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鈴木エイト氏 旧統一教会への解散命令めぐる岸田首相の慎重論に疑問「今の姿勢で本当に救えるのか」 ”岸田首相には旧統一教会の問題を解決する意志もなく力もないようです”

2022-10-10 18:32:22 | 旧統一教会
https://news.yahoo.co.jp/articles/81f86562eaf6eaea39ada705c69d9e63ff4ca61a 10/10(月) 16:16 スポニチアネックス

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について20年以上、取材を続けているジャーナリスト鈴木エイト氏が10日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、宗教法人法をめぐる岸田文雄首相の見解に疑問を示した。

 岸田首相は6日の参院本会議で、教団の問題について宗教法人法に基づく解散命令請求について問われ、「信教の自由を保障する観点から、判例も踏まえて慎重に判断する必要がある」とし、「宗教団体に法令からの逸脱行為があれば厳正に対処する」と述べた。

 慎重にも聞こえるこの答弁について鈴木氏は、8日に会見を開いた元2世信者の小川さゆりさん(仮名)の理路整然とした訴えと比較。「岸田総理は信教の自由は保障すると。実際、解散命令が出てたとしても、信教の自由は侵害されないんですよ。そのあたりも含めて、岸田さんの答弁がかなり煮え切らない感じで、(小川さんとの)対比が非常に気になるところ」と指摘した。さらに「困っている人、現在苦しんでいる人を岸田さんの今の姿勢で本当に救えるのかな?というのは、国民みんなが思っていると思います」と首をひねった。

感想
岸田首相は、国民が旧統一教会の問題に飽きてそのうち言わなくなるだろうと言うのを待っているのではないでしょうか?

国民も馬鹿にされたものです。
声を出し続けることが必要なようです。
それと支持をしないことです。
支持率が3割を下回ると、岸田首相も動き始めるでしょう。

「華麗なるNo1詐欺師が教える華麗なる騙しのテクニック」フランク・W・アバグネイル著 ”詐欺から身を守るには詐欺師のやり方を知ること”

2022-10-10 18:19:18 | 本の紹介
・その悪循環(マネージャー昇進候補で過去の犯罪歴調査で首)は私につきまとった。人は私の仕事ぶりなど見ないで、過去の悪事を見た。私が生まれ変わったことを誰も信じようとしなかった。彼らの見方では、一度、詐欺師だった者は、ずっと詐欺師なのだ。人生をやり直そうと思うたびに障害にぶつかるのは、ほんとうにこたえたし、そのために不安に襲われた。

・ある日、客のひとりで大学院に通っている魅力的な若い女性と出会った。私たちはデートをするようになり、親密になった。数か月のあいだ、私は自分の過去について打ち明けなかったが、公園のベンチに座っているときに、ついに告白した。彼女は最初、その事実を受けいれることが出来なかった。だが、罪を犯したとき私は世間知らずの子どもで、今は大人になり別の人間になっていることを、やがて彼女はわかってくれた。・・・
恋人の父親はついに娘の頼みを聞き入れて、保護観察官に電話をした。監察官は私の援護をしてくれた。
「フランクが二度と刑務所に戻ることはないと思います。彼は道を踏みはずしたが、今はどれが正しい道かを知っています。彼は利口ですから」
だが彼は、こう締めくくった
「でも、正直に言わねばならないでしょう。私には娘が5人いますが、フランクの6マイル以内には近づけないでしょうね」
これで振出しに戻ってしまった。
それでも、最終的に彼女の両親は私を認めてくれ、私たちはほどなく結婚した。

・ある日、私の保護観察官がひとつの話をもちかけてきた。
「きみは偽造文書や小切手の変造などにはくわしいはずだが、それらの知識を法執行機関に教えようと思ったことはないか?」
「いや、ないですね」
「そうか、実は政府が私にそんなことを提案してきだんだ」と監察官は言った。
「報酬はない。だからもちろん、これは強制できることではない」
「どんなふうにやるんですか?」
「きみはただ、詐欺や文書偽造や、それを見破る方法を法執行者に話せばいい。詐欺師のやり方について彼らにアドバイスを与えてやれば、犯人逮捕もうまくいくはずだ」
「それならできそうです。問題ありません」

