幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「世界一シンプルな問題解決 問題を『課題化』して答えを導くプロフェッショナルな技術」中尾隆一郎著 ”「感情の留保」 なるほど!”

2022-07-02 17:24:17 | 本の紹介
中尾塾には3つの柱があります。
1) リーダーから学ぶ:毎月1名リーダーにお越しいただき、経営観を学びます。
2) 書籍から学ぶ:毎月2冊経営力アップに役立つ本を読んで学びます。
3) 参加者相互から学ぶ:毎週1回のグループコーチングから学びます。

・この本で紹介するステップ
1) 現状把握
2) 解釈
3) 介入
4) 感情の留保
を意識、無意識に使っていて、うまく課題解決をしている経営者が多いことです。
「ケーススタディ」を紹介することで、より使いやすくするようにしました。

『大学』(四書五経)
 まず自分自身を修めなさいと説きます。
 そして自分自身を修められたら家が斉(ととの)う。
 家が斉うと、国(当時だと藩)が治まる。
 そして国も治まると点かも平らかになっていく
と学ぶのです。

・「上手に分解する方法」
1) プロセス(時間軸)で分解する
2) 2つの軸のマトリックスで分解する

・課題解決は次の4ステップ
1) 現状把握 :本当に課題を特定する
2) 解釈   :課題解決策を見つける
3) 介入   :現場に課題解決策を実行してもらう
4) 感情を保留:1)~3)をうまく進める

・人は感情の生き物です。ついつい感情で判断をしてしまいます。
「この人が言っているので、信用しよう」
「この人が言っているから、信用できない」
こうしたあいまいな判断をしがちです。
しかし、課題解決では、そうした感情での判断が命取りになることがあります。
いつも間違った報告をする人が、正しい報告をすることもあります。
当然、その逆もあります。
そこで、感情の保留です。
感情を保留、つまり、その場で決定を下さずに(しばらく)抑えて留めておくのです。

・現状把握をするために重要な三現主義(現地、現物、現実)

・すべてのビジネスは「3つのプロセス」に分解できる。
新しいビジネスアイデアを「創る」
それを実際に「作る」
そしてそれを「売る」

・会議の種類は、
1) 発散
2) 収束
3) 決議
4) 報告
に4区分できます。

・ビジネスのプロセスを改善するECRS
Eliminate(排除:取り除く)
Combine(結合:つなげる)
Rearrange(交換:組み替える)
Simplify(簡素化:単純にする)
これら4つの改善方法で、ムダ・ムリ・ムラを取り除くのです。

『7つの習慣』の「第三の習慣」で取り上げられている「第二領域」
        緊急     緊急でない
重要     第一領域    第二領域
重要でない  第三領域    第四領域
『7つの習慣』は「最も重要なのは第一領域ではない」というのです。「第二領域:緊急でないが重要」を最優先にするのだと言うのです・
「第二領域:緊急でないが重要」とは、事前の準備や対策、自分磨き(自己啓発)、そして人間関係などです。
つまり、第二領域をやっておくことで、第一領域が起きないようにしておくことができるので、より優先順位が高いとアドバイスするのです。

・キャッシュ・カウ(金のなる木)
PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)で使われる言葉です。
市場成長率  高い   花形事業      問題児
       低い   金のなる木     負け犬
         高い  相対マーケットシェア  低い
問題児:大半の新製品がここに属します。市場成長率が高いので、経営資源を投資するか、あきらめるかの判断が必要です。

アンゾフの成長マトリックス
1) 市場浸透戦略:既存市場に対して既存製品を拡販して売り上げの拡大を目指す戦略
2) 新製品開発戦略:既存市場に対して新商品を投入して売り上げの拡大を目指す戦略
3) 新市場開拓戦略:新市場(エリアや顧客セグメント)に既存製品えお展開して売り上げの拡大を目指す戦略
4) 多角化戦略:新市場に新製品を展開し売り上げの拡大を目指す戦略

