https://www.jiji.com/sp/article?k=2018022000647&g=pol JIJI.COM 2018年02月20日
安倍晋三首相は20日の衆院予算委員会で、「働き方改革」関連法案に絡み問題となった裁量労働制のデータ誤用に関し、実際に働く人の労働時間の再調査を行う必要はないとの考えを示した。立憲民主党の逢坂誠二氏が実態把握のため再調査を求めたのに対する答弁。
裁量労働、異なるデータ比較=政府「不適切」と陳謝
首相は、再調査を実施しない理由として「労働時間の資料も含めて労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)で審議をした」と説明。加藤勝信厚労相も「それ(再調査)をしなければ先に進まないということにはならない」と主張した。
政府はデータ誤用で、裁量労働制の下で働く人の方が一般労働者よりも労働時間が短いとしていたが、それぞれ質問方法が異なっていたとして、19日に「不適切」と認めた。加藤氏は「作成した者はデータの選び方が異なっていると認識していなかった」と述べ、故意に作成したものではないと主張した。首相は「経緯はしっかりと省内で精査する必要がある」と述べた。
厚労省の山越敬一労働基準局長は、法案を審査した労働政策審議会に対して調査結果そのものは提示したものの、比較する形では示さなかったと説明した。
感想;
ミスはあります。
アンケート、統計データとしてまとめる。
大切なことは、その結果が自分がこれまでの知識・経験と周りから感じている感情に違和感がないかの判断をすることだと思います。
そうしないとミスに気付きません。
裁量労働制に関しては、これまでのさまざまな報告では働く時間が長くなっていると報告されています。
その知識がなかったのか、あったのか?
その結果と異なった場合、
1)アンケートの方法は正しかったか
2)統計データとしてまとめる時にミスがなかったか
を作成責任者にきちんと説明させることと、第三者に調査させるのが、マネイジメントの重要な役割です。
特に、これまでの常識を覆すようなデータであればなおさら、もう一度十分なチェックが必要です。
小保方さんの研究も、マネイジメント層(理研、早稲田大学の博士号)のそうした視点が抜けていたのでしょう。
もう一つの見方が、裁量労働制を導入したいので、それが良いとのデータがないかとのことで、意図してそのようなデータを集めた可能性もあります。
そのため、質問の仕方に工夫する等。
どちらだったのか、きちんと調査する必要があるのでしょうが・・・。
どちらにしても、厚生労働省、政権のミスか意図を暴くみたいなものですから、森友問題のように真実を明確にされる気持ちはないでしょう。
方法は一つ、国民が問題にするかどうか。
問題にしないと政権は動きませんから。
福澤諭吉の”学問のすすめ”にあるように、愚民の上に愚政権があることになるのでしょう。
だからこそ、国民は賢くなる必要があるのでしょう。
安倍晋三首相は20日の衆院予算委員会で、「働き方改革」関連法案に絡み問題となった裁量労働制のデータ誤用に関し、実際に働く人の労働時間の再調査を行う必要はないとの考えを示した。立憲民主党の逢坂誠二氏が実態把握のため再調査を求めたのに対する答弁。
裁量労働、異なるデータ比較=政府「不適切」と陳謝
首相は、再調査を実施しない理由として「労働時間の資料も含めて労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)で審議をした」と説明。加藤勝信厚労相も「それ(再調査)をしなければ先に進まないということにはならない」と主張した。
政府はデータ誤用で、裁量労働制の下で働く人の方が一般労働者よりも労働時間が短いとしていたが、それぞれ質問方法が異なっていたとして、19日に「不適切」と認めた。加藤氏は「作成した者はデータの選び方が異なっていると認識していなかった」と述べ、故意に作成したものではないと主張した。首相は「経緯はしっかりと省内で精査する必要がある」と述べた。
厚労省の山越敬一労働基準局長は、法案を審査した労働政策審議会に対して調査結果そのものは提示したものの、比較する形では示さなかったと説明した。
感想;
ミスはあります。
アンケート、統計データとしてまとめる。
大切なことは、その結果が自分がこれまでの知識・経験と周りから感じている感情に違和感がないかの判断をすることだと思います。
そうしないとミスに気付きません。
裁量労働制に関しては、これまでのさまざまな報告では働く時間が長くなっていると報告されています。
その知識がなかったのか、あったのか?
その結果と異なった場合、
1)アンケートの方法は正しかったか
2)統計データとしてまとめる時にミスがなかったか
を作成責任者にきちんと説明させることと、第三者に調査させるのが、マネイジメントの重要な役割です。
特に、これまでの常識を覆すようなデータであればなおさら、もう一度十分なチェックが必要です。
小保方さんの研究も、マネイジメント層(理研、早稲田大学の博士号)のそうした視点が抜けていたのでしょう。
もう一つの見方が、裁量労働制を導入したいので、それが良いとのデータがないかとのことで、意図してそのようなデータを集めた可能性もあります。
そのため、質問の仕方に工夫する等。
どちらだったのか、きちんと調査する必要があるのでしょうが・・・。
どちらにしても、厚生労働省、政権のミスか意図を暴くみたいなものですから、森友問題のように真実を明確にされる気持ちはないでしょう。
方法は一つ、国民が問題にするかどうか。
問題にしないと政権は動きませんから。
福澤諭吉の”学問のすすめ”にあるように、愚民の上に愚政権があることになるのでしょう。
だからこそ、国民は賢くなる必要があるのでしょう。