・手紙を出したいが切手がないときにどうすればいいか。送り先の住所と氏名を封筒の左上の隅に書いて、自分の名前を真ん中に書けばいいのだ。切手が貼られていないので郵便は左上の住所に差し戻され、私は切手なしで郵便を送ることができる。

・飛行機に乗りたいが満席だったときはどうするか。航空会社に電話を入れて、次のように言おう。
「やあ、そちらに462便の乗客名簿はありますか? 私はスミスですが、申し訳ないけどや訳を取り消したいんだ」。たいがいどの便にもスミスやジョージが載っているものだ。それから、もう一度電話をして、462便に乗れないか尋ねれば、こう言われるはずだ。
「ああ、お客さまはついていますね。たった今、キャンセルが出たところなんです」

・私は郊外のある銀行の支店長に会って提案をした。まずは、自分が過去に銀行から常習的に搾取していたことを話した。それから、営業終了後に一時間だけ時間をもらって、行員にレクチャーしたいと言った。今日、詐欺は一瞬のうちに行われるので、その備えが必要です。もし自分の話が無価値だと思ったら何もいりません。有益だと思ったら500ドルください、。それから、他の銀行の友人に電話をして、自分を紹介してください。もし、私が教えたことで1件でも窓口で不正な小切手を換金することが防げたら、500ドルは惜しくないはずです、と。支店長はそれならやってくれと言った。
 世界はほんとうに予測しがたい。その支店長は私のレクチャーを気に入って報酬を払い、ほかの人にも紹介してくれた。
 それから25年がたった。今ではあらゆるビジネスに対して話をし、報酬も高くなった。
でも、今まで法執行役機関からは1セントももらったことはない。FBIアカデミーで新人たちにたびたび指導をしているが、実費すら受け取っていない。それは今の自分の立場に感謝しているからであり、過去のつぐないだからなのだ。

・実に詐欺犯の約98%がおとがめなしで放免されるのである。検事は詐欺に関して基準を持っており、5,000ドル以下の事件を起訴することはほとんどない。だから犯罪者は、その基準以下に抑えれば我が身が安全だとわかっているのだ。

・1990年代に、正規のクレジットカードを改ざんする手口が偽造者のあいだに広まった。犯人がすべきことは簡単だ。ゴミ収集人に、「種類にかかわらず無傷のまま捨ててあるクレジットカードを持ってきたら、35ドルを払う」と言うだけでいい。

・さまざまな意味でインターネットは、悪党が他人のクレジットカード番号を入手し、それを不正な目的で使うことのできる新しい大きな道を開いた。

・スキマーとは、現在、詐欺の最前線で活躍している情報端末のパームや携帯電話と大差がない。前面にスリットがあり、普通にマジックテープがついている。そして、スリットにクレジットカードを通すと、スキマーはカードの磁気ストライブに記録されているすべてのデータカード番号、名義人氏名、暗号化された検証バーコード――を読みとり保存する。そのデータをコンピューターにダウンロードすると、偽造カードが作れるのだ。
この種の手口はますます一般的になっている。レストランだけでなく、デパートやホテル、ガソリンスタンドでも行われている。

・この事件の犯人はそのATMへ行き、強力瞬間接着剤で扉が開かないように貼りつけたのだ。客がそのATMを使おうとしても、扉はびくともしない。すると、客は故障しているのだろうと考え、取り消しのボタンを押し、何の疑問も持たずに隣の機械へ行く。
しかし、扉が開かないからといって、現金が引き出されていないとはかぎらない。現金はATMの内部から吐き出され、開かない扉にぶつかり、くぼみの中にじっと横たわっているのかもしれないのだ。・・・。10人hどがそのATMを使ったところで、ひとりの男が現れ、自分のカードを入れ、拳で扉を叩くと、すると扉がパカッと開き、音尾は20ドル札の分厚い束を受け取るというわけだ。