「ジョハリの窓」
                 自分  
            知っている   知らない
他人が 知っている   公開の窓    盲点の窓
    知らない    秘密の窓    未知の窓
他人からのフィードバックを真摯に受け止め、強みの特性を伸ばし、弱みの特性を改善できれば、能力開発のきっかけになります。

・正しいSWOT分析の整理方法
                     内部要因
             強み               弱み
外部要因 機会    強みを生かして機会を      弱みを克服して機会に
とらえるための戦略       挑戦するための戦略
     脅威    強みを活かして脅威を      弱みを克服して脅威を
           避けるための戦略        避けるための戦略

・チンギス・ハーンが、感情を保留して判断した例を挙げると
1) 征服した人を平等に扱い、親族にも迎えた。
2) 征服した部族の子供をチンギス・ハーンの養子にし、部族統合の象徴にした。
3) 求める仕事の中身を書き出し、ふさわしい人材を征服した人材からも探した。

感想
チンギス・ハーンの戦略はローマの戦略と似ているように思いました。
制服した相手の首領の息子をローマに留学させ学問を学ばさせて、そして成人になると自国に戻していました。

「感情の留保」はとても大切だと思いました。
一時の感情で判断したり、行ってしまったことは、後で大変後悔することがあります。

織田信長が「黒田官兵衛が裏切った」と勘違いして(実際は捕らえられ捕虜に)、黒田官兵衛の長男を殺すように秀吉に命じました。秀吉の部下 竹中半兵衛が「私が殺します」と言って、実は匿いました。
その後、黒田官兵衛が敵方に味方しなかったために1年半も狭い場所に幽閉され助けられたことを織田信長は知りました。
黒田官兵衛はそのために足が不自由になりました。
織田信長はそこまで自分に尽くしてくれた黒田官兵衛の長男の殺害を命じたことを悔やみました。
でも竹中半兵衛によって(秀吉も知らず)匿われていたことを知り安堵しました。
既にその時には竹中半兵衛は病気で亡くなっていました。
間違った上司の命令に従わない勇気を持ちたいものです。
それが逆に上司の為になるのです。
秀吉の最初の参謀は竹中半兵衛で、その後は黒田官兵衛です。
黒田官兵衛がいなければ、天下を取れたか分からなかったともいわれています。
秀吉は黒田官兵衛を恐れ、大きな領土を与えることをしませんでした。
関ケ原合戦の時に、黒田官兵衛は九州の半分を征服していました。
それだけの力を持っていたのです。
晩年の秀吉の限界を知り、息子を徳川側に付かせました。
徳川側に付いた秀吉の家臣、加藤清正、福島正則はその後お家断絶になりました。
家康が秀吉の家臣をその後理由をつけて排除しましたが、黒田家は排除を逃れました。
それで明治維新まで藩は存続しました。

一時の感情で人生、取り返しのできない失敗をしてしまうことがあります。
経営マネジメントスキルは、自分の人生のマネジメントスキルでもあるのかもしれません。
経営の問題と同じように、人生の問題をどのように解決するか、その時に解決のためのマネジメントスキルを学んでおくことは大きな力になるかもしれません。

お付き合いのある製造所や会社には、少なくとも一度は訪問するようにしていました。
1)現場を知る
2)相手を知る
3)自分を知ってもらう
を目的としていました。
品質問題をゼロにすることはできません。
しかし、発生した品質問題による影響を最小限にすることはできます。
そのためには「問題が発生したら連絡してもらう」ことがとても重要になります。
連絡をしやすいようにするためには、お互いを知ることが大切だと思って、1)~3)を実践していました。
3)の自分を知ってもらうために、できるだけ自分のことを開示するようにしました。
まさにジョハリの窓の”秘密の窓”を小さくすることでした。
そして最も大切なことは、相手側が「相談して良かった」と実感してもらえるかどうかです。
相談しても「ダメ」だと相談されなくなります。

