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「私たちの思いが正確に伝えられてない」NHK記者過労死、両親が反論会見 ”報道姿勢が問われている”

2017-10-14 08:28:08 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00006797-bengocom-soci 10/13(金)

NHK首都圏放送センターの記者で2013年に過労死した佐戸未和さん(当時31)の両親が10月13日、「私たちの思いは正確には伝えられていない」と東京・霞が関の厚労省記者クラブで会見を開いた。

冒頭、会見を開いた経緯について両親は、「各メディアからNHKの発表内容に基づいた報道がされてきましたが、私たちの思いが正確には伝えられていないことや、事実誤認もあります。未和と同じ記者の皆様には、私たち夫婦の口から直接お話をさせていただいた方が良いと考えました」と説明した。

●局内で公表されず、募る不信感

両親によると、毎年、未和さんの命日の前後にかけては、親交のあったNHKの同期や同僚が多く見舞いに訪れるという。しかし彼らからは、「過労死の事実について局内で伝えられていない」「NHKの働き方改革が進んでいるのは、未和さんの過労死があったからだということは知られていない」という声ばかりを聞いた。

「不名誉な案件として出さない方針にしているのではないか。過労死がなぜ起こったのか局内で自己検証もされておらず、誰も責任をとっていないのではないか」。未和さんの死が、NHKの働き方改革推進の礎になっていることを知って欲しいと強く感じていたという。

未和さんの死が明らかに伝わっていないーー。両親がその思いを強めたのは、今年に入ってからだ。未和さんの母は「全国過労死を考える家族の会」を通じて会合やシンポジウムに参加する中で、取材に来ていた記者たちに「自分の娘もNHKで過労死でなくなった」と打ち明けた。その際にNHKの記者もいたが、「そんなことがあったのか」と初めて聞く話に驚愕していた。

「NHKで長時間労働や過労死を実際に取材する報道現場の人でさえ知らない。声を上げなければ未和のことはNHKで埋もれてしまう。それは許せないと感じた」。

さらに、NHKの対応も拍車をかけた。毎年未和さんの命日1か月前には、勤務していた首都圏放送センターから電話があり、命日の訪問について連絡があった。しかし、今年は4日前になっても何の連絡もなかった。「来て欲しいということではないが、未和のことが局内で周知されていないのではないか」。代理人の川人博弁護士にそう連絡をしたところ、川人弁護士を通じて、ようやくNHKから両親の元に連絡が来た。

NHKは電通の過労自殺事件をはじめ、特番を組んで長時間労働による過労死問題を熱心に報道していた。その一方で、未和さんが過労死したという事実は局内に伝えられてこなかった。そういった特番を見ながら、両親のNHKに対する不信感は募っていった。

「NHKは自らに起こったことは棚上げにしたままではないか。NHKが未和の過労死を忘れず、遺族の心情に寄り添ってくれていると感じたことはない」。未和さんの死に真摯に向き合わないNHKに、怒りの目を向けるようになった。

●「2014年にお詫びを申し上げた」は事実ではない

NHKは報道陣に対し、2014年の労災認定後、謝罪したと説明しているが、両親は「事実ではありません」ときっぱり答えた。

両親によると、2014年7月の命日に、当時の首都圏報道センター長が弔問し、文書を出したという。しかしその内容は、「一周忌を迎え、謹んで哀悼の意を評しますとともに、ご遺族の方々にお悔やみ申し上げます」などと始まり、最後まで一言のお詫びも記載されていなかった。

●「遺族が公表を望まない意向を示していた」は事実ではない

NHKは未和さんの過労死の公表について、「当初は遺族側から公表を望まないとの意向を示されていたので、公表を控えていた」と説明していた。しかし、それに対して両親は、「事実ではありません」とはっきりと述べた。

未和さんの父は「未和の急死後、妻が体調を崩し、私も24時間張り付くという状況が続いていた。そうした状況だったので、川人弁護士はそっとしておいて欲しいと(NHK側に)伝えたと思う」。

また川人弁護士は、「労災認定された時点で記者会見を開くということは(遺族の状況から)考えていなかったので、『(そのような記者会見を開くことは)考えていない』という趣旨の話はした。しかし、公表しないで欲しいという申し入れをしたことは全くない」と説明した。

●公表にいたるまでの経緯

両親は未和さんの過労死について、NHKの中での周知徹底を望んでいた。内部で公表されればその情報が外部に漏れ、外部から未和さんについての記事が出されることも予想された。そこで、「きちんとした取材もせずに記事が出てくるのは私たちの思いとは違う。NHKとしてきちんと公表して欲しい」と公表に向けての話が進んでいった。

しかし、NHKから両親に示された公表内容は、

・自分たちは労基署から法律違反という指摘は受けていない

・みなし残業ということで、記者に残業時間という概念はない

・お詫びは2014年8月にやっている

といった内容を含んだものだった。到底承諾できるものではなかったため、打ち合わせを重ねた。

公表までにNHKは3回打ち合わせに来たが、その中で放送の仕方について未和さんの母が尋ねたところ、「我々はプロの集団ですからプロに任せておいてください。10月3日までに公表ドラフトを送ります」と言われたという。

そうして内容のすり合わせを行っていたが、未和さんの過労死の事実は10月4日に突然公表されることになった。実はこの4日午後にも、両親はNHKと公表内容について打ち合わせをしていた。内容で折り合いがつかない部分もあったため、両親は後日また話し合うというつもりでいたが、自宅に帰った夕方に突然「今日の夜の9時のニュースに出します」とNHK側から連絡があった。

その理由について、「事実かどうかは分かりませんが、未和さんの件で数社から取材申し込みがあったため」と説明があったという。今回の公表の仕方について、未和さんの母は「9時のニュースの最後に2分ほどちょろちょろと流された。がっかりしました。今まで打ち合わせしてたのはなんだったのだろうか」と振り返った。