・銀行と金融機関のあいだでは、何兆ドルもの金が電子信号になって世界中を飛びまわっている。もしハッカーが銀行のコンピューターに侵入したら、今までになり規模の銀行強盗をすることができる。それも拳銃ではなく、マウスで武装して。

・顧客はアメリカン・エキスプレス社のウェブサイトに、氏名、パスワード、口座番号を入力して登録する。すると、一度しか使えないカードガン号が与えられる。オンラインで買い物をするさいは、通常のカードではなくその番号を使用する。その番号は取引が終了したとたんに、与えられた顧客にとっても価値のないものになる。

・インターネット上にクレジットカード番号を入力するならば、そのサイトが少なくとも<SSL>という暗号化技術を使っているか確かめるべきである。見分け方としては、鍵がかかった錠のアイコンが画面に表示される。

・優秀なクラッカーであれば、電子ファイルの壊し方や自己破壊電子メールの作り方を知っている。

・アメリカの税関が、違法な輸入アパレル製品を鋭く嗅ぎつけるようになると、偽造者は新しい手口を考え出したマークなどいっさい入っていない<半加工品>と呼ばれる完全に合法な衣料をを輸入するようになったのだ。それらを通常はニューヨークやロサンゼルスあたりの工場へ持って行き、低賃金の労働者に、偽のブランド名の「ラベルやロゴをつけさせるのだ。

・偽造薬で年間500人以上が命を落とす。

・製品を作ることすらしない偽造者もいる。定期的に問屋に行って、有効期限が切れ廃棄処分になるはずのアスピリンや市販薬を買って来る。偽造者は箱に表示された有効期限の日付を変え、薬局に売りさばくのだ。

・偽造品で飛行機が墜落する。
同じく恐ろしいのは、航空機産業にあふれている偽造品である、重要な部分に使われている部品の7.5%が偽造なのだ。連邦航空局によれば、1973年から93年までに、偽造品が原因で起きたアメリカの飛行機の事故と故障は、少なくとも166件にものぼるという。最悪の事故は1989年に起きた。ターボプロペラ機の尾翼がもげて北海に墜落し、乗っていた55人全員が死亡したのだ。やがて事故は尾翼の偽ボルトが原因であることがわかったが、その出所はつきとめられなかった。ボルトを取りつけた整備工場には、部品の供給業者を登録するシステムがなかったからだ。

・偽造との戦いは全員が参加しなければならない。
 偽造品と戦うためには、より多くの努力が必要であり、それは製造者だけにかぎったことではない。小売店も店員を教育して、本物と偽物を見分けられるようにする必要があるパッケージの印字がぼやけていたり、スペルが間違っていたり――。

・おいしい話は投機詐欺と思え!

・ミルウォーキー州の男は、盗んだ社会保障番号を使って、さらなる身分証明を手に入れ、複数の不正口座を開設した。

感想
特殊詐欺 発生状況(期間:2021/1〜2021/12)
認知件数合計
 14,498件
合計被害額
 281億9,946万3,000円

被害額285億円で確定 昨年の特殊詐欺、警察庁調べ(2021年5月24日 20:38)

これだけ特殊詐欺のことが報道されても、相変わらず騙されて大切なお金を失っている人が多いということです。
お金は戻ってきません。

いまや誰でも騙される時代になっているということです。
騙されなくするには、騙す手口を知っておくことでしょう。
騙す方もますます狡猾になってきています。

上手い話は怪しいとしっかり認識することなのでしょう。
本当に上手い話であれば、人に話をせずに独り占めしますから。

「誰にも言わない」ではその時点で怪しいと思って間違いないですね。
壺を買わせて、クーリングオフの期間を相談させないようにしています。
それを防ぐには必ず誰かに相談することなのでしょう。

