幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「あふれでたのはやさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室」寮美千子著

2019-09-22 08:46:46 | 本の紹介
・2007年から2017年までの足かけ10年、わたしと夫の松永洋介は、奈良少年刑務所で受刑者に詩を書いてもらう教室の講師をしてきた。

・友からやさしい言葉を浴びた少年たちは、わたしの目の前で変わっていった。まるで蛹から蝶になるように、一瞬にして変わる様子を、何度目にしたことだとう。まったく無表情だった少年が微笑み、はげしいチェック症状がピタッと止まり、吃音が消え、ならず者のような子が自ら姿勢を正し、ひどく引っ込み思案の子が手を挙げ発言するようになった。・・・
詩によって自分を表現する。それを誰かに受けとめてもらう。たったそれだけのことで、人はこんなにも変わる。言葉にそんな力があったのか、と驚きを禁じ得なかった。自身が詩も書く作家であるのに、そこまで言葉の力を信じていなかった。

・わたしは確信した。「生まれつきの犯罪者」などいないのだと。人間は本来、やさしくていい生き物だ。それが成長の過程でさまざまな傷を受け、その傷をうまく癒せず、傷跡が引きつったり歪んだりして、結果的に犯罪へと追い込まれてしまう。そんな子でも、癒され、変われることがあるのだと、心から信じられるようになった。

・「わたしは、二か月前に奈良に引っ越してきた作家です。東京では、詩の朗読コンサートや、オープンマイクをしてきました。自作の詩を読みたい人が集まって、みんなの前で朗読するという集いです。詩は、書くだけでなくて、声に出して読むことに、とても大きな意味があるんです。ぜひ、書いた人に朗読してもらってください。きっといいことがあるはずです。なにかお手伝いできることがあれば、なんでもおっしゃってください」

・「実は、新しい教育をはじめようと思っています。『社会性涵養プログラム』というものです。寮先生には、その講師をお願いしたいんです。刑務所は、これまで、明治時代に制定された監獄法という古い法律よって運営されてきました。・・・ それが、百年ぶりに改正され、『刑事施設及び受刑者の処遇等にに関する法律』として今年の6月に施行されました。『受刑者等の人権を尊重しつつ、その者の状況に応じた適切な処遇を行う』ことが、さらに重要になってきたんです」

・「『社会涵養プログラム』では三科目を考えています。一つはSST。ソーシャル・スキル・トレーニングです。ロールプレイによって、コミュニケーションのスキルをあげる授業です。二つ目は絵を描く授業です。もう一つが、寮先生にお願いした童話や詩を使っての授業です」

・「あの子たちは、言葉で表現することが苦手です。それが人生を困難にしています。それを少しでも緩和していただければ。それに・・・」

・「彼らの物語を書き換えてあげたかった」「短くて美しい言葉を、繰り返し繰り返し、寄せては返す波のように彼らに体験してほしかった」「そうすれば、彼らのなかで切れ切れだったものがつながって、やがてひとまとまりの物語になっていくと思うんです。思考が構造化され、人生を見通せるようになる気がしました。だから『童話』や『詩』が、大切だと思いました」

・「いままで、日本のどの刑務所にも、このようなプログラムはありませんでした。わたしたちにとっても初の試みです。手探り状態ですので、こちらも勉強させていただきながら、いっしょに作っていけたら、と思います」

・「彼らには、刑務所でのストイックな生活が必要です。しかし、単に罰を与えるだけでは、何も変わらないんです。『復讐』することで、なにかがよくなるということは、ないと思います。それでは、再犯して刑務所に戻ってきてしまう」

・はじめての授業の教材にしたのは「おおかみのこがはしってきて」という絵本だった。
 こどもの狼の次から次への質問におとうさん狼が答える話。
 それを役割分担して読んでいく。終わったら感想と話し合い。
 そして読む人を交代して読んでいく。

・「ほうら、きみが『できません』って勇気を出していってくれたおかげで、この教室には『しなくていい』っていう選択肢が生まれたんだ。みんな、きみに感謝していると思うよ」
「先生。ぼく、きょう、生まれてはじめて、信用できる大人に会いました。いままで『できない』っていうと、『なに言ってるんだ。みんながやってるんだよ。きみものやりなさい』と叱られたり、『大丈夫、きみならできるから、やってごらん』って励まされたりして、とってもつらかったんです」

