・「考えるより、やってみる」。それは、取り立てて取り柄のなかった私の、生きる術の一つになっていると思います。
・結果的に、お茶汲みをやってよかったと思います。毎朝、お茶を配りながらひと通り先輩職員と会話ができ、コミュニケーションが取れましたから、新米職員にとっては、とてもいい機会でした(キャリア採用の女性職員だけに、女性だからといってお茶汲みさせて良いかの議論の末にお茶汲みをさせた)。
・失敗は、数えたらきりがありません。その都度落ち込みましたが、ミスを繰り返すうちに分かったことは、「一晩寝ると、つらさがやわらぐ」ということ。今も、「どうしようもない」というときほど、あっさりベッドに入ります。いっそのこと寝てしまうと、翌朝は少し気が楽になっています。落ち着くと、解決策を考えられる。時間というのは、素晴らしい薬です。
・現場を見るとやはり理解が早くなる。そのことは外務省出向時代に経験していましたから、現場を見ることは新しい職場の入門編としては一番大事だと思っていました。
・不思議だなと思います。日々の仕事と子育ての大変さなど事態は何も変わっていないのに、考え方一つで楽になれた。大切なことが分かっていれば、判断は楽だし、ぶれない。自分にとって何が一番大切かを考えることは、間違いのない選択をするためにもとても重要なのかもしれません。
・自信がない、できないと思っても、やってみたからこそ「今なら立派な係長になれる」思える私になれた。力不足だなと思っても、少し背伸びした難しい仕事をやってみると、その前の仕事を楽にできる自分に必ずなっているのだと思います。だからこそ、「昇進には尻込みしないでほしい」ということを、働く女性に強く伝えたいのです。
・パワハラ系上司の下で、
一つは、ダメ上司のもとでも、あきらめずに努力すること。「あんなバカな上司の下でなんかやってられない」とさぼってしまったら、それは上司と同じレベルになってしまいます。部下の方が努力していることが見えると、見方も増えます。第三者も耳を傾けてくれます。
もう一つは、ごく客観的に「私」ではなく「会社」の立場で話をすること。「上司が全くひどいんです」「上司が悪いので、ものすごく大変なんです」という「私」のスタンスで訴えると、会社からすれば、無能な上司と辛抱が足らない部下の痴話げんかというように捉えられがち。そうなると上司が悪くてもけんか両成敗になるリスクもあります。そうならないためにも、「上司のここが問題。それをカバーするため、私はこれとこれを頑張っているけれども、これ以上は会社や取引先、ユーザーにこういう迷惑がかかってしまうからなんどかしたい」というふうに客観的視点から伝えると、会社にも事態が伝わり、検討してもらう余地が出ると思います。
・現場を知ることが企画力を生む。「ニコンつばさ工房」は自閉症の方のこだわりの強さが、驚くほど精度の高い高級顕微鏡の製品を生み出していたのです。
・ケーキ店では、その前に雇っていたアルバイトがすごく不愛想で、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」もろくに言えなかった。それならば、聴覚に障害がある人でもできるはずだと、感じのいい彼女の採用を決断したそうです。そのお店では、お客はあらかじめケーキ名が書かれた伝票に欲しい個数を書いて店員さんに渡す、店員さんは伝票通りのケーキを箱につめて会計をし、その金額を伝票に書いてお客さんに渡す、後はお金を受け取るだけ。確かに、これなら聴覚に障害があってもできます。
・拘置所では新聞は読売新聞か産経新聞のどちらかが取れて、スポーツ新聞も1紙取れました。夕方から就寝時間までの間はラジオが流れました(番組を編集して流している)。
・折れない心の秘密
・「全部自分の時間」に思うこと
全部が自分の時間であることは、つまり、誰かのために何かをすることがないということです。唯一、手紙を書くことが誰かのための時間でした。不思議なもので、あんなに仕事も家のことも大変だと思っていたのに、誰かのために仕事をさせてもらえること、ご飯を創ることができることは、とてもありがたいことなんだと思えました。誰かのために何かをできることが幸せ、やはり人は、一人ではいきていけないものなのかもしれません。
・拘置所で読んで150冊
・「一日一生」を心の糧に。「一日が一生、と思って生きる。千日は、ただそお繰り返し。明日はまた新しい人生が生まれてくる。身の丈にあったことを毎日くるくる繰り返す。あせらず、あわてず、あきらめず、無理をしない」酒井雄哉「一日一生」
・「今、何ができるか」だけを考える。
・目標を低く設定してみる
・食べて眠れば人生なんとかなる
・「好奇心」があったから心が折れなかった
・なかでもびっくりしたのは、検察官は法廷で平気で嘘の証言をすることでした。証拠改ざん・隠ぺい事件の裁判でも、現役検事か元検事のどちらかは明らかに嘘をついています。
・話しても話しても、聞いてくれず、書いてもくれず、信じてもらえないこと。「想像の話だけど」と國井検事が話したことが、上村元係長が話したことにすり変わって供述調書に書かれていったこと。再逮捕や勾留期間の延長を盾に脅しめいたことを言われ、検事が作った調書にサインせざるを得なかったこと。
・判決直後、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発覚し、検察が控訴を断念。
感想;
日産が検査で資格のない人が行っただけでなく、書類の偽造をしていたとのことです。
そういう犯罪を調査立件する検察が偽証・偽造しているのですから、人とは弱いものなのでしょう。
「にんげんだもの 逢」相田みつを著
弱きもの人間
欲ふかきもの にんげん
偽り多きもの にんげん
そして 人間のわたし
それにしても、無実の人間が逮捕され、罪を着せられて、犯罪者を作っていくのでしょう。
人の一生を台無しにしていることに、検察の人々はどう思われているのでしょう?