宗教や恋人もお金の話が出てきたら怪しいと思った方がよいですね。
宗教なら年収の5~10%が上限ならまだ大丈夫ですが、旧統一教会の30%と聞いた時点で、「怪しい団体」と判断する知識と冷静な判断力を持ちたいものです。
そうしないと、犠牲者だけでなく知らないうちに加害者になっています。
最近ロマンス詐欺が広がっています。
その前は後妻業という本が出版され映画まで作られました。
自分はモテないのに、すぐに好きとか言ってくるのは怪しい。
そしてお金の話になると、その怪しさが確定します。
後妻業では家族の知らない内に籍を入れて財産を狙うのです。
青江三奈さんの死ぬ間際に籍を入れた問題も、財産目的だったと言われています。
お金が出て来なければ問題はないかと思いますが。

騙されても取り返しのつくものであればよいですが、取り返しのつかない被害は人生を暗闇に落とし込んでしまいます。

元犯罪者のプロから学ぶ。
これほどリアルなかつ役立つ学びはないでしょう。

「一流大学卒も三流卒も10年後の成果に差はない」日本電産・永守重信が偏差値よりEQと確信した衝撃データ ”自ら実践”

2022-10-10 11:40:04 | 生き方/考え方
https://news.line.me/detail/oa-president/q8mihfgtlyrj?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none 2022年10月10日 08:00PRESIDENTPRESIDENT Online
京都先端科学大学の理事長としての活動も広く知られる永守重信・日本電産会長は、採用する新卒社員のなかで、一流大学出身者より三流大学出身のほうが活躍する例が多くあることにかねて疑問を抱いていた。そこで一人一人の仕事の成果データを取ってみたところ、ある意外な結果が示され、「結局は情熱と教育がすべてを決める」「IQよりもEQが大切」と確信するにいたったという──。
*本稿は、永守重信『大学で何を学ぶか』(小学館新書)の一部を再編集したものです。

一流大学卒も三流大学卒も、仕事の成果は変わらない
日本電産では、これまで多くの大卒・院卒者を採用してきた。だが、あるとき私は「社員の出身大学と仕事の成果に、どのくらい相関関係があるのだろうか」と疑問に思い、直近十数年で採用した新卒の社員一人ずつについて、仕事の成果のデータをとってみた。

すると、一流と呼ばれる大学を出た社員も、世間では三流と呼ばれる大学を出た社員も、入社後10年ほどの時点では仕事の成果に大きな差がないことがわかった。

しかし、それは以前からうすうす感じていたことだった。

あてにならない「偏差値」
我が社は、1973年の創業当初は知名度のない零細企業に過ぎなかった。当然、新入社員として応募してくる学生にも、いわゆる一流大学の者はほとんどいない。

はっきり言って大学名も有名でなければ、学業成績もけっして良くはない。そんな学生たちを我が社では徹底的に鍛えてきたが、それによって自らの能力をぐんぐん伸ばし、会社を背負うほどまで大きく成長した者も多かった。

会社が大きく成長していくにつれ、2000年頃からは一流と呼ばれる大学からもたくさんの学生が応募してくるようになった。

だが、そうした学生たちが必ず成果をあげているかといえば、そうではないのだ。むしろ偏差値の高い大学の出身者には真摯に学ぼうという気持ちが薄く、成果をあげられない者も多かった。同じ入社年次でも、三流と呼ばれる大学出身の社員のほうが活躍していることもあった。

そうしたことが、このデータによってはっきりわかったのである。そして、こう思わざるを得なかった。「何のために一流大学卒を採っているんだ。いったい偏差値とは何なのだ」と。

社会に出て活躍できる人、できない人
私のみる限り、偏差値の高い大学を出ているのに成果をあげていない人というのは、与えられた仕事はうまくこなすものの、自分から率先して仕事をとってきたり、創意工夫して良い方法を考え出したり、状況の変化に応じて自ら判断して動くことが少ない。

一般的に上司の指示を待っている「指示待ち族」が多いように思う。

一方、偏差値の高い低いにかかわらず、何かに打ち込んできた人や個性の光る人は、何でも前向きに取り組み、人が嫌がるような雑務もこなす気概がある。こうした人たちは、自ら問題意識を持って仕事に臨むため、みるみる実力をつけていき、入社してから数年後には大きな成果を出している。