「感情の留保」ではとても痛い体験をしました。
新しく食品分野に進出したときです。
食品の表示には、いくつかの法律が関与していて、初めての体験でした。
表示の最終決裁を私が行っていました。
食品の表示は初めてで経験も知識もないことから、食品開発の担当課長に尋ねました。
「食品の表示は初めてだけどどうしているの?」
「食品表示の専門家にお金を払って見てもらっているので大丈夫です」
その言葉を信用してしまいました。
当時は人の言葉を信用するという甘い、まだ良い?ところがありました。
新製品の表示にミスがあり、製品回収をしてしまいました。
ボーナス減らされただけでなく、会社の処分対象にもなりました。
処分に関する就業規定には「怠慢・・・」とありました。
怠慢ではなくそれなりに精一杯したのですが、会社の処分は従うしかありません。涙
「人の言葉を信用した」甘さを反省しました。
後で専門家に尋ねたら、「全体は確認していない。尋ねられた項目だけ回答していた」とのことでした。
それ以降は「言葉だけでなく、根拠を確認する」ようにしました。
人の言葉を信用することはとても良いことだと思います。
ただ違っていた場合に大きな影響を受ける場合は、きちんと裏づけ、根拠を確認することが重要だと学びました。
連帯保証人になったばかりに全財産を失う人が時々います。
連帯保証人制度の怖さを知り、保証人になるくらいならお金を貸すか上げることでしょう。
それはその人を信用していないのではなく、リスク回避をするということです。

首相、「岸田インフレ」に反論 「ウクライナ侵略が要因」 ”ウクライナの影響より円安 アベノミクスの失敗でしょう!”

2022-07-02 14:57:14 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/39304c9e4e88bb2b16131e205277fdc972b43616 7/2(土) 11:32 共同通信

 岸田文雄首相は2日、物価高を「岸田インフレ」と批判する野党に対し「指摘は当たらない」と反論した。要因について「為替の影響もあるが、ほとんどはロシアによるウクライナ侵略がもたらした世界的なエネルギー価格や食料価格等の上昇によるものだ」との考えを示した。6月15日の記者会見で指名されなかった報道機関の質問に書面で回答した。

 野党が求める消費税減税に関しては「社会保障の安定財源と位置付けられていることから、減税は考えていない」

感想
円安の影響が物価高の一番大きな影響です。
金利を上げられないからです。

もし、インフレが全てウクライナの影響と認識されているとすると、その認識しかできない首相としての判断力に不安を抱きます。
それとも、いくらそこまで酷いことはなく、選挙向けに嘘を言われているのでしょうか?
安倍首相のように国会でも平気で嘘を数百回言えば、本人も嘘が本当か分からなくなるのでしょう。
「妻が森友問題に関わっていれば、首相も議員も辞める!]」と嘘を言ったばかりに、記録の改ざんがは今りました。
まあ、それを許している国民に問題があるのかもしれません。
でも、物価高は自分たちに大きく影響します。
今声を上げないと、ますます生活が苦しくなります。

日々の生活の悲鳴「もう限界」が届かない 介護離職、深まる貧困に苦しむ女性たち〈AERA〉 ”ハチドリの一滴でも声をあげよう”

2022-07-02 11:21:08 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b7e6b3c9ad2d02f5a6ea2259a3c8d1de755e237 7/2(土) 10:00 AERA dot.AERA2022年7月4日号より

 防衛費の大幅な増額を訴えるなど、政治家からは勇ましい声も聞こえてくる。一方で、日々の生活に苦しんだり悩んだりする人が増えているのが日本の現状だ。そうした人たちの声は参院選で届くのか。AERA 2022年7月4日号の記事から紹介する。

【グラフ】「介護・看護」を離職理由に挙げた人の推移

*  *  *

「もう限界」

 関東地方に暮らす女性(50代)は、悲鳴を上げる。

 離れて暮らす母親(80代)に昨年あたりから認知症の症状が出てきた。女性はテレワークで仕事ができることもあり、実家で介護を始めた。しかし、じきに仕事との両立は無理だとわかった。

 幻聴、妄想、ひとり歩き……。母親はデイサービスやショートステイに行きたがらず、女性が24時間ついていなければいけない。実家近くには兄が住んでいるので協力してほしいと頼んだが、「俺には無理」と言って何も手伝ってくれない。寝不足とストレスで倒れそうだというモヤモヤした気持ちを、女性はこう吐き出した。