せめて取り調べをすべて録画して違法なことが起きないようにしてほしいものです。
村木さんがそれまで真面目にきちんとされていたことが、多くの人の信頼を得ておられました。
「村木さんに限ってそんなことをする人ではない」
多くの人が心が折れてやっていない罪を認めてしまいがちです。
睡眠と食事が十分とれなくして人を極限状態に追い込まれるのでしょう。
戦前の多くの冤罪を生んだ時代ではなく、まさに今も冤罪作りが進んでいる日本社会、今の検察のやり方を認めているのが恐ろしくなりました。
いつ何時、逮捕されるかもしれないと思いました。
一方、詩織さんの強かんは本人が訴えても逮捕も起訴もされません。
何か大きな矛盾を考えてしまいました。
日本は法治国家なのだろうか?
情報開示も低いです。
真実が国民に知らされていない国になっています。
http://ecodb.net/ranking/pfi.html
報道の自由度ランキング
2017年の報道の自由度ランキングを掲載しています(対象: 180ヶ国)。
日本は72位、韓国は63位です。
・結果的に、お茶汲みをやってよかったと思います。毎朝、お茶を配りながらひと通り先輩職員と会話ができ、コミュニケーションが取れましたから、新米職員にとっては、とてもいい機会でした(キャリア採用の女性職員だけに、女性だからといってお茶汲みさせて良いかの議論の末にお茶汲みをさせた)。
・失敗は、数えたらきりがありません。その都度落ち込みましたが、ミスを繰り返すうちに分かったことは、「一晩寝ると、つらさがやわらぐ」ということ。今も、「どうしようもない」というときほど、あっさりベッドに入ります。いっそのこと寝てしまうと、翌朝は少し気が楽になっています。落ち着くと、解決策を考えられる。時間というのは、素晴らしい薬です。
・現場を見るとやはり理解が早くなる。そのことは外務省出向時代に経験していましたから、現場を見ることは新しい職場の入門編としては一番大事だと思っていました。
・不思議だなと思います。日々の仕事と子育ての大変さなど事態は何も変わっていないのに、考え方一つで楽になれた。大切なことが分かっていれば、判断は楽だし、ぶれない。自分にとって何が一番大切かを考えることは、間違いのない選択をするためにもとても重要なのかもしれません。
・自信がない、できないと思っても、やってみたからこそ「今なら立派な係長になれる」思える私になれた。力不足だなと思っても、少し背伸びした難しい仕事をやってみると、その前の仕事を楽にできる自分に必ずなっているのだと思います。だからこそ、「昇進には尻込みしないでほしい」ということを、働く女性に強く伝えたいのです。
・パワハラ系上司の下で、
一つは、ダメ上司のもとでも、あきらめずに努力すること。「あんなバカな上司の下でなんかやってられない」とさぼってしまったら、それは上司と同じレベルになってしまいます。部下の方が努力していることが見えると、見方も増えます。第三者も耳を傾けてくれます。
もう一つは、ごく客観的に「私」ではなく「会社」の立場で話をすること。「上司が全くひどいんです」「上司が悪いので、ものすごく大変なんです」という「私」のスタンスで訴えると、会社からすれば、無能な上司と辛抱が足らない部下の痴話げんかというように捉えられがち。そうなると上司が悪くてもけんか両成敗になるリスクもあります。そうならないためにも、「上司のここが問題。それをカバーするため、私はこれとこれを頑張っているけれども、これ以上は会社や取引先、ユーザーにこういう迷惑がかかってしまうからなんどかしたい」というふうに客観的視点から伝えると、会社にも事態が伝わり、検討してもらう余地が出ると思います。
・現場を知ることが企画力を生む。「ニコンつばさ工房」は自閉症の方のこだわりの強さが、驚くほど精度の高い高級顕微鏡の製品を生み出していたのです。
