http://www.sankei.com/politics/news/171014/plt1710140029-n1.html 産経ニュース
公明党の山口那津男代表は14日、自民党の衆院選候補者らの応援のため、仙台市や福島市、盛岡市で街頭演説を行った。
仙台駅前での街頭演説で山口氏は野党について「(立憲民主党の)代表は枝野幸男氏、顧問は菅直人氏。2人は東日本大震災でしっかり対応できなかった。名前だけ変えて政党をやると言っても信頼できるわけがない」などと指摘。震災当時の首相だった菅氏と官房長官だった枝野氏が要職を務める立憲民主党を批判した。
北朝鮮問題については「北朝鮮の暴走をなんとしてでも止めなければならない。世界が力を合わせて最終的に話し合いで解決する。わが国は世界の国々と連携を強めていく」とし、「誰がリーダーであるか分からないような状況では遅れをとってしまう」と自公政権の継続を訴えた。
感想;
山口氏は、「2006年共産党の議員が原子力発電所の停電による震災の可能性について、当時の安倍首相に尋ねていた」ことをご存知だと思うのですが・・・。
そこでは、安倍首相は以下のように返答しています。
1)そのような震災(メルトダウン)は起きない
2)ご指摘のような被害が起きないように鋭意対応を進めている
と返答しています。
しかし、何の対策もせずにそのままにして、2011年の福島第一原発のメルトダウンを招きました。
あの時、もう少し安倍首相とその周辺(自民党)がまともなら、福島第一原子力のメルトダウンを防げたかもしれません。
このことを山口氏はご存知だと思います。
そのことを多くの国民が知らないと思って、枝野さんと菅さんを責めています。
この二人だったから、まだこの被害で収まったのかもしれません。
安倍首相だったら、東電が引き上げると言った時に、それを認めていたかもしれません。
そうしたら関東はとんでもないことに、日本はとんでもないことになっていた可能性があります。
安倍首相は福島第一原子力発電所の汚染水、メルトダウンの対応を東電に任せたままです。
汚染が広がっています。終結の目途も立っていません。
年金資金を株に費やして株価維持を図っています。
日本が悪くなるのは、今でなく後です。
山口氏は二人を責めるなら、その前になぜ、安倍首相は約束したことを守らなかったのか、それを問いただす必要があるのではないでしょうか?
山口氏の言葉をそのまま受け止める人がいるとしたら、それは為政者の思うつぼなのでしょう。
今回の選挙で自公が300近い議席を確保すると、「森友学園問題、加計学園問題については、丁寧な説明を国民が理解して、まったく問題がないと判断された」と言われるのでしょう。
それを良しとして、秘密保護法、集団自衛権、共謀罪、そてい憲法9条改定へと、日本が戦争できる国にしていくのでしょう。
それを支持するかしないかの選挙だと思うのですが・・・。
創価学会の事実上の創始者 二代目会長戸田城聖氏が今の公明党を見たらどう思われるのでしょう?
「人間革命」戸田城聖著を読みましたが、人の幸せを願う人格者だと思いました。
平和を願って、当時の権力に抵抗されていましたが・・・。
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/c0e5e428cc34e875e5a9417fa3f08740
質問趣意書への安倍総理(当時)の2006年12月22日の答弁
内閣衆質一六五第二五六号 平成十八年十二月二十二日 内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
一の1について
我が国の実用発電用原子炉に係る原子炉施設(以下「原子炉施設」という。)の外部電源系は、二回線以上の送電線により電力系統に接続された設計となっている。また、重要度の特に高い安全機能を有する構築物、系統及び機器がその機能を達成するために電源を必要とする場合においては、外部電源又は非常用所内電源のいずれからも電力の供給を受けられる設計となっているため、外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。
また、送電鉄塔が一基倒壊した場合においても外部電源から電力の供給を受けられる原子炉施設の例としては、北海道電力株式会社泊発電所一号炉等が挙げられる。
お尋ねの「高圧送電鉄塔が倒壊した事故が原発で発生した例」の意味するところが必ずしも明らかではないが、原子炉施設に接続している送電鉄塔が倒壊した事故としては、平成十七年四月一日に石川県羽咋市において、北陸電力株式会社志賀原子力発電所等に接続している能登幹線の送電鉄塔の一基が、地滑りにより倒壊した例がある。
一の2について
落雷による送電線の事故により原子炉が緊急停止した実例のうち最近のものを挙げれば、平成十五年十二月十九日に、日本原子力発電株式会社敦賀発電所一号炉の原子炉が自動停止した事例がある。
一の3について
我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。
一の4について
スウェーデンのフォルスマルク発電所一号炉においては、平成十八年七月二十五日十三時十九分(現地時間)ころに、保守作業中の誤操作により発電機が送電線から切り離され、電力を供給できなくなった後、他の外部電源に切り替えられなかった上、
バッテリーの保護装置が誤設定により作動したことから、当該保護装置に接続する四台の非常用ディーゼル発電機のうち二台が自動起動しなかったものと承知している。
一の5について
我が国において運転中の五十五の原子炉施設のうち、非常用ディーゼル発電機を二台有するものは三十三であるが、我が国の原子炉施設においては、外部電源に接続される回線、非常用ディーゼル発電機及び蓄電池がそれぞれ複数設けられている。
また、我が国の原子炉施設は、フォルスマルク発電所一号炉とは異なる設計となっていることなどから、同発電所一号炉の事案と同様の事態が発生するとは考えられない。
一の6について
地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全性については、原子炉の設置又は変更の許可の申請ごとに、「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」(平成二年八月三十日原子力安全委員会決定)等に基づき経済産業省が審査し、その審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
一の7について
経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
(中略)
二の1について