「結局、介護は女性がするんですよね」

■介護は女性の固定観念

 日本では「介護の担い手は女性」という固定観念が残っている。2017年の総務省の就業構造基本調査では、親などを介護している介護者は627万6千人いて、そのうち63%を女性が占める。実践女子大学の山根純佳教授(ケア労働論)はこう話す。

「介護は女性がするべきだという強い規範はなくなっていると思います。しかし、家事や育児と同様、家族介護も介護サービスも女性に任せておけば何とかなるというジェンダーバイアスが社会に根強く残っています」

 働き盛りが家で介護をする結果、待っているのは介護離職だ。

 厚生労働省の調査によれば、介護離職は10年以降、増加傾向にあり、女性が大半を占める。20年に「介護・看護」を離職理由に挙げた人は約7万1千人いて、女性は約5万3千人と75%近くを占めた。

 15年9月、当時の安倍晋三政権はいわゆるアベノミクスの「新三本の矢」の一つに「安心につながる社会保障」を掲げ、「介護離職ゼロ」を20年代初めに達成することを目指した。続く菅義偉、岸田文雄各政権にも引き継がれたが、達成のめどは立っていない。山根教授によれば、いったん家庭で介護が始まった場合、今の介護保険制度では介護離職しなければ介護できない設計になっているからだ。

00年に始まった介護保険制度はその後、要介護3以上でなければ特別養護老人ホームに入居できなくなった。そのため要介護1や2では家族介護が基本となったが、認知症や脳梗塞(こうそく)などを患っている人の介護はデイサービスを利用するくらいでは仕事との両立が難しく、離職せざるを得なくなっている。

 だが、自らキャリアを諦めた女性たちの声は政策に反映されていない。山根教授は政策としてまず介護離職した人たちをバックアップする就労支援が必要だと説く。

「その上で、訪問介護の賃金を保証して人材を確保するなど、女性が介護しながら仕事もできる循環をつくっていかなければいけません」

■介護報酬の低さが原因

 介護を支える職場も女性が低賃金で担っているのが現状だ。厚労省の21年の調査では、介護職員の平均月収は約25万1千円で、全産業平均の約35万5千円と比較すると10万円以上も下回る。

 日本介護クラフトユニオン(NCCU)の村上久美子副会長は、介護報酬(介護保険サービスの公定価格)が低いことが原因だと語る。

「その結果、起きているのは人材不足です。介護業界に人が入ってこず、入ってきても昇給もあまり望めないため生涯設計を描くことができず、若い職員は辞めていきます」

 政策として求めるのは処遇改善。全産業平均までの賃上げだ。

「賃上げをして介護従事者の数を増やさなければ、いずれ介護崩壊も考えられます。すでに施設をつくっても人手が足りず、一部の階を閉鎖するところもあります。処遇改善は喫緊の課題です」(村上副会長)

 コロナ禍では、それまでも指摘されていた貧困や格差の問題が顕著に現れた。岸田政権も発足当初は富や所得の再分配を訴えた。だが、6月7日に閣議決定した新しい資本主義実行計画では「資産所得倍増」を掲げ、株主至上主義からは転換しそうにない。

「家賃も払えなくなるかもと考えると、不安でしかたありません」

 関東地方で中学生の娘と暮らすシングルマザーの女性(40代)は、心境を吐露する。

 コロナ禍で失業しスーパーで週5日のパートで働くようになったが、昨年の年収は約200万円。いわゆるワーキングプア(働く貧困層)だ。

 生活費を切り詰め、自身の食事は1日2食。物価高も追い打ちをかける。この状態が続けば生きていけなくなるという。

「国は私たちを助けてくれないのでしょうか」(女性)

国税庁の調査では、06年に200万円以下の給与所得者が1千万人を超えた。それ以降、ほぼ毎年増え続け、20年は全体の約22%に当たる約1160万人になった。

 放送大学の宮本みち子名誉教授(生活保障論)が説明する。

「01年に誕生した小泉純一郎政権による規制緩和によって企業は人件費を抑えられる非正規雇用を増やす雇用構造への転換を進めました。非正規雇用が絶対的にいけないのではありません。ただ、日本は海外の福祉国家と比べ、正社員と非正規社員の賃金や福利厚生の格差を大きくする差別的な処方を続けてきました。その結果、貧困層が増えたと考えています」