・この教室では「注意しない」ことにしている。たとえ、ふんぞり返って座っていても「ちゃんと座りなさい」とは言わない。

・もう一つは「待つ」ということ。指導者は急がさない。順番に発言してもらうとき、なかなか声の出ない子がいる。そんなときは、黙ってじっくり待つ。

・この教室は、彼らにとって「すぐに答えられなくても、ちゃんと待ってもらえる」「評価されない」「叱られない」「安心・安全な場」なのだ。だから、リラックスできる。リラックスすれば、充分に力を発揮できる。仲間との共同作業のなかで、自分が持っている以上の力を発揮することも可能になる。

空が青いから白を選んだのです
「ぼくのお母さんは、今年で七回忌です。おかあさんは、体が弱かった。けれども、おとうさんはいつも、おかあさんを殴っていました。ぼくはまだ小さかったから、おかあさんを守ってあげることができませんでした。おかあさんは亡くなる前に、病院でぼくにこう言ってくれました。
『つらくなったら、空を見てね。わたしはきっと、そこにいるから』。
ぼくは、おかあさんのことを思って、おかあさんの気持ちになって、この詩を書きました」

「ぼくは、おかあさんを知りません。でも、ぼくもこの詩を読んで、空を見あげたら、おかあさんに会えるような気がしてきましたっ」そして、わっと泣き崩れてしまった。
教室のみんなが、口々に彼を慰めた。
「そうだったんだ」
「さみしかったんだね」
「がんばってきたんだね」
「ぼくもおかあさん、いないんだよ」

刑務所はいいところだ
 刑務所は いいとこだ
 屋根のあるところで 眠れる
 三度三度 ごはんが食べられる
 お風呂にまで 入れてもらえる
 刑務所は なんて いいところなんだろう

「共感だけが『受けとめ』ではない」と知った。違う意見でも、構わないのだ。相手を否定せず、きちんと自分の気持ちを述べれば、それはりっぱな「受けとめ」になる。人と人として対等に向き合うことこそが、大切なのだと、彼に教えられた。

・自分に価値を認められない人間は、他者の価値も認められない。だから、人を傷つけたり、殺めたりすることもできてしまう。人の命の重さやそれぞれの人生の尊さを実感していたら、強盗殺人やレイプなど、できるはずがない。
つまり、「発達障害だから犯罪者になる」のではなくて、困難を抱えているのに、適切な支援をうけられなかったため、心が傷ついて、犯罪にまで追い込まれてしまうのだ。

言葉
「いいんだよ」
「がんばったね」
「よくやった」
この言葉が ほしい
この言葉が ボクを幸せにする

「お前はアカン」
「でき悪い」
「お前はいらない」
この言葉は いらない
この言葉は ボクを不幸にする

嫌な言葉を言われると 自信をなくし
自分自身が嫌になる
好きな言葉を言われたくて 行動し
ボクは ボクを見失う

一つ一つの言葉が ボクを造る
一つ一つの言葉が ボクを壊す

・「ぼくは 必要のない人間です」が、「こんな僕でも、必要としてくれている人がいる」に変化し、「生きていてもよいのだ」と思ってくれた。

愛について考える
愛って
もらうものではなくて 与えるもの
与えようとする気持ちこそが 愛
もらいたい気持ちは 欲

ぼくは 家族の愛を知らずに育った
だから 家族の話をきくと いらだちしか湧かなかった
でも それはうらやましかったからだ と
いまは 素直に思える

愛を欲しい自分
愛を与えたい自分に 気がついたから
これからは 
「与えてもらえる人になるため 人に与えていきたい」って思う

出逢い(最後の授業の日に)
良い出逢いなんて ある訳ないと思っていた
すぐに離れていくと 感じていた
それならずっと独りでいいと 思い続けてきた
でも いまはすべて逆のことを感じている
ほんとうに人生を変える いい出逢いだと思う
もう これから独りじゃない
こう思えたのは あなたたちが居てくれたから
この出逢いは ぼくの宝物です
ほんとうに ありがとう

・乾井教官は、こう言ってくれた。
「彼らには、だれかに受けとめてもらう経験がなかった。それが、社会性涵養プログラムを受けて、世の中には受けとめてくれる人がいるんだと知ったんですよ。0が1になった。それはとても大きなことです。彼らの力を信じましょう」
彼らが厚生するためには、二つの要素が必要だ。一つは、彼ら自身の厚生への意欲。そして、もう一つは世間の理解だ。この本が、その一助となることを願ってやまない。