経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
(後略)
公明党の山口那津男代表は14日、自民党の衆院選候補者らの応援のため、仙台市や福島市、盛岡市で街頭演説を行った。
仙台駅前での街頭演説で山口氏は野党について「(立憲民主党の)代表は枝野幸男氏、顧問は菅直人氏。2人は東日本大震災でしっかり対応できなかった。名前だけ変えて政党をやると言っても信頼できるわけがない」などと指摘。震災当時の首相だった菅氏と官房長官だった枝野氏が要職を務める立憲民主党を批判した。
北朝鮮問題については「北朝鮮の暴走をなんとしてでも止めなければならない。世界が力を合わせて最終的に話し合いで解決する。わが国は世界の国々と連携を強めていく」とし、「誰がリーダーであるか分からないような状況では遅れをとってしまう」と自公政権の継続を訴えた。
感想;
山口氏は、「2006年共産党の議員が原子力発電所の停電による震災の可能性について、当時の安倍首相に尋ねていた」ことをご存知だと思うのですが・・・。
そこでは、安倍首相は以下のように返答しています。
1)そのような震災(メルトダウン)は起きない
2)ご指摘のような被害が起きないように鋭意対応を進めている
と返答しています。
しかし、何の対策もせずにそのままにして、2011年の福島第一原発のメルトダウンを招きました。
あの時、もう少し安倍首相とその周辺(自民党)がまともなら、福島第一原子力のメルトダウンを防げたかもしれません。
このことを山口氏はご存知だと思います。
そのことを多くの国民が知らないと思って、枝野さんと菅さんを責めています。
この二人だったから、まだこの被害で収まったのかもしれません。
安倍首相だったら、東電が引き上げると言った時に、それを認めていたかもしれません。
そうしたら関東はとんでもないことに、日本はとんでもないことになっていた可能性があります。
安倍首相は福島第一原子力発電所の汚染水、メルトダウンの対応を東電に任せたままです。
汚染が広がっています。終結の目途も立っていません。
年金資金を株に費やして株価維持を図っています。
日本が悪くなるのは、今でなく後です。
山口氏は二人を責めるなら、その前になぜ、安倍首相は約束したことを守らなかったのか、それを問いただす必要があるのではないでしょうか?
山口氏の言葉をそのまま受け止める人がいるとしたら、それは為政者の思うつぼなのでしょう。
今回の選挙で自公が300近い議席を確保すると、「森友学園問題、加計学園問題については、丁寧な説明を国民が理解して、まったく問題がないと判断された」と言われるのでしょう。
それを良しとして、秘密保護法、集団自衛権、共謀罪、そてい憲法9条改定へと、日本が戦争できる国にしていくのでしょう。
それを支持するかしないかの選挙だと思うのですが・・・。
創価学会の事実上の創始者 二代目会長戸田城聖氏が今の公明党を見たらどう思われるのでしょう?
「人間革命」戸田城聖著を読みましたが、人の幸せを願う人格者だと思いました。
平和を願って、当時の権力に抵抗されていましたが・・・。
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/c0e5e428cc34e875e5a9417fa3f08740
質問趣意書への安倍総理(当時)の2006年12月22日の答弁
内閣衆質一六五第二五六号 平成十八年十二月二十二日 内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
一の1について
我が国の実用発電用原子炉に係る原子炉施設(以下「原子炉施設」という。)の外部電源系は、二回線以上の送電線により電力系統に接続された設計となっている。また、重要度の特に高い安全機能を有する構築物、系統及び機器がその機能を達成するために電源を必要とする場合においては、外部電源又は非常用所内電源のいずれからも電力の供給を受けられる設計となっているため、外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。
また、送電鉄塔が一基倒壊した場合においても外部電源から電力の供給を受けられる原子炉施設の例としては、北海道電力株式会社泊発電所一号炉等が挙げられる。
お尋ねの「高圧送電鉄塔が倒壊した事故が原発で発生した例」の意味するところが必ずしも明らかではないが、原子炉施設に接続している送電鉄塔が倒壊した事故としては、平成十七年四月一日に石川県羽咋市において、北陸電力株式会社志賀原子力発電所等に接続している能登幹線の送電鉄塔の一基が、地滑りにより倒壊した例がある。
一の2について
落雷による送電線の事故により原子炉が緊急停止した実例のうち最近のものを挙げれば、平成十五年十二月十九日に、日本原子力発電株式会社敦賀発電所一号炉の原子炉が自動停止した事例がある。
一の3について
我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。
一の4について
スウェーデンのフォルスマルク発電所一号炉においては、平成十八年七月二十五日十三時十九分(現地時間)ころに、保守作業中の誤操作により発電機が送電線から切り離され、電力を供給できなくなった後、他の外部電源に切り替えられなかった上、
バッテリーの保護装置が誤設定により作動したことから、当該保護装置に接続する四台の非常用ディーゼル発電機のうち二台が自動起動しなかったものと承知している。
一の5について
我が国において運転中の五十五の原子炉施設のうち、非常用ディーゼル発電機を二台有するものは三十三であるが、我が国の原子炉施設においては、外部電源に接続される回線、非常用ディーゼル発電機及び蓄電池がそれぞれ複数設けられている。
また、我が国の原子炉施設は、フォルスマルク発電所一号炉とは異なる設計となっていることなどから、同発電所一号炉の事案と同様の事態が発生するとは考えられない。
一の6について
地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全性については、原子炉の設置又は変更の許可の申請ごとに、「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」(平成二年八月三十日原子力安全委員会決定)等に基づき経済産業省が審査し、その審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
一の7について
経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
(中略)
二の1について
経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
(後略)