仕事で滋賀県甲賀市の会社に講演して来ました。
貴生川の駅のロータリーに上記の標語がありました。
「他人の時間を大切に」
確かに他人の時間を大切にすることは必要ですが、なぜ標語にしないといけないのだろうか?
この地域は人間関係が密で、他人の時間に踏み込み過ぎているのだろうか?など疑問が湧きました。
駅前の唯一のカフェでランチいただきながら、尋ねましたが、標語の意味は分かりませんでした。
迎えに来られた方もご存知ではなかったです。
どうも気になり、水口ロータリークラブのHPを覗いてみましたが説明がありませんでした。
HPにご質問投稿欄があり、投稿しました。
丁寧に回答をいただきました。
「水口ロータリークラブ創立25周年の記念事業として作成致しました。一日はすべての人に24時間と言う時間を与えています。24時間の中には自分の時間だけでなく他人の時間もあると言うことを理解し大切にしようという呼びかけをしている標語です。
コメントをいただいたことに感謝申し上げお返事とさせていただきます。」
相手の立場や気持ちを理解して行動しようとの標語でした。
このような質問をしても、無視されることが多いのですが、きちんと回答いただきました。
まさに、他人の時間を大切にされていると実感しました。
回答も直ぐでした。
しっかりされた組織だと思いました。
会長、そして職員の方が標語を実践されているのだと。
まさに人と人とのつながりです。
こういう組織は他のところでもしっかりされていると思います。
メールしてもレスポンスがないことが多いです。
上司のメールには直ぐにレスポンスして、部下や自分にメリットがない人からのメールは放っておく人も多くいます。
そんな会社だといくら大きな会社でも大丈夫かな?と思ってしまいます。
会社の大きさではなく、担当する人の問題のようです。
人がどんなに立派なことも発言されても、行動が伴っていないと言葉に重みありません。。
行動がその人を表します。
人は言葉を選んでいますが、また言葉も人を選んでいます。
前にある常務が「コンプライアンス違反をしないように!」と訓戒されていました。
その人の前の部下が「よく経費使用で違反していた人なんだけど」と言っていました。
君子豹変、立場が変わると発言も行動も変わるのでしょうが・・・。
ちょっと嬉しく、感動しましたので紹介させていただきました。