●「未和のことを自分のこととして考えて」

過労死を繰り返さないために、何を望むかーー。会見の最後にそう問われた未和さんの母は、その場に集まった記者にこう問いかけた。

「未和のことを自分のこととして考えていただき、過労死で亡くなるいうことは絶対ないようにして欲しい。1分でも早く(選挙の)当確を出すことが、本当に大事なことか原点に立ち戻って考えて欲しい」
弁護士ドットコムニュース編集部

感想
過労死が認定された時は、籾井会長でした。握りつぶしたのでしょうか?
その籾井会長を選んだ責任も任命責任があると思います。
そのしりぬぐいを今しているのではないでしょうか。
きちんと、NHKが責任の所在を自ら明確にする気持ちがあると良いのですが・・・。

電通の高橋まつりさんのパワハラ&過労死を取り上げるなら、自らの問題もきちんと検証して放映するだけの自律の仕組みと気持ちが問われているのだと思います。

若い、大切な命が奪われてしまいました。
その重みを、籾井元会長はどう思われているのでしょうか?

阿川佐和子さん「サワコの朝 檀ふみ(2)」 "ああ言えばこう食う”関係

2017-10-14 08:16:08 | 生き方/考え方
いろいろありましたね。話は半分も話していない。1/100も話していない。例えば檀ふみさんの色っぽい話は聞けなかったね。でもなかったから。これが司会者の言うこと?

「ああ言えばこう食う」共著
こういう罵倒し合える関係が存在するとは。あれ?私罵倒したことありましたっけ(檀)?
友情と結婚と今後の人生設計について語る
サワコと出会う前と後で檀さんは別人。会わなければ幸せだったのに・・・(檀)。
CM「AGF」のCMに途中から阿川さんが参加。何が欲しい(サワコ)?Hの次(檀)、I(愛)。
ずーっと檀さんが一人でやっていた。Beforeは大人しい清楚なイメージ。Afterはそれが変わった。そして首になった。

2人が意気投合したのは、両方とも有名作家の父親で厳しかった。
檀一雄さんは家を放りっぱなし。火宅の人を実践。
父と母はドメスティックバイオレンス。母も戦うので。これを言うと父は怒るだろうなということを母は言う。私が物心ついたころはもう愛人と別れて家にいた。
父に怒られて恐かった記憶。
髪の毛を伸ばしていた(檀)。プールに入るので切りなさいと母親に言われた。食事をハンストしたら、父が大事にしていたのは食事。父に髪の毛を引っ張られた。そして切ることにした。それ以来、髪の毛に対する思いを失くしてしまった。
誕生会に招待状を配った(阿川)。17人ほど配ったのに、2人しか来なかった。しょんぼりしていた。母が父に説明したら、父が激怒した。それ以来、誕生会はするもんではないと言われてなかったが、弟は誕生会があった。

藤沢周平さんや城山三郎さんの娘さんは、怒られないし可愛がられた。お父さんが執筆中でも隣で遊んでいた。私(サワコ)なんか静かにしていても、気配がうるさいと言って叱れた。阿川さん今は同じことをしているとか? 主人は静かに出ていくので。

檀ふみさんの仕事の後追いみたいに仕事をして来た。檀さんがエッセイを書いていて、その後エッセイを書く仕事の依頼があり相談したら、それは辛い、辛い。しかし、必ず幸せを感じる。書いた後にやった幸せを感じるとアドバイスを貰った。実際その通りだった。
書くということに拒否反応があったけど何とか書くことができているのは、檀ふみと父と志賀直哉先生のおかげ(授賞式でのスピーチ)。
可愛かったね。その阿川さんはどこへ行ったの?
あの授賞式で、ベストセラーとウエディングドレスを着ることと賞を取ることが夢だった(阿川)。
賞を貰うこととベストセラーの2つをこの時達成した。檀さんがタキシードで私(サワコ)がウエディングドレスとのアイデアもあったけど、不謹慎とのことで止めた。ウエディングドレスはドラマで私(檀)は何度も着たことあるので。

檀さんの励ましで書き続けられた。続編を何冊か出したが、女性間に罵倒し合う関係があるのかと知ったと。お父さんがいたから結婚できないの? 老後は一人で、可愛がった弟の所に転がり込むのは嫌だし。そう思って結婚を。檀さんは兄弟仲がとても良い。甥っ子姪っ子をとても可愛がった。兄弟と一緒に住むかな(檀)。
今麻雀をしている。本読むとか。数独とか、一人でできることが好きだった。何か他の人と楽しむことができないかと麻雀を始めた。介護施設に入ったら一緒に楽しめるように。

TBSのドラマに二人が出る。日曜劇場「陸王」ランニングシューズ開発。
主人公役所広司の妻役を檀ふみさん。連続ドラマ初出場に阿川さん。三角巾が似合う。縫製課リーダー。本来樹木希林さんとかやる役なのに、阿川さんがやるのかとびっくりした。
サワコの家で聴いた思い出の曲マリア・カラス「清らかな女神よ」
上等のワインとワイングラス持って行ったら、ワイングラス割ったわね。
この曲をかけたら、家中に音楽が響いてこのワインがとても美味しくて、これ買うと言って、買ったの?
檀さんお料理が上手になられたとか。レシピをきちんとしている。耳かき一杯なら耳かきを買って。きちんと計量カップで量って。とても美味しい。その代わり時間がかかる。

感想
お二人の関係はベースに信頼関係があるように思いました。
信頼関係があるから言い合えるのでしょう。
そして、相手の言葉も良いように解釈されているので、続いていくのでしょう。