https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180208k0000e040252000c.html
産経新聞社は8日朝刊1面で、沖縄市で昨年12月に発生した交通事故を巡り米海兵隊員が日本人男性を救助したとする記事(17年12月12日朝刊)について、事実が確認されなかったとして、「おわびと削除」との記事を掲載した。また、救助について報じなかったとして、地元紙の琉球新報、沖縄タイムスを批判したウェブ版ニュースサイトの記事(同9日)も削除。「琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に対する行き過ぎた表現があった。両社と読者の皆様におわびします」とした。
事故は昨年12月1日早朝、沖縄市の沖縄自動車道で発生し、在沖縄米海兵隊の男性曹長(当時44歳)が後続の米海兵隊員の車にはねられ、頭の骨を折るなどの大けがをした。
産経新聞社の検証によると、那覇支局長は「曹長の勇敢な行動がネット上で称賛されている」との情報を入手。曹長の妻のフェイスブックや米テレビ局の報道を見て米海兵隊に取材したが、沖縄県警に取材しなかった。
琉球新報が1月30日に救助を否定する米軍の談話を掲載し、再取材したところ、米海兵隊から「救助活動は確認できなかった」との回答を得たという。
産経新聞社は乾正人・同社執行役員東京編集局長の「再発防止のため記者教育をさらに徹底するとともに、出稿体制を見直し、記事の信頼性向上に努める。事故にあわれた関係者、琉球新報、沖縄タイムス、読者の皆さまに深くおわびする」とのコメントも掲載した。【酒井祥宏】
感想;
今回の産経新聞社は誤報だけでなく、誤った情報で他社を非難したことでした。
誤報は百歩譲っても、他社を非難する時は事実関係を確認してから行うという基本が守られていなかったのでしょう。
そこには、沖縄地元紙は偏見で記事を書いているとの思い込みが優先してしまったように思います。
産経新聞社が謝罪したのも名護市長選が終わってからと、産経新聞社に政治的な意図を感じてしまいました。その政治的な意図が誤りを起しているのだと思うのですが、根っこの部分は変っていないのかもしれません。
ただ、誤りをきちんと認められたことは適切な判断があったのだと思います。
ミスをした後の行動が重要になると肝に銘じています。
産経新聞社は8日朝刊1面で、沖縄市で昨年12月に発生した交通事故を巡り米海兵隊員が日本人男性を救助したとする記事(17年12月12日朝刊)について、事実が確認されなかったとして、「おわびと削除」との記事を掲載した。また、救助について報じなかったとして、地元紙の琉球新報、沖縄タイムスを批判したウェブ版ニュースサイトの記事(同9日)も削除。「琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に対する行き過ぎた表現があった。両社と読者の皆様におわびします」とした。
事故は昨年12月1日早朝、沖縄市の沖縄自動車道で発生し、在沖縄米海兵隊の男性曹長(当時44歳)が後続の米海兵隊員の車にはねられ、頭の骨を折るなどの大けがをした。
産経新聞社の検証によると、那覇支局長は「曹長の勇敢な行動がネット上で称賛されている」との情報を入手。曹長の妻のフェイスブックや米テレビ局の報道を見て米海兵隊に取材したが、沖縄県警に取材しなかった。
琉球新報が1月30日に救助を否定する米軍の談話を掲載し、再取材したところ、米海兵隊から「救助活動は確認できなかった」との回答を得たという。
産経新聞社は乾正人・同社執行役員東京編集局長の「再発防止のため記者教育をさらに徹底するとともに、出稿体制を見直し、記事の信頼性向上に努める。事故にあわれた関係者、琉球新報、沖縄タイムス、読者の皆さまに深くおわびする」とのコメントも掲載した。【酒井祥宏】
感想;
今回の産経新聞社は誤報だけでなく、誤った情報で他社を非難したことでした。
誤報は百歩譲っても、他社を非難する時は事実関係を確認してから行うという基本が守られていなかったのでしょう。
そこには、沖縄地元紙は偏見で記事を書いているとの思い込みが優先してしまったように思います。
産経新聞社が謝罪したのも名護市長選が終わってからと、産経新聞社に政治的な意図を感じてしまいました。その政治的な意図が誤りを起しているのだと思うのですが、根っこの部分は変っていないのかもしれません。
ただ、誤りをきちんと認められたことは適切な判断があったのだと思います。
ミスをした後の行動が重要になると肝に銘じています。