幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「<森・黒沢のワークショップで学ぶ>解決志向ブリーフセラピー」森俊夫&黒沢幸子共著 ”過去ではなく、こらからを考える”

2021-03-16 02:48:00 | 本の紹介
・中心哲学 3つのルール
1) もしうまくいっているなら、変えようとするな
2) もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ
3) もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ

・4つの<発想の前提>
1) 変化は絶えず起こっており、そして必然である
2) 小さな変化は、大きな変化を生み出す
3) 「解決」について知るほうが、問題と原因を把握することよりも有用である
4) クライエントは、彼らの問題解決のためのリソース(資源・資質)を持っている
    クライエントが、(彼らの)解決のエキスパート(専門家)である

・恩師・霜山徳爾先生から「心理療法にマニュアルはない」と教わりました。「魂」を忘れることの弊害を常に誡められており、また「目の前の患者さんから虚心に学びなさい」、「自分の心理療法のスタイルをつくりなさい」と叱咤激励されたものです。(黒沢)

・「解決志向ブリーフセラピー」はソリューション・ファースト・アプローチ(SFA)は、アメリカのミシガン湖のほとりの街、ミルウォーキーにあるBFTC(短期家族療法)で提唱され発展してきた心理療法モデルです。

・解決志向ブリーフセラピーでのケースの終わり方というのはたいてい決まっています。クライエントがある日、「先生、何だか知らないけれど、よくなっちゃったんです」とか言って現れる。こっちが、「えっ、いったい何されたんですか」と聞くと、クライエントは「いや別にたいしたこおtやってないんですけども、こういうふうにやったら、次の日からすっきりしちゃって、どうしたんでしょうね」などと言う。

・面接マニュアル<五つのステップ>
1) クライエント-セラピスト関係の査定(アセスメント)
2) ゴールについての話し合い
3) 解決に向けての友好な質問
4) 介入
5) ゴール・メンテナンス

・3つの「クライエント-セラピスト関係」とその対応
1) ビジター・タイプの関係
① ほめる、ねぎらう(=コンプリメント)
② クライエントの話にのって、ほめる(雑談に打ち興じる)
③ 帰す(「また、顔出してね」)
*セラピストから問題を提起することはしない
2) コンプレイント・タイプの関係(不平不満タイプ)
① ほめる、ねぎらう(=コンプリメント)
② 観察力をほめる  ⤵ブリッジ
③ 他者・状況の「例外」探しの観察課題を出す

‘「もっとこういうことが起こってくれるればいいのになあ!」)
3) カスタマー・タイプの関係
① ほめる、ねぎらう(=コンプリメント)
② 各<ステップ>を踏みながら・・・
③ 行動課題を出す

・良いゴールのための3つの条件
1) 大きなものではなく、小さなものであること
2) 抽象的なものではなく、具体的な、できれば行動の形で記述されていること
3) 否定的ではなく、差定形で語られていること

・ゴール・解決像・未来時間イメージの3つのレベル
1) 義務・必要(べき論のゴール、解決、未来)
2) 希望・夢・願望(~であればいいなぁ、でも・・・)
3) 必然的進行(当然そうなる、そうなっている)

・解決に向けての友好な質問
1) ミラクル・クエッション
2) 「例外」探しの質問
 ・「例外」=既に怒っている解決の一部
 ・事実を具体的に聞く
3) スケーリング・クエッション
 ・差異を見つけることがとても大事
4) 治療前変化を見つける質問
5) コーピング・クエスチョン(サバイバル・クエスチョン)
 ・コンプリメントセットで

・<ステップ4>介入のいろいろ
1) コンプリメント
2) ブリッジ
3) 観察課題(初回面接公式観察)
4) Do More課題
5) 予想課題
6) プリテンド・ミラクル。ハプンド
7) Do Something Different

感想
「ブリーフセラピーの極意」森 俊夫著 ”効果/コストを考えるセラピー”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/80a75be96ba6f7d02d1ef8437fb5248f


いろいろなセラピーがあります。
過去のトラウマを解決するもの、過去はとりあえず横においてこれからに目を向けて行くもの。
いろいろな本を読んで、自分に向いているのは”ロゴセラピー”だと思っています。
-ロゴセラピー(ヴィクトール・フランクル「夜と霧」)-
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/logo.html


ロゴセラピーに辿り着く前は、アドラー心理学に惹かれ、いろいろと本を読みました。
-個人心理学/アドラー心理学(アルフレッド・アドラー)-
http://inorinohinshitu.sakura.ne.jp/kojin.html


いろいろなセラピーや心理学、生き方の本を読んでいると、セルフカウンセリンが、自分の考え方がとても重要だということを知りました。
”心身一如”、心と身体は密接に絡んでいます。
心が身体に、身体が心に影響しています。

仏教は宗教というよりも生き方/考え方だと思います。
過去も未来もない。あるのは今だけ。今を大切にする。
多くの人が大切な今に時間を使うことをせず、過去をあれこれくやんだり、未来をあれこれ不安に思うことに時間を費やしています。
過去は今のために、未来は今の結果だということなのですが。
それがなかなか出来ないのが人間なのですが。
それが出来るように学ぶ実践することが必要なのだと思います。

キリスト教は宗教ですが、生き方を示すものでもあるように思います。
井上神父はカソリックの神父ですが、まさにご本人自身がどう生きるかを模索されました。
そして仏教も学ばれました。
「余白の旅 思索のあと」井上洋治著 ”余白の風に身を委ねて”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/a0ffa3f0498c3334a4743cbc5f1fe5da

裏を見せ 表を見せて 散る紅葉(良寛作)
この俳諧は井上神父がお好きだったそうです。
この心境に達すると、きっと悩みも悩みとして受け容れて今を生きて行けるように思います。

皆幸せになりたいのです。
幸せになる技術と知識を学び、それを実践し幸せになりたいものです。