幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「わが家の母はビョーキです」(マンガ)中村ユキ作 "母親の病気を隠さない”

2017-07-24 00:20:20 | 本の紹介
統合失調症;100人に1人、患者数は75万人を超えているらしい。
私の母は27歳とき突然おかしいことを言いはじめ、そしてこの病気を発病した。
当時、私は4歳。
病気を理解できず、あっという間に10年たち、誰にも相談できず不安を抱え、そして20年。
「生きるってツライんだね。消えちゃったらラクだろうな」「そうだね」
母娘でゼツボー的になったりしたけど・・・

私の結婚で生活カンキョー一変
「気楽が一番。疲れるコトは考えないの!」物事を深く考えない男と結婚。
「生きてりゃいいコトもあるよね」(母) 「そうだね」(私)
「みんな一緒でしあわせ」(夫) 楽しい我が家です。

ワタシ自身、病気のコトを知るにつれ、イラだちや不安もちいさくなりました。とっても生きやすくなりました。
今は前向きにトーシツライフ。だからみんなにも知ってもらいたい!
じつは身近にあるのにあんまり聞かない病気。

・ドクターは母任せにしない。母は良いことしか医者に行っていなかった。
・障害年金を申請する。
・地域生活支援センターが一緒に考えてくれる。社会支援を活用する。
・変薬の効果(薬を減らす)
・早期治療で早期開発。

感想
「心病む母が遺してくれたもの-精神科医の回復への道のり-」夏苅郁子著
この本にこのマンガが紹介されていました。
「中村ユキさんのマンガ「わが家の母はビューキです」と出会った。母のことを公表したら、精神科医としての自分の地位や評判が落ちるのではないか、患者さんが来てくれなくなるのではないか、という恐怖と、かろうじて保っている「自分の心の蓋をあけてしまう不安
があった。ユキさんのマンガは、私のそんな感情を一気に突き抜けて心に飛び込んできた。このマンガを読んだ瞬間が私のグラン・ジェテ(跳躍)だった。迷いや葛藤から数十年ぶりに解放された。自分がやるべきこと、やりたいことがはっきり見えてきた。私は臆することなく母のことを話すようになった。感謝の心は人にエネルギーを与えてくれる。感謝して話すたびに、私は現気になった。人はいつだって変れれる!」

それで見ました。
夏苅郁子さんにとって、大きな力になったことがわかるようでした。