおいてゲシュタポ宗派部ユダヤ人課課長だった人物で、数百万のユダヤ人を強制収容所へ移送するための指導的役割を担っていました。戦後アルゼンチンへ逃亡したもののイスラエルの特務機関に捕まって死刑に処せられました。

当初、彼女はアイヒマンがいわばサディスティックで殺人狂のサイコ野郎であろうと想像していました。そんな人間でなければ、ガス室の存在を承知で大量のユダヤ人を強制収容所へ送り込むような仕事に血道を上げたりしないだろうからと。ところが実際に裁判で目にしたアイヒマンは想像と大きく異なっていました。小役人、あるいは決まりきった作業に携わる実直な事務員といった印象の凡庸な男でしかありませんでした。絶対悪を体現したかのような怪物的人物ではなく、命じられたkとおを忠実に実行するだけの、退屈で月並みで紋切り型のつまらぬ男、取るに足らぬ人物でしかありませんでした。

アーレントは考えます。アイヒマンはあまりにも自分というものがなかった。
自分で考えたり、他人の立場に立って想像したり、自分なりに善悪を判断しようといった姿勢も意欲も能力もなかった。
むしろそうした主体性のなさ、盲目的な忠実さとともに、それなりに遂行能力があったことが、かえってナチスにとって有用な人物として機能したのだろうと。そして彼女は「悪の凡庸さ」「悪の陳腐さ」を強調します。

「アイヒマン実験」
スタンレー・ミルグラムがイェール大学の講師だった時に行った心理実験。詳細は本「服従の心理」。
質問者と回答者。回答者が間違うと、回答者に罰として電圧ショックを与える。電圧は15ボルトから450ボルトまで、回答者が間違えると電圧の高いボタンを与える。回答者は電圧に応じてショック状態を演じるように依頼しており、実際に電圧はかかっていない。電圧が上がるにつて、悲鳴に近い叫びが発せられ、最高レベルでは回答者は動かない。
質問者は指示者に従い電圧を与え続けた。

実験の結果、40人の質問者の内、26人が最高レベルの450ボルトまで電撃を与えた。270ボルト以下で実験を中止した質問者はわずか8人にしかいなかった。