ぼくは 道を歩いている
でも その道は真っ暗闇の道
目を大きく見開いても 何も見えない
手を伸ばしても 伸ばしても 何もつかめない
前を歩いているのか 後ろに歩いているのかも わからない
ぼくは悲しくなり 歩くのを止めた
あの時は・・・

でも いまは違う
ぼくには 道が見えている
その道は たしかに小さくて細くて不安定な道だけど
ピカピカ光っている
だからもう
悲しくなったり 歩くのを止めたりしない
ぼくは その道を一歩一歩 現実にあるいていく

感想
人は誰の心の中にも良心があるのだと思いました。
それを引き出してくれることがなく、犯罪に巻き込まれてしまってしまうのでしょう。

「空が青いから白を選んだのです―奈良少年刑務所詩集―」  寮美千子著
 奈良少年刑務所では下記の社会復帰のトレーニングを行っている。
社会性涵養プログラム
 ・SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)
  基本的なコミュニケーションを学ぶ
 ・絵画
  絵を描くことで無心な時間を過ごす
 ・童話と詩
  言葉を中心とした情操教室 寮さんが担当
お母さんへの思いを綴った詩が多かったです。その中より一つ。

 クリスマスプレゼント
五十ニ人の仲間のクリスマス
ごちそう食べて ケーキも食べて
ゲームをやって 思いっきり笑って
プレゼントだって もらえるんだ
寝ているあいだに だれかが
こっそり枕元に置いていってくれるんだよ
それが サンタさんなにか 学園の先生なのか
ぼくは しらないけれどね

でも ほんとうにほしいものは
ごめんね これじゃない ちがうんだ

サンタさん お願い
ふとっちょで怒りん坊の
へんちくりんなママでいいから
ぼくにちょうだい
世界のどっかに きっとそんなママが
余っているでしょう
そのママを ぼくにちょうだい
そしたら ぼく うんと大事にするよ

ママがいたら きっと
笑ったあとに さみしくならないですむと思うんだ

ぼくのほんとうのママも
きっと どこかで さびしがってるんだろうな
「しゃかい」ってやつに いじめられて たいへんで
ぼくに会いにくることも できないでいるんだろうな

サンタさん
ぼくは 余った子どもなんだ
どこかに さみしいママがいたら
ぼくがプレゼントになるから 連れていってよ

これからはケンカもしない ウソもつかない
いい子にするからさぁ!


確かに犯罪を犯した人が悪いのは当然ですが、社会が家庭が犯罪を少年達に犯しやすいようにしているのかもしれません。
米国の調査では、凶悪犯罪の半数は親にアルコール中毒含む精神的な疾患があり、半数は親が犯罪を行っている家庭で育ったとありました。

選挙と同じで、この社会は私たち一人ひとりの考えと行動の結果なのだと思います。

阿川佐和子さん「サワコの朝 中村メイコさん&神津カンナ・はづきさん」 ”仲良し”

2019-09-21 08:20:44 | 生き方/考え方
1934年生まれの中村メイコさん。
1937年に2歳の時、子役でデビュー。23歳の時、神津善行さんと結婚
はづきさんは杉本哲さんと結婚。
85歳でラジオ番組がスタート。
ニーズがあることが素晴らしい。母を選んだ人がいることがビックリ。
2歳半の時のことは覚えている。昨日のことは覚えていないけど。心配はしていたらきりがない。

存在自体が心配。仕事をしているときが普通でいられるのでは。
家に帰り「ただいま」で母親と妻役をしなければいけないと思う。
クリスマスだと言うと何かやるのが嬉しい。
何かイベントを創る。
それに向かって何かする。
友だちが来るというと、着物着たりして頑張る。
母は学校をあまり行っていない。
お弁当の認識がない。
お弁当にお茶漬けセットを。
「あっさり」したものを食べたいと言ったので。
日常ゆっくりすることはなかった。
お弁当はずっと作り続けていた。
缶ビール飲みながら、二日酔いで作ったり。

授業参加に“白塗り”で登場。顔だけ白塗りしていたら、そのまま時代劇にでられるように。
小学校までの知識はよく知っていた。県庁所在地はよく知っている。√3はわからない。
常識的なことはあまりなかった。だから私がしっかりしないといけないと思った。
お母さんに「もっとお母さんとの自覚を持ってほしい」と言ったら、父が「母だと思ってはいけない。中村メイコと思いなさい。私もそう思っている」。同士だからと握手した。
しっかり者の姉に隠れて育った。姉は困っていても、私は姉がいたので助かったり。
夫婦喧嘩の原因を考えたりした。母は「悪うございました」と捨て台詞を言っていた。同じようにならないようにしようと思ったのに同じになっている。