・ケーキ店では、その前に雇っていたアルバイトがすごく不愛想で、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」もろくに言えなかった。それならば、聴覚に障害がある人でもできるはずだと、感じのいい彼女の採用を決断したそうです。そのお店では、お客はあらかじめケーキ名が書かれた伝票に欲しい個数を書いて店員さんに渡す、店員さんは伝票通りのケーキを箱につめて会計をし、その金額を伝票に書いてお客さんに渡す、後はお金を受け取るだけ。確かに、これなら聴覚に障害があってもできます。
・拘置所では新聞は読売新聞か産経新聞のどちらかが取れて、スポーツ新聞も1紙取れました。夕方から就寝時間までの間はラジオが流れました(番組を編集して流している)。
・折れない心の秘密
・「全部自分の時間」に思うこと
全部が自分の時間であることは、つまり、誰かのために何かをすることがないということです。唯一、手紙を書くことが誰かのための時間でした。不思議なもので、あんなに仕事も家のことも大変だと思っていたのに、誰かのために仕事をさせてもらえること、ご飯を創ることができることは、とてもありがたいことなんだと思えました。誰かのために何かをできることが幸せ、やはり人は、一人ではいきていけないものなのかもしれません。
・拘置所で読んで150冊
・「一日一生」を心の糧に。「一日が一生、と思って生きる。千日は、ただそお繰り返し。明日はまた新しい人生が生まれてくる。身の丈にあったことを毎日くるくる繰り返す。あせらず、あわてず、あきらめず、無理をしない」酒井雄哉「一日一生」
・「今、何ができるか」だけを考える。
・目標を低く設定してみる
・食べて眠れば人生なんとかなる
・「好奇心」があったから心が折れなかった
・なかでもびっくりしたのは、検察官は法廷で平気で嘘の証言をすることでした。証拠改ざん・隠ぺい事件の裁判でも、現役検事か元検事のどちらかは明らかに嘘をついています。
・話しても話しても、聞いてくれず、書いてもくれず、信じてもらえないこと。「想像の話だけど」と國井検事が話したことが、上村元係長が話したことにすり変わって供述調書に書かれていったこと。再逮捕や勾留期間の延長を盾に脅しめいたことを言われ、検事が作った調書にサインせざるを得なかったこと。
・判決直後、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発覚し、検察が控訴を断念。
感想;
日産が検査で資格のない人が行っただけでなく、書類の偽造をしていたとのことです。
そういう犯罪を調査立件する検察が偽証・偽造しているのですから、人とは弱いものなのでしょう。
「にんげんだもの 逢」相田みつを著
弱きもの人間
欲ふかきもの にんげん
偽り多きもの にんげん
そして 人間のわたし
それにしても、無実の人間が逮捕され、罪を着せられて、犯罪者を作っていくのでしょう。
人の一生を台無しにしていることに、検察の人々はどう思われているのでしょう?
せめて取り調べをすべて録画して違法なことが起きないようにしてほしいものです。
村木さんがそれまで真面目にきちんとされていたことが、多くの人の信頼を得ておられました。
「村木さんに限ってそんなことをする人ではない」
多くの人が心が折れてやっていない罪を認めてしまいがちです。
睡眠と食事が十分とれなくして人を極限状態に追い込まれるのでしょう。
戦前の多くの冤罪を生んだ時代ではなく、まさに今も冤罪作りが進んでいる日本社会、今の検察のやり方を認めているのが恐ろしくなりました。
いつ何時、逮捕されるかもしれないと思いました。
一方、詩織さんの強かんは本人が訴えても逮捕も起訴もされません。
何か大きな矛盾を考えてしまいました。
日本は法治国家なのだろうか?
情報開示も低いです。
真実が国民に知らされていない国になっています。
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日本は72位、韓国は63位です。