幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「政治家が学問の原則に反発」ネイチャーが日本など懸念 ”菅首相、ネイチャーにも取り上げられる大物に!”

2020-10-13 17:53:53 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/44cf6610ef8072f6de23a37f69ec43563561389f 10/8(木) https://news.yahoo.co.jp/articles/44cf6610ef8072f6de23a37f69ec43563561389f 10/8(木) 朝日新聞

 英科学誌ネイチャーは8日付の今週号で、「科学と政治の切れない関係」と題する社説を掲載し、新型コロナウイルスの感染拡大や環境問題などでトランプ米大統領ら世界中の政治家が科学的証拠を無視したり、おとしめたりする例が相次いでいると批判。菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題にも触れ、「政治家が、学問の自律性や自由を守るという原則に反発している」と訴えた。

 ネイチャーは、トランプ大統領が科学に与えた問題を特集。社説でも、ブラジルの大統領がアマゾンで森林破壊が加速したという報告書を受け入れなかったり、英国で新型コロナの統計データが繰り返し不正確になったり、「議論の余地のない証拠を政治家が無視」する事態が頻発しているとした。

 さらに、日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人が任命されなかった問題も取り上げ、「学術会議は科学者の声を代弁する独立した組織だが、菅首相が、政府の政策に批判的だった6人の学者の任命を却下した。首相が任命する制度になって以来、初めてのことだ」と報じた。

 その上で、「国が学問の独立性を尊重するという原則は、現代の研究を支える基盤の一つ。政治家がこの約束を破れば、人々の健康や環境、社会を危険にさらす」と懸念し、今後しばらくの間、より多くの政治ニュースを取り上げるとの方針を示した。(石倉徹也)

感想
菅首相はネイチャーにも取り上げられました。

まさに世界の菅です。
炎上ビジネスみたいに、注目を浴びる手段としては上手く行ったのかもしれません。

それとも、墓穴を掘ったと思われているのか?

それにしても今回の学術会議からの推薦6人を拒否した説明が十分あるいはほぼ十分と思われている人が38%いらっしゃることがとても驚きでした。
福沢諭吉「学問のすすめ」
”愚民が愚政を生む”をまさに実践しているようです。
38%の人は世界でも問題だとしていることを問題と思われないようです。






菅首相、「6人排除」事前に把握=杉田副長官が判断関与―学術会議問題 ”二転三転する菅首相”

2020-10-13 07:15:15 | 社会
https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/%E8%8F%85%E9%A6%96%E7%9B%B8-%EF%BC%96%E4%BA%BA%E6%8E%92%E9%99%A4-%E4%BA%8B%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%8A%8A%E6%8F%A1-%E6%9D%89%E7%94%B0%E5%89%AF%E9%95%B7%E5%AE%98%E3%81%8C%E5%88%A4%E6%96%AD%E9%96%A2%E4%B8%8E-%E5%AD%A6%E8%A1%93%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C/ar-BB19W7IT?ocid=msedgdhp 2020/10/12  時事通信社
 日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち6人が任命されなかった問題で、菅義偉首相がこの6人の名前と選考から漏れた事実を事前に把握していたことが分かった。除外の判断に杉田和博官房副長官が関与していたことも判明した。関係者が12日、明らかにした。

 首相は9日のインタビューで、会議側が提出した105人の推薦リストを「見ていない」と発言。99人のリストを見ただけだとして6人の排除に具体的に関与しなかったかのような説明をしたため、一連の経緯や理由、誰が判断したのかが焦点となっていた。首相が6人の除外を前もって知っていたプロセスが明らかになったことで、さらなる説明責任が求められる。

 今回の人事を首相が最終的に決裁したのは9月28日。関係者によると、政府の事務方トップである杉田副長官が首相の決裁前に推薦リストから外す6人を選別。報告を受けた首相も名前を確認した。首相は105人の一覧表そのものは見ていないものの、排除に対する「首相の考えは固かった」という。

 首相が105人のリストを見ていないと発言したことを受け、政府は12日、釈明に追われた。加藤勝信官房長官は記者会見で「決裁文書に名簿を参考資料として添付していた」と明らかにした上で、「詳しくは見ていなかったことを指しているのだろう」と説明。実態として把握していたとの認識を示し、首相発言を軌道修正した。

 同時に「決裁までの間には首相に今回の任命の考え方の説明も行われている」と繰り返し、人事は首相の判断により決まったことを強調した。

 日本学術会議法は会員について「(会議側の)推薦に基づいて首相が任命する」と定めている。政府が軌道修正したのは、首相がリストも見ていなかったとすれば、この規定に抵触しかねないとの指摘が出たのを意識したものとみられる。

 立憲民主、共産両党などは12日、合同ヒアリングを東京都内で開催。首相発言について「明確に法律違反だ」と批判した。 

感想
6人拒否は自分が判断した。

105人の名簿は見ていない。99人の推薦者のリストを見た。

6人拒否は事前に知っていた。

日本学術会議からの推薦リスト105人を見ていないと、学術会議法に違反することを野党から指摘され、急遽、見ていないを修正されたようです。

ここ数年、政府は日本学術会議に諮問していないので、提案もしていないのだから、だれがなろうと関係ないことでした。
ただ、自分に、自民党&公明党政府の政策に反対意見を言う人を削除することで、自分たちにYESという人を集めたかったのでしょう。
菅首相の肝いりで始まった”ふるさと納税”に反対した次官候補の官僚を左遷したように、学者に対してもその姿勢を示したかったのでしょう。

世界のマスコミからも批判されています。
一躍、海外デビューを果たし、知ってもらえるPRができたようです。
名前を売り込むよい機会になったのかもしれません。
「非情な政界の黒幕」 海外科学誌、主要紙が菅首相の学術会議任命拒否を批判
https://mainichi.jp/articles/20201008/k00/00m/040/141000c 毎日新聞2020年10月8日