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<裁量労働制>安倍首相「全データ1万件超を再精査」 ”国民が声を上げると方針変更へ”

2018-02-23 09:08:22 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180222-00000117-mai-pol 2/22(木)毎日新聞
 安倍晋三首相は22日の衆院予算委員会の集中審議で、裁量労働を巡る残業データに異常な数値117件が見つかった問題を受け、個々の事業場から聞き取った1万件超の全データを再精査すると表明した。加藤勝信厚生労働相の引責辞任は否定し、裁量労働制の拡大を含む働き方改革関連法案を今国会へ提出する方針も変えないとした。

 一方で加藤氏は、法案の内容を「妥当」と結論づけた厚労省の労働政策審議会(労政審)で、一般労働と裁量労働の労働時間を比べた議論はしていなかったと明らかにした。「長時間労働が問題だという認識は、(労政審の)各委員にあった」と釈明したが、裁量労働制の拡大に反対する野党は「根拠のない法案だ」と撤回を要求。政府が月内を予定した法案の提出は3月以降にずれ込む見通しだ。

 首相は予算委で、異常なデータについて「改めておわびする」と陳謝。データの基になった調査票が厚労省の倉庫から発見されたことを受け、「調査票と(それを基に)入力したデータを突き合わせ、精査しなければいけない」と述べた。再精査の期限は「1万件以上あり、いつまでにとは言えない」とした。加藤氏は調査票の現物を国会へ提出する考えを示した。

 問題になった「2013年度労働時間等総合実態調査」は、全国の1万1575事業場から労働基準監督官が聞き取りなどを実施。厚労省は21日に異常な数値が117件(87事業場)見つかったと発表した。野党は働き方改革法案が「間違ったデータに基づいていた」とし、労政審で議論をやり直すよう要求。だが加藤氏は「(異常があったのは)主たるデータではない。全体として結論は変える必要がない」と拒否した。

 予算委では与党議員からも、「(首相が答弁を撤回した)性格の異なるデータ比較は極めて不適切だ。猛省を促す」(公明・佐藤茂樹氏)と政府の対応に批判が相次いだ。首相は法案に盛り込む裁量労働制の拡大に関し、(1)労使の合意や労働者本人の同意が前提(2)みなし労働時間と実態がかけ離れた場合は、適切に指導する(3)対象を限定し、営業職全体に広がるという懸念を払拭(ふっしょく)する--などとして理解を求めた。【水脇友輔】

感想
「一方で加藤氏は、法案の内容を「妥当」と結論づけた厚労省の労働政策審議会(労政審)で、一般労働と裁量労働の労働時間を比べた議論はしていなかったと明らかにした。」

裁量労働制が一般労働より労働時間が短いとのデータがあったから議論しなかったのではないでしょうか?
もし、労働時間が長いとのデータがあれば、そのことは議論すべき内容になります。
もし議論しなかったとすると審議会メンバーの資質が問われることになります。
もちろん、短いとのデータを疑問に思わない審議会メンバーの資質が問われますが。
本当に専門家?と思ってしまいます。
それとも”意図”を敏感に感じる”忖度の専門家”だったのかとも勘ぐってしまいたくなります。

公明党は当初、静観の構えでしたが、国民も問題にし始めると、同じように問題にされています。公明党の方が政権よりも国民の顔色に敏感のようです。

突然噴火の草津白根山 実は前触れあった ”前触れに気付かなかった気象庁、また対策不備だった”

2018-02-23 08:57:07 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180223-00000001-nnn-soci 2/23(金)Nippon News Network(NNN)
群馬県・草津白根山の噴火から23日で1か月。突然の噴火はなぜ起きたのか。実は、去年頃から噴火の「前触れ」があったことがわかってきた。

先月23日、群馬県の草津白根山が噴火し、自衛隊員1人が死亡、11人がケガをした。今回の噴火は、過去何度も噴火してきた「湯釜」ではなく、およそ3000年も噴火がなかった「鏡池周辺」で突然起きたものだった。

草津白根山を20年以上研究してきた東海大学の大場教授は、噴火後、改めて観測データを分析した。

東海大学理学部・大場武教授「昨年あたりに地震が増えていたという兆候が、今からするとあったということです」

大場教授によると、去年頃から過去何度も噴火してきた「湯釜」の地下では、マグマからの火山ガスの流れがふさがれ、地震の回数が減った一方、今回噴火した「鏡池周辺」の地下に、行き場を失った火山ガスが集中したという。その結果、地震の回数が増えて震源も浅くなり、これが噴火の「前触れ」だったとみられている。

東海大学理学部・大場武教授「地震が起きている場所は要注意ということです。そういうところでは、たとえ噴火の履歴がなくとも噴火の可能性はゼロではない」

気象庁は、草津白根山に地震計などを新たに設置し、監視を強めている。

感想
やはり前触れ(予兆)があったようです。
気象庁は「予兆はなかった」と断言していました。

正しくは、
「予兆に気付くことは今の体制と能力ではできなかった。
また、それを十分検知するための機器の設置をしていなかった」
と答えるのが正しかったのでしょう。
そうすると、責任問題になるので、”想定外”で片付けたかったのだと思います。
福島第一原子力発電所の津波での原子炉融解も想定外で片付けています。

そうすると、真の原因に辿り着かないため、必要な対策が講じられずに、また繰り返します。
政権、お役人のために政治が動くのではなく、国民のためにどうするかなんですが。