https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E9%9B%BB%E6%A9%9F%E3%81%AE%E6%96%B0%E5%85%A5%E7%A4%BE%E5%93%A1%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%A7%E5%8A%B4%E7%81%BD%E8%AA%8D%E5%AE%9A-%E4%B8%8A%E5%8F%B8%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%8F%E3%83%A9%E5%8E%9F%E5%9B%A0-%E3%81%A8%E7%94%B3%E8%AB%8B/ar-BB1etCow?ocid=msedgntp 毎日新聞 2021/03/11 18:49
自殺した男性が残したメモには、上司からのパワハラをうかがわせる記述があった(画像の一部を加工しています)© 毎日新聞 提供 自殺した男性が残したメモには、上司からのパワハラをうかがわせる記述があった(画像の一部を加工しています)
三菱電機の新入社員の男性が2019年に自殺したことについて、尼崎労働基準監督署が2月26日付で労災を認定した。11日に記者会見を開いた遺族の代理人弁護士によると、男性が上司のパワーハラスメントで精神疾患を発症し、自殺に追い込まれたと労基署が認めたとみられる。遺族はコメントで「息子の死ときちんと向き合っていただき、私たちのような悲しいできごとが二度と起こらないようにしてほしい」と同社に訴えた。今後、謝罪や損害賠償などを同社に求める。
遺族代理人の嶋崎量弁護士によると、当時男性は20代で、同社生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属後の19年8月、県内の社員寮近くの公園で自ら命を絶った。現場には男性の自筆のメモが残され、「次、同じ質問して答えられんかったら殺すからな」「お前が飛び降りるのにちょうどいい窓あるで、死んどいた方がいいんちゃう?」「自殺しろ」などの暴言を、当時の上司で教育主任だった30代の男性社員から受けたと書かれていた。上司のパワハラが自殺の原因として遺族は20年9月、労災を申請した。
この問題を巡っては、兵庫県警が19年11月、職場でパワハラがあったとして上司の男性を自殺教唆容疑で書類送検。神戸地検は20年3月、男性を不起訴処分(容疑不十分)とした。
三菱電機では14年以降、長時間労働やパワハラが原因で計5人が精神疾患や脳疾患を発症し、うち2人が自殺した。労災を認定されたのは今回の男性で6人目となる。子会社でも19年に社員の過労自殺が労災認定されている。
男性の遺族はコメントで「同じように(社員が)自死される事件を踏まえて当たり前の対処をしていれば息子のケースは未然に防げたはず」と、同社の対応に疑問を示し「労災認定を契機に、今度こそ真剣に職場環境の改善に努めてほしい」と求めた。嶋崎弁護士は「今回は刑事事件が先行し、詳細なメモが残されていたので労災認定されたが、ハラスメント被害の証拠がなく、認定されず悔しい思いをしている遺族は多い」と話した。
三菱電機は「ご遺族の皆さまへ心からおわびとお悔やみを申し上げる。今般の認定を踏まえ、社長以下関係役員に追加処分を行う」とコメントした。【矢澤秀範】
感想;
三菱電機の「偽の宣言書」に自動車メーカー幹部が大激怒しているワケ ”おかしな指示には服従しない勇気が良い結果を生み出す”
このようにルールを無視する風土があるのでしょうか?
三菱電機の企業理念
https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/gaiyo/rinen/index.html
私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、
活力とゆとりある社会の実現に貢献します。
私たちの価値観
信頼 社会・顧客・株主・取引先、及び共に働く従業員との信頼関係を大切にする。
品質 社会と顧客の満足が得られる製品・サービスを最高の品質で提供する。
技術 技術力・現場力の向上を図り、新たな価値を提供する。
倫理・遵法 社会規範及び法令を遵守し、高い倫理観を持ち行動する。
人 すべての人の安全・健康に配慮するとともに、人の多様性を理解し、人格・人権を尊重する。
環境 自然との調和を図り、地球環境の保護と向上に努める。
社会 企業市民として、より良い社会づくりに貢献する。
企業理念と価値観は、「偽の宣言書」「労災認定」の目指す方向なのでしょうか?
自殺した男性が残したメモには、上司からのパワハラをうかがわせる記述があった(画像の一部を加工しています)© 毎日新聞 提供 自殺した男性が残したメモには、上司からのパワハラをうかがわせる記述があった(画像の一部を加工しています)
三菱電機の新入社員の男性が2019年に自殺したことについて、尼崎労働基準監督署が2月26日付で労災を認定した。11日に記者会見を開いた遺族の代理人弁護士によると、男性が上司のパワーハラスメントで精神疾患を発症し、自殺に追い込まれたと労基署が認めたとみられる。遺族はコメントで「息子の死ときちんと向き合っていただき、私たちのような悲しいできごとが二度と起こらないようにしてほしい」と同社に訴えた。今後、謝罪や損害賠償などを同社に求める。
遺族代理人の嶋崎量弁護士によると、当時男性は20代で、同社生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属後の19年8月、県内の社員寮近くの公園で自ら命を絶った。現場には男性の自筆のメモが残され、「次、同じ質問して答えられんかったら殺すからな」「お前が飛び降りるのにちょうどいい窓あるで、死んどいた方がいいんちゃう?」「自殺しろ」などの暴言を、当時の上司で教育主任だった30代の男性社員から受けたと書かれていた。上司のパワハラが自殺の原因として遺族は20年9月、労災を申請した。
この問題を巡っては、兵庫県警が19年11月、職場でパワハラがあったとして上司の男性を自殺教唆容疑で書類送検。神戸地検は20年3月、男性を不起訴処分(容疑不十分)とした。
三菱電機では14年以降、長時間労働やパワハラが原因で計5人が精神疾患や脳疾患を発症し、うち2人が自殺した。労災を認定されたのは今回の男性で6人目となる。子会社でも19年に社員の過労自殺が労災認定されている。
男性の遺族はコメントで「同じように(社員が)自死される事件を踏まえて当たり前の対処をしていれば息子のケースは未然に防げたはず」と、同社の対応に疑問を示し「労災認定を契機に、今度こそ真剣に職場環境の改善に努めてほしい」と求めた。嶋崎弁護士は「今回は刑事事件が先行し、詳細なメモが残されていたので労災認定されたが、ハラスメント被害の証拠がなく、認定されず悔しい思いをしている遺族は多い」と話した。
三菱電機は「ご遺族の皆さまへ心からおわびとお悔やみを申し上げる。今般の認定を踏まえ、社長以下関係役員に追加処分を行う」とコメントした。【矢澤秀範】
感想;
三菱電機の「偽の宣言書」に自動車メーカー幹部が大激怒しているワケ ”おかしな指示には服従しない勇気が良い結果を生み出す”
このようにルールを無視する風土があるのでしょうか?
三菱電機の企業理念
https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/gaiyo/rinen/index.html
私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、
活力とゆとりある社会の実現に貢献します。
私たちの価値観
信頼 社会・顧客・株主・取引先、及び共に働く従業員との信頼関係を大切にする。
品質 社会と顧客の満足が得られる製品・サービスを最高の品質で提供する。
技術 技術力・現場力の向上を図り、新たな価値を提供する。
倫理・遵法 社会規範及び法令を遵守し、高い倫理観を持ち行動する。
人 すべての人の安全・健康に配慮するとともに、人の多様性を理解し、人格・人権を尊重する。
環境 自然との調和を図り、地球環境の保護と向上に努める。
社会 企業市民として、より良い社会づくりに貢献する。
企業理念と価値観は、「偽の宣言書」「労災認定」の目指す方向なのでしょうか?