幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「天平の甍」井上靖著 ”いのちをかけて鑑真和上は日本へ”

2018-02-18 00:18:28 | 本の紹介
鑑真和上が日本に行こうとして5度船が難破して、失明までしました。そして6度目にようやく日本にくることができました。遣唐使の一行にいた栄叡と普照の要請を受け、弟子に誰か行きたいものは?と尋ねても誰もいなかったので、自ら行くことにした。栄叡は何度も帰国に挑戦しているあいだに病に倒れた唐で亡くなった。他にも一緒に行った日本人も病に倒れたり、馴染めなかったりして、普照一人が鑑真和上と一緒に帰国できた。
当時、唐の仏教を学ぶ、経典を持ち帰るなど、いのちをかけて挑戦した多くの人がいました。その熱意を受け取り、鑑真和上も日本へと何度もチャレンジされたのでしょう。鑑真和上は唐でも高僧の一人でした。
鑑真和上はその後日本の仏教界に大きな影響を与え、唐招提寺を開いた。

感想
唐に行くのはいのちがけの行為だったようです。
もちろん帰ってくるのも命がけで、難破することも多かったようです。

阿倍仲麻呂は日本に帰国を試みたが、難破してまた唐に戻りました。

鑑真和上は日本へ何度も何度もチャレンジしてついに目的を達成しました。