幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「アスペルガーですが、妻で母で社長です」アズ直子著 ”生きづらさは先ずは自分を受け入れ、工夫していく”

2019-12-29 11:02:18 | 本の紹介
・横浜でヒーリンググッズの問屋を10年以上営む「社長」で、ついでに結婚14年目の「妻」で、少額6年生の娘を持つ「母親」です。そして私は「アスペルガー」。

・私のように「不器用だけど幸せになりたい、すべての人」に捧げます。

・「うちのお母さん」6年A組 きのした なつき
調子の悪いときは、たのんだこともなかなかやってくれません。
・・・朝は絶対に起きません。
・・・朝ごはんも自分でつくります。
・・・読んだ本を元に戻さない。
「アスペルガー」には、エジソンやアインシュタインなどの天才がたくさんいるそうです。でもそんな人たちと母のどこが同じなのか分かりません。
・・・工夫すれば母も少しはできるようになります。できないことは何でも「アスペルガー」のせいにしないで、普通にがんばってほしいです。

・クラスでは浮いた存在となり、あからさまに私を嫌う人もたくさんいましたが、ただこのころから私の中に新しい価値観が生まれはじめていました。

・大学では爆発的な過集中で中国語に取り組み、奨学金を得ての留学まで実現することができたのです。

・「マインドマップ」とは、英国の教育者であるトニー・ブザンが甲斐アh津した思考法で、カラフルな色やイラストを使い、頭に浮かんだイメージを、そのままスケッチブックに描き出していく、まるでお絵描きのようなノートの筆記法です。楽しい気持ちで、イメージ豊かに、考えをまとめて、視覚化していくことができるのです。

・私にアスペルガー症候群であるという診断がつきました。診断名を聴いたときの気持ち。私の場合は「安堵」と「希望」でした。

・私は診断を受けることでようやく「自分自身の取扱説明書」を手に入れ、うまく自分とつきあうルールをつくる術を知ったのです。

・私の「ひとち会議」の流れは代替次のとおりです。
1)1日の予定や仕事の優先順位を確認する
2)マールマガジンの配信など、毎日必ずしなければいけないことを「ひとり会議」の中でのキメラ絵rた時間内にこなしてしまう。
3)残った時間でマインドマップを描く、新しいアイデアを考えるなど、自由で創造的な時間を過ごす。

・「赤」と「黄色」を活用する
手帳などなど特に大切なものは「赤」か「黄色」にすることで、見つけやすくしています。

・遅刻しない3つの鉄則
1)出かける1時間前に何もはじめてはいけない
2)目的地には30分前到着を目指す
3)最低限セットを置く(鍵、携帯、手帳、財布、化粧ポーチ、パスコンがあれば大丈夫)

・感情を落ち着かせるいくつかの方法
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」
この4つの言葉をひたすら繰り返すだけです。

・何か行動を起こす前には3回考える

・何かひとつでも多くの人に「すごいね」と言ってもらえることは自己肯定感にもつながります。

・こだわり抜くことが価値を生む

・アスペルガーのハンディを補う「ルール」のおかげでとても生きやすくなり、私は以前よりずっと落ち着いた生活を送ることができるようになりました。

・かつて人嫌いだった私にも言いたい。アスペルガーにとって人tコミュニケーションを取ることは、やはり大変なことなのかもしれません。でもちょっと大げさな言い方かもしれませんが、人とつながることは、命をつなぐことと考えてみてください。人とつながることは、どんなに苦手でも、「必要なこと」なのです。

感想
発達障害スペクトラムとして広範囲に捉えています。
正常と障害の違いはどこにあるのでしょうか?

科学者や芸術家にはアスペルガーが多くいて、素晴らしい研究、素晴らしい作品を創っています。
その特徴が生かされているとそれは障害ではなくなっています。

まさに日常生活において障害になっていないか、本人が生きづらさを感じていないかではないでしょうか?
自分が周りに迷惑をかけていると悩む人、でも実際は迷惑をかけていない。
周りが悪いと言っているがその元凶は自分が創り出しているが、自分では気づいていない。

日常生活において障害も程度の差があります。
コミュニケーションで苦しんでいたり、コミュニケーション自体に興味なかったり。

自分を知ることなのでしょう。
そしてその対処方法を知っていることなのでしょう。

人生は舞台との考え方があります。
舞台で演じる脚本を創り、自ら演じる。
トラブルを起こさない脚本と演技ができるかどうかなのでしょう。
そのためには、先人が残した本から学ぶことが大きいように思います。