結局、入試のときの偏差値が高い大学を出たからといって、社会に出てから活躍できるというわけではないのである。

日本の名経営者には一流大学出身者が多くない
これまで日本が生んだ優れた経営者や実業家たちに目を向けてみてほしい。

パナソニック創業者の松下幸之助さん(尋常小学校中退)やホンダ創業者の本田宗一郎さん(高等小学校卒。後に高等工業学校の聴講生を経験)、サントリー創業者の鳥井信治郎さん(商業学校中退)のように、大学を出ていない人もいる。

もちろんこの方たちはほんの一例に過ぎないが、そのほかの名だたる経営者にも、一流大学出身者はそれほど多くないのが実情である。

指示待ち族が増えるのはなぜなのか
それにしても、なぜ有名大学を卒業しているのに指示待ち族になってしまう人がいるのだろうか。

有名大学や一流といわれる大学の出身者には、親の希望を叶えるために、自分の意志ではなく、他人から言われた通りに勉強することを優先してきた人が多い。そういう人は「自分はこれから何をすべきか」「自分の強みは何か」ということを考えられないのではないかと思う。これがブランド大学至上主義の大きな弊害だ。

もちろん私は、受験勉強そのものは否定しない。

より良い結果を出すため、懸命に勉強するのは何ものにも代えがたい経験である。「何かを必死で頑張る」という経験は人を大きく成長させる。私も学生時代は机にかじりついて勉強した。

問題なのは、自分の意志でなく誰かに言われた通りに大学や学部を選ぶことだ。そして、自分の志望や将来と関係ない大学や学部に入るために勉強することだ。

どんなものであれ、自分自身で目標を決め、それに向かって努力することをしなければ、主体性や自信は育たないし、潜在能力を伸ばすこともできないのである。

正解のない問題に解答を見つけられるか
また社会に出て直面するのは、試験のように正解のはっきりした問題ではなく、正解のはっきりしない問題だ。ときには正解のないことだってある。

永守重信『大学で何を学ぶか』(小学館新書)
「英文科なのに英語がしゃべれない」日本電産・永守重信が指摘する日本の一流大学で人材が育たない根本原因

それに、どこかに1つの正解があり、その正解に従ってやっていれば何とかなるという時代はすでに終わった。企業でいえば、売れている他社製品を真似したような商品を出しても負けるだけなのだ。

入試を突破するためのテクニックだけを身につけたような人がいざ社会に出て、正解のわからない問題や先の見えない課題にぶつかったとき、果たして自分の力で解決していけるだろうか。たとえすぐに結果が出なくても、諦めずに「できるまでやる」という強い心を保てるだろうか。私は難しいと思っている。

おとなの言う通りに小さな頃から塾に行って知識を詰め込んできた人は、誰かの言う通りに行動することには慣れている。だから会社に入ってからも、上司の指示通りに仕事をこなすだけになってしまう。

こうした指示待ち族の蔓延が、リーダー不在の日本社会をつくり出しているのではないだろうか。

若い人の可能性の芽を摘む「偏差値教育」
偏差値教育の一番の問題は、18歳時の偏差値や入試の結果で若者の人生が決められてしまうことだ。

残りの人生は約80年もあるのに、有名大学に入ったかどうかで「お前は新幹線の人生」「お前はローカル線の人生だ」と決めつける。結果的に一握りのエリート以外は自信を失くしてしまう。

若い人の長い人生を偏差値や入試の結果で分類するなど、人生100年時代といわれる現状に合っていないし、夢も希望もない話だ。

そうやって若い人の可能性の芽を摘んでしまうのが、偏差値教育の大きな問題なのである。

EQの高い人が求められる時代に
ところで、人間の能力には知能指数の「IQ」と感情指数の「EQ」の2つがあるといわれている。

IQ(Intelligence Quotient)の高い人は知能が高いため、当然、学校のテストでは有利になる。これまでの日本企業でもIQの高い人材が重宝されてきた。

しかし、IQの高い人材が社会に出て成功するとは限らない。医学部試験に受かった人が必ず立派な医者になるわけではないし、有名大学の卒業者だけが会社に入って売り上げをあげたり、新製品を開発したり、リーダーシップを発揮できるというわけではない。

