https://news.yahoo.co.jp/articles/6740ee98919c512ed5243274577caa4b48fd0770 5/10(金) 17:54配信 テレビ信州
松本市で起きた犬の虐待事件で有罪判決です。獣医師の免許を持たないのに犬に麻酔をせず帝王切開して傷つけた罪などに問われていた男に対し、長野地裁・松本支部は懲役1年・執行猶予3年の罰金10万円の判決を言い渡しました。
この事件で告発した女優の杉本彩さんは「期待外れの判決」と悔しさをにじませています。
動物愛護法違反などの罪に問われているのは松本市で犬の販売事業所を経営していた百瀬耕二被告・63歳です。 起訴状によりますと2021年8月、松本市で獣医師の免許を持たないのにフレンチブルドッグ4匹とパグ1匹に麻酔をせず帝王切開して傷つけたとされています。また同じ年の9月には2つの飼育施設で「452匹」の犬を劣悪な環境で飼育し衰弱させ虐待したとされています。
10日の判決公判で、永井健一裁判長は「過去に例を見ない悪質なネグレクト」とした一方、帝王切開については「曲がりなりにも子犬を摘出するためで不当とは言えない」として、懲役1年・執行猶予3年罰金10万円の有罪判決を言い渡しました。弁護側は控訴について被告と話し合って検討するとしています。
10日はこの事件で刑事告発した「動物環境・福祉協会Eva」の理事長で女優の杉本彩さんも裁判を傍聴しました。 終了後に開いた会見でこの判決に「納得がいかない」と悔しさをにじませました。 杉本彩さん 「全く期待外れの判決でした。目的が不当なものでないという言葉にほんと納得がいかない。お金のために動物を傷つけられてしまったということに不当じゃないとどうして言えるのかという、私たち市民と司法の感覚の違い、ものすごく意識に乖離があるなというところから愕然としました」
感想;
獣医師の資格持たない人が、動物の帝王切開をしても罪に問われません。
また、麻酔薬も使わず(入手困難)、動物の苦しみ痛さをどれだけだったでしょうか?
杉本さんが訴えないと、この軽い処分さえなかったのです。
ペットを飼うにはこのような動物虐待をしているブリーダーの存在があることを忘れないようにしたいです。
可愛がられているペットの背景には、声も出せない多くの動物がいるのだということを知りました。
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