幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

阿川佐和子さん「サワコの朝 藤竜也さん」 ”寝る前に妻芦川いづみさんと手をつないで寝る”

2018-02-03 08:10:01 | 生き方/考え方
オジサン好き(サワコ)。その人が藤竜也さん。
7年前、サワコさんの原作の映画に出てもらったのが初めて。
ドラマ「やすらぎの里」に出演。
映画「しあわせのかおり」
20歳の時、日活。10年はわき役ばかり。
そんな時、日活の大女優 芦川いづみさんと結婚。
周りの大反対、その時、石原裕次郎さんが応援してくれた。

日劇の前でデートで待っていたら、スカウトされた。自分でかっこいいと思わない。若い時から恋多い。求める気持ちが強かった。世の中には求めても得られないのは求め方が足らない。

1曲目は小畑実さん「星陰の小径」
7歳の時、父を電車に轢かれて亡くなった。
復員して一緒に暮らしたので、一緒にいる時間は短かった。
そんな時、流れた曲。よく口ずさんでいた。
弟と妹がいた。3人の子どもを育てた母の残像。
母が男性と話していると嫉妬した。母は27歳で父を亡くした。90歳で3年前に亡くなった。恋はしたけど、再婚はしなかった。
二十歳を過ぎると、母のことより、自分の恋の方が忙しかった。

スカウトされ、すぐうまくいくと思っていた。石原裕次郎さん風に始まると思ったら、始まらない。エキストラ役しかない。それで芝居を考えるようになった。有名監督に使われたら変われると思って、何か使って欲しいとお願いに行った。監督から「君には何にもないんだよ」と言われた。価値ある言葉だった。石原裕次郎さんみたいになりたくて、それまで口笛の吹き方とか練習していた。自分で考えるようになった。

石原裕次郎さんは磁石みたいで吸い込まれるような魅力。この人のためなら何でもしたいと思った。石原裕次郎さんの輝きは別格だった。
男には用心深かった。母の男に注意をしていたので。

仕事場で奥様 芦川いづみさんに出会った。キャリアだと芦川いづみさんの方が大先輩。石原裕次郎さんにも言えなかった。学生です。どこの大学だと言われて、慶応だと。とんでもない嘘をついていた。一人で誤りに言った。石原裕次郎さんは「俺に任せろ」と。日活の人は冷たかった。挨拶しても無言だった。周囲の反対はあまりに冷たかった。
大切な女優さんをお嫁さんにしたので、それが間違いで亡かったと言わせたかった。
テレビに出るようになった。ドラマ「時間ですよ」に出た。小料理屋でサングラスをかけて座っている役柄。本当のお酒を飲んでいた。久世さんから「反応が早すぎる。3~4秒くらい遅れてから反応すればよい」と言われた。
それに出たら、町で振り返られるようになった。

大島渚監督の映画「愛のコリーダ」に主演した。すごいラブストーリーに思えた。これはやらないといけないと思った。事務所は反対だった。事務所は辞めた。俳優は人間を演じたいから。好かれるのは二の次。
演じた後は2年ほど、オファーが来なかった。役者稼業は終わりだと思わなかった。毎日スカッシュやっていた。周りも次の仕事は?と聞かれなくなった。スカッシュやって肘を壊した。念じた女優が傍にいてくれたので、それだけで十分だった。今は寝る前に握手する。朝もまた逢おうねと念じて。

キューバ人監督の映画に猟師の役に出る。河瀬直美監督がディレクターで樹木希林さんに相談したら藤竜也が良いと。

2曲目 桑田佳祐「夏をあきらめて」
この人、天才ですね。言葉がぶつかって世界がつながっている。
横浜まで最後まで暮らしたい。双眼鏡で猫を見て、勝手に名前を付けている。家内がユニークな名前を付ける。

感想
テレビで見ていたイメージと実際は違うように思いました。
一生懸命にご自分の信じる道を歩まれている俳優さんだと思いました。
きっと、そんなところに芦川いづみさんも惹かれたのだと思います。
今も寝る前に手をつないで、明日も逢おうねと。
素敵なカップルです。