■女性の割合多い貧困層

 02年に約29%だった非正規雇用は21年には約37%まで増えた。年収(21年)は、フルタイムで働く正社員は約323万円で、非正規社員は約217万円と正社員の3分の2の水準にとどまっている。

 貧困層は女性の割合が多いのも特徴だ。20年に約1160万人いた貧困層のうち、女性は約840万人と約7割にもなる。この点について、宮本名誉教授は女性が働く職種と男女間の賃金格差が関係していると考える。

「まず、女性が多く働く職種は小売りやサービス、外食、福祉関係など、他の業種より賃金が低い傾向にあります。男女間の賃金では日本は男性を100とした場合、女性は75.2と、先進国の女性の80から90と比べ、大きく開きがあります。政治の役割として中小企業への支援も必要。特に女性にとって、中小企業はもっとも身近な働く場。大企業が少ない地方では、男性の雇用の受け皿にもなっています。中小企業の生産性を高め、優良な雇用の場となるよう国が強力に支援していくべきです」

 先行きが見えない中、老後を支える年金は国民の最大の関心事の一つだ。中でもフリーランスの悩みは深刻で、受け取れるのは「基礎年金」と呼ばれる部分だけ。額は、満額で月約6万5千円(21年度)。しかも現在の制度では、年金の水準は将来的に下がっていく見通しだ。

「財源の問題もありますが、基礎年金の水準を上げて月10万円はもらえるようにする。iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)のような、年金を補う老後の資産形成ができる仕組みも必要です。住宅問題も大きいと思っています。家賃が払えない人も出てくるので、公営住宅や空き家を活用した低家賃住宅の提供や家賃補助が必要です」(宮本名誉教授)
(編集部・野村昌二)

感想
平均給与433万円…世界主要33か国で「日本だけが賃金下落」という衝撃的な事実 "アベノミクスの結果 継続の岸田首相を支持してさらに貧困への道を進むかどうかの選択肢”

全体の賃金が上がっていないので、介護職の賃金も上がらないのでしょう。
ハローワークに通っていた頃、介護職と保育士募集が多かったです。
それは、賃金が低いから人が集まらないからです。
賃金を上げれば人は集まります。

それにしても安倍元首相は税金をどぶに棄てる(アベノマスク400億円)ことと、海外でばらまくことが大好きでしたね。
そして困窮者には税金を回さなかったです。
安倍元首相を支持した人は困っている人がいても気にならなかったのでしょうか。

物価が上がっても年金増えない 安倍元首相が導入した容赦ない年金減額の仕組み ”それでも自公に投票?”

2022-07-02 08:42:18 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea06972ed9d6c53bdeb7130e85bae60de2e945c 7/2(土) 7:15 NEWSポストセブン
「もらいすぎ年金」と批判キャンペーンを張った安倍政権(時事通信フォト)

 アベノミクスの見直しから官僚人事まで、ことごとくぶつかり合う岸田文雄・首相と安倍晋三・元首相。だが、この2人が唯一、歩調を合わせられる政策があった。年金の支給額引き下げである。容赦ない「年金減額」を実践したのが安倍晋三・元首相だ。

 8年間の長期政権でなんと年金を6.5%も引き下げたのである。第1次政権時代に「消えた年金」問題で煮え湯を飲まされた安倍氏は、政権に返り咲くとまず「年金特例水準」の解消に乗り出した。

 これは自公政権が過去の物価下落時(2000~2002年)に「高齢者の生活に配慮する」と年金を引き下げずに据え置いたことで、受給額が本来の年金額より高くなっていたことだ。とはいえ、当時すでに20年近くが経ち、年金生活者にとって特例水準の年金額が生活の基準となっていた。

 安倍政権はこれを、「もらいすぎ年金」と批判キャンペーンを張り、高支持率を背景に13年から3年間で2.5%減らした。それが終わると、2015年にはマクロ経済スライドを初めて発動した。