特に今は昔とは経済環境が激変しており、単に頭の良い人が成功する、あるいは性能の良い製品をつくりさえすれば売れるという時代は終わっている。

こうした時代の変化とともに、企業の求める人材も知能が高いだけの人材から、人間としての総合力が高い人材に変わってきている。つまり、EQ(Emotional Intelligence Quotient)の高い人である。

「人間力」が今こそ必要だ
EQとは感情の豊かさを表す能力のことで「心の知能指数」とも呼ばれているが、意欲や矜持を生み出す原動力になるものであり、まさに人間力といえるだろう。

一般にEQが高い人は行動や言葉によって人を感動させることができ、また共感能力にも優れている。困難な課題にぶつかったときにも、身体中からほとばしるような熱意で、最後までやり抜くことができる。

「このことなら他の誰にも負けたくない」「この分野では絶対に一番になる」という情熱や、自分は必ずやり遂げるという矜持、できるまでやるといった粘り強さなどもEQによるものだと私は考えている。大学卒業後、社会に出た後はこうした力を持った人が多く成功している。

今後、AI化が進めば、こうした人間力がより必要とされるようになるはずだ。

IQは伸ばしにくいが、EQは後天的に伸ばせる
覚えておいてほしいのは、「EQは努力や経験によって後天的に伸ばせる」ということである。

IQには遺伝的な要因が大きく影響しているため、努力しても簡単には上がらないという。一方、EQは遺伝などの先天的要素が少なく、経験や学習、努力によって上がっていく。いわば人間の筋肉のようなもので、鍛えれば鍛えるほど上がっていくのだ。

これまで多くの従業員や経営者を見ていて実感するのは、IQなどの能力的な差が生み出す成果の差は、どんなに頭がいい人でも普通の人のせいぜい5倍程度だということである。

しかし、EQの高い社員とやる気のない社員の成果の差は100倍以上にもなることがある。いや、もしかしたらそれ以上かもしれない。

買収企業はリストラではなく、従業員教育で立て直す
私は創業当初から従業員の育成について熱心に取り組み、社内にもいろいろな塾や経営人材育成プログラムなどをつくって人材を育ててきたが、EQの高い社員は学べば学ぶほど、意識が変われば変わるほど、その潜在能力を伸ばし、成果をあげることを実感している。

たとえば、こんなこともあった。会社ぐるみで変わった例である。

我が社では別の企業を買収するときも原則としてリストラはせずに立て直すが、その際はいつも従業員を教育することで会社を立て直してきた。

2003年に精密小型モーター分野で強力なライバル会社が2期連続で赤字を出し、倒産寸前に陥ったときのことだ。

私はその会社を買収することにした。その会社には不良資産が多かったため、社内には反対する者も多かったが、製品は非常に優れており、従業員たちの技術力も高いことがよくわかっていたからだ。

社員の意識改革で赤字287億円の企業が、1年で150億円の黒字に
しかしコスト意識に欠けている体質があった。

そこで私は、毎週2泊3日をかけてその会社に通い、日本電産流のコスト管理法を徹底して教育し、従業員に危機感とやる気を持たせるよう、私なりのメッセージを伝え続けた。

すると翌年、黒字転換した。この間、一人の人間も解雇していない。

同じ従業員たちが同じ設備をそのまま使い、景気もそれほど大きく変わっていないのに、前年に287億円もあった赤字を、わずか1年で150億円の黒字へと変えることができたのである。

何が変わったのか。それは、従業員の意識である。

成果を生む根源は「従業員のやる気」
従業員教育でもっとも大切なのは、彼ら自身のやる気を引き出すことだ。

そのために、私は何度でも現地の会社に行き、社員と弁当をつつきながらの懇談会を開き、熱心に話をする。幹部社員は会食に連れ出す。

そこで、「生産性を上げる永守流の経営をすれば、業績は回復すること」、「あげた利益は、会社の成長のための再投資に使うこと」、「会社が成長したら、従業員に利益を還元すること」などを根気よく伝えている。