 そして2016年に「年金減額法」を成立させ、物価が上がっても賃金が下がれば年金を減らす新たな年金減額の仕組みをつくった。

 矢継ぎ早の高齢者狙い撃ちだ。年金制度の変遷に詳しい「年金博士」こと社会保険労務士の北村庄吾氏が語る。

「それだけではありません。安倍年金改革では、キャリーオーバーという仕組みを導入した。物価上昇率がマクロ経済スライドの0.9%より低かったり、物価が下がってスライド(減額)が発動できない場合、マイナス分を翌年以降に繰り越して、次に物価が上昇したときに一気に適用して年金を目減りさせる仕組みです。この導入で物価上昇と賃上げが同時に起きた場合も、年金アップが非常に難しくなった」

 どこまでも年金は増やさないぞと網をかけたのだ。キャリーオーバー分を合わせると来年度のマクロ経済スライドは1.2%マイナスになる見込みだ。物価上昇率と賃上げがそれ以上の水準にならなければ、物価が上がっても年金は全く増えない。

 それだけ年金生活者を苦しめても、年金の破綻はいまや明らかだ。国民に「100年安心」の嘘をはっきり突きつけたのは、「老後は年金の他に2000万円が必要」と指摘した2019年の金融庁審議会の報告書だった。国民の年金不安が高まると、安倍首相は報告書を撤回させてこう嘯いたのである。

「マクロ経済スライドも発動されましたから、いわば『100年安心』ということはですね、確保された」

 どこまでも安心の嘘を押し通す姿勢で、それは岸田首相も踏襲しているようだ。

※週刊ポスト2022年7月8・15日号

感想
年金生活者が自公に投票したら、年金減らされている今の制度をOKと白紙委任状を渡したようなものです。
怒りの声を投票に反映すると、自公も考えます。

年金をグリーンピアなど、アベノマスクと同じようにどぶに棄てってしまった、自民党の責任を追及しないので、どんどんお金を自分たちの利権に使って捨てているのです。
国民が馬鹿と言ってしまえばそれで終わりですが。
それを上手く活用しているのでしょう。

「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏 ”麻生氏は失言が多いと言うか、政治が分かっていない”

2022-07-02 01:48:48 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a0a8122ad4411abd74aaf9f9e6ebbbe9a08daa8 7/1(金) 21:28 朝日新聞デジタル

■自民党・麻生太郎副総裁(発言録)

 昭和30年11月、自由党と民主党が合併してできたのが自由民主党。それ以来ずっと我々は安全保障や防衛の問題をやってきた。普通の生活をしている時に、安全保障や防衛を考える機会はあまりない。それは良いことなんですよ。

 したり顔で、「(安全保障について)考えない方が悪い」という人がよくいるが、それは世の中が分かっていない。今、アフガニスタンやシリアやイラクに生まれたとしたら、間違いなく安全保障について考える。いきなり地雷が爆発するようなところに住んでりゃ。みなさん方はそういうことに関係のない国、日本に生まれた。だから考えなくて良いというのは良いことなんですよ。

 「政治に関心がないのはけしからん」とえらそうに言う人もいる。しかし政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国です。考えなきゃ生きていけない国のほうがよほど問題なんだ。(三重県桑名市内での講演で)

感想
永久保存版、麻生太郎失言集!
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col1223.htm


憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a184006.htm


政治に関心がなく、選挙に行かなくなると、政治が悪くなり、権力者の利益優先になります。
そして、サントリーが安倍元首相に無料でお酒を提供するなどが加速していきます。
お友だちの加計氏の獣医学部認めかつ助成金。
後援会には桜を見る会と前日の懇親会をディスカウント料金で。
昭恵夫人が関与した森友学園には国有地ディスカウント、その後責任を森友学園側に。
アベノマスクに400億円など
こういうことが行われて行きます。
国民が政治に関心持つことで権力者の驕りをある程度抑えることができます。
独裁を許すと、ロシアのようになります。
参議院選挙に投票に行きましょう!