こうして永守流経営の考え方を理解してもらえる土壌をつくり、社員の意識を変えていくのだ。

最初のうち、従業員たちはそれを信じない。半信半疑の眼で私の話を聞いている。しかし次第に業績が回復していくと私の話を信じるようになっていく。それと同時に、彼らのやる気もぐんぐん出てきて大きな成果が出始めるのだ。

海外の企業を買収するときも同じである。基本的に経営者や従業員は変えない。いきなり文化や習慣の違う日本人の経営者を送り込んでも、現地の人の心はつかめないどころか離れてしまうからだ。それより私の信念や方法論を理解してもらい、やる気を出してもらうほうが大切だ。

情熱と教育がすべてを決める
このように、結局は情熱と教育がすべてを決めるというのが、これまで50年間会社経営をしてきた私の実感である。

日本電産を創業したときも、私を含めて社員は皆、有名大学や一流大学の出身ではなかった。しかしお金も知名度も実績もないなかで我々は大企業の2倍働くと決め、会社の理念の一つである「知的ハードワーキング」を必死に続けた結果、世界一のモーターメーカーに成長することができたのだ。会社を大きくしてきた創業メンバーは皆、我が社の大幹部になった。

また、これまで画期的な開発をしてきたからこそ世界一のモーターメーカーになれたわけだが、その開発をしてきた社員たちだって一流大学出身というわけではない。

IQよりEQの高い社員たちが懸命に働き、持てる潜在能力を大いに発揮したことが、大きな飛躍につながったと信じている。

人間の潜在能力を生かせるかどうかは、このEQを伸ばせるかどうかにかかっているのである。

話を受験勉強に戻そう。皆さんのEQを高めるにはどうすれば良いのだろうか。それには大きい夢を持って、将来こうなりたい、この学部に行きたい、この学問を学びたいという強い意志を持つことだと思う。そのことは拙著『大学で何を学ぶか』で詳しく述べることにしたい。
[日本電産 代表取締役会長 永守 重信]

感想
日本電産の創業者兼会長の永守重信氏
「病は気からと言うが、企業もおかしくなるのは社員の心や経営者の心情からだ。まず心を治さないと会社はよくならない。企業再建で感じるのは社員の心が病んでいることだ。社員の心が病むのは経営者に問題があるからだ。経営者に問題があると、社員の士気はどんどん落ち、品質やサービスの質が低下する。経営者への不満と不安の繰り返しで業績はさらに落ちて行く」

実践から学ばれた結果なのでしょう。

国がおかしくなるのは、国のトップがおかしいからでしょう。
そのおかしかったトップを国葬にした岸田首相がおかしいのでしょう。
そのおかしい党を選んだ国民がおかしいのでしょう。

プーチン氏、クリミア大橋爆発は「ウクライナ情報機関のテロ行為」 "自らテロ行為をしていて言える立場でない、民間人を拷問、強姦、殺害、民間施設破壊”

2022-10-10 10:15:50 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/e89f41919b092584fef2190e3d16a2601145e2a3 10/10(月) 4:01 読売新聞オンライン

 ロシアのプーチン大統領は9日、ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島と露本土をつなぐ「クリミア大橋」(全長約19キロ・メートル)で発生した爆発に関し、「ウクライナの情報機関によるテロ行為」との認識を示した。「ロシアにとって死活的な民間施設の破壊を狙ったものだ」とも語った。

 爆発の原因などを調査している露連邦捜査委員会トップとプーチン氏のやり取りの一部を露大統領府が公表した。

 捜査委のトップは、プーチン氏にこれまでの捜査状況を報告し、「トラックを爆発させたテロだ」と指摘した。トラックが、ブルガリアやアルメニア、ジョージアを経由して露国内に入ったとする走行ルートも説明した。爆発には「ウクライナの情報機関やロシア人、テロ攻撃の準備を支援した複数の国家がいる」と主張した。

 捜査委は、クリミア大橋で8日朝に走行中のトラックが爆発し、並行する鉄道橋を走っていた貨車の燃料タンクに引火し、3人が死亡したと発表している。

 プーチン氏は10日に安全保障会議を招集しており、対応を協議するものとみられる。

 ウクライナ政府当局者はニューヨーク・タイムズなど複数の米主要紙に、ウクライナの情報機関が関与したことを認めているが、ウクライナ政府は公式には関与の有無を明言していない。

ウクライナ侵略総司令官に「強硬派」任命…シリアで民間施設爆撃や化学兵器使用に関与か

兵站補給線であるクリミア大橋は攻撃しても軍事目標と見做される

感想
ウクライナが行ったとの証拠が出たのでしょうか?
もしウクライナが実施したとすると、ロシア側で行えたということです。
爆発した車はロシア側からクリミア半島に向かっていました。

民間施設爆破、民間人を強姦、拷問、殺害こそテロではないでしょうか?
自分が行っていることを冷静に判断することができないのか、あるいは平気なのか、人として情けは少しも持ち合わせていたない人なのかもしれません。

それに橋への攻撃は民間施設ではなく軍事施設なのです。
それすら知らないのか、それとも知っていても、知らない国民への嘘を言って「ウクライナも民間施設に攻撃している」とPRしたかったのかもしれません。
騙されないことです。
発言を先ずは疑って聞く対象の人物だということでしょう。

ゲイリー・ギルモア
『心臓を貫かれて マイケル ギルモア』Mikal Gilmore (原著), 村上 春樹 (翻訳)
ギルモアは人を殺しても罪悪感を持ち合わせていなかったそうです。

多くの独裁者が大量殺人を行いました。
ヒットラー、スターリン、毛沢東・・・
自分の願望を達成するためには、殺害は問題なかったようです。
その独裁者にプーチンも名前を連ねています。

いっぱい嘘をついている人が、「きみ、嘘はいけないんだよ」と言っているようなものです。
嘘ならまだ百歩譲れますが、殺害は許されないことです。
それを認めさせた国民にも責任があるのでしょう。

ナチスの残虐行為を、一部のドイツ人は「知らなかったから、責任はない」と言っていたそうです。
責任があるということを自覚する必要があります。

政治がおかしいのは国民がおかしいからです。
『学問ノススメ』福沢諭吉著
「愚民が愚政を生む。だから学問を身に付けなさい」
政治のトップは国民が賢くなるのを阻止しています。
情報は開示しない。
問題があっても調査しない。
パンとサーカスで国民の関心を他に向けさせています。

為末大氏 コロナ経済対策293兆円に「孫や子供の名義でローン」「孫たちが大人になったときに…」 ”自然は子孫からの預かりもの(インディアンの教え)”

2022-10-10 01:17:17 | 新型コロナウイルス
https://news.yahoo.co.jp/articles/137c2d51e31c7d95a3ca45e20df46cc75052ca1a 10/9(日) 13:11 スポニチアネックス

 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者で世界選手権で2度メダル獲得した為末大氏(44)が9日、自身のツイッターを更新した。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて政府が実施した経済対策の事業規模が総額約293兆円に上ったことを報じるニュースを添付。その上で「そしてこの支払いは今の世代ではなく、未来の世代が行います」とつづった。

 続く投稿で「孫や子供の名義でローンを組んで、それを散財して、孫たちが大人になったときに銀行が取り立てに来る感じですかね」とし、さらに「そして今の世代がどんな世代だったのかは未来の教科書の中で評価されていくでしょう。将来世代から感謝されるか、蔑まれるかはそこで決まります」と投稿した。

感想
「自然は子孫からの預かりもの」とのインディアンの教えがあります。
預かりものの自然を壊すな!との教えです。

「今の借金は孫や子供名義のローン」
まさにその通りです。
現世代が借金をむやみに増やすと子孫の負担なんです。
アベノマスク543億円は子孫が負担するのです。
子孫は税金でアベノマスク543億円散財したのをどう評価するでしょうか。
そしてその人を国葬した岸田首相をどう評価するか。
歴史に日本を悪くした首相として安倍元首相と並び称されるのではないでしょうか。