母は引っ越しの時に、過去のものを捨てていく。主演女優賞のトロフィーを捨ててしまう。
ドラマの台本なども捨ててしまう。過去のものはいらない。私は先しか見ない。
母に似てきた。子メイコと言われるように子どもに言われる。
「なんとかすればよい」と先を考える。
ドラマで異議を訴えると長くなる。だから言わない。

子ども育てて良かったのは、寂しくないのが良い。
夫婦で二人暮らし。隣に一緒に住んでいた。でもマンションに移った。
皆近くに住んでいる。
会おうと思うとすぐに会える。
行くと、わがままになる。だったらご飯作らないとか。
父がごはん作っている。
心配だけど、二人でいるのがよいのだと。
きれいに言うけど、おじゃましないことね。
父がすき焼きにお砂糖をじゃんじゃん入れる。
後何回甘いすき焼きを食べられるかわからないから。でも体に悪いからお前は食べるな。
父が寝言することをこの前初めて知った。
手芸作品、刺繍。はづきさんは手芸教室の先生。
母はホッチキスで裾上げなど止めていた。ちくちくして帰ってみたら血が出ていた。

美空ひばりの大親友はおいといて、江利チエミは歌が上手い。
思い出の曲は「新妻に捧げる歌」神津善行作曲、私(中村メイコ)が作詞。
江利チエミさんが歌った。
今も家族は仲良し。一座のような感じ。
親子で仕事は楽しい。
神津カンナさんの朗読会に皆が参加したり。

感想
言いたいことがお互い言える関係のようです。
近くに住んでいて、子どもたちは時々様子を見ながら二人の生活を尊重されているようです。

85歳からラジオ番組がスタートするようです。
いつまでもやることがあることが元気の秘訣なのでしょう。




池袋暴走 厳罰求め約39万人分の署名提出 ”逮捕もされず、過失致死障害で書類送検?”

2019-09-20 21:30:55 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-503023.html 日テレニュース2019/09/20
今年4月、豊島区東池袋で旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)の運転する車が暴走し、松永真菜さんと娘の莉子ちゃんが亡くなり10人が重軽傷を負った事故で、20日午後、松永さんの夫が飯塚元院長への厳罰化を求める約39万人分の署名を東京地検に提出した。

署名活動の最終日、松永さんの自宅には全国から多くの署名が寄せられていた。

松永さん「もちろん加害者に対しては2人の命が、私の愛する命が奪われたわけですから罪は平等に償ってほしいというのはありますし、欲を言えば、ずっと一緒に生きていきたかったですけど、僕みたいな人間をここまで人を深く愛することができるような人間にしてくれたことに感謝しています」

警視庁は今後、飯塚元院長を過失運転致死傷の疑いで書類送検する方針。

感想
https://how2-inc.com/negligence-driving-6376
過失運転致死傷罪とは?適用されるケースと注意点を解説


逮捕もされていません。
もっと強い刑(危険運転致死傷罪)が適用されてもおかしくないと思うのですが。

署名39万人の重みを検察は受け止めて欲しいものです。

菅原経産相も献金を返還 衆院選中に国契約業者から ”寄付もらう時に、「国と契約を結んでいないか?と業者から誓約書を取っていないのでしょうか?”

2019-09-20 21:11:22 | 社会
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2019092001002091.html 2019/09/20(共同通信)
 菅原一秀経済産業相が代表を務める自民党東京都第9選挙区支部が2017年の衆院選期間中、当時内閣府と契約があった練馬区の造園会社から8万円の献金を受けていたことが20日、分かった。菅原氏側は同日献金を返還した。同様のケースで、既に高市早苗総務相が奈良市の寝具リース会社に30万円を返還している。

 公選法は国会議員に対し、国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関連して献金することを禁じている。
 菅原氏の事務所は共同通信の取材に「寄付を受ける際、個別の取引内容は知り得ず、取材で初めて知った。道義的観点から返金した。本年度の収支報告書に計上する」とした。

感想
公職選挙法違反です。
お金を返却すれば、罪に問われないなら、この法律は何のために存在しているのでしょうか?

違反しないために、献金する業者に「国と契約していません」との確認はされていなかったことになります。

検察も動かないようです。
検察も忖度で行動しているのでしょうか?



台風15号「態勢は最適」=菅官房長官 "適切なら、よっぽど能力ない人ばかりの集まり?”

2019-09-20 20:50:22 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00000115-jij-pol 時事通信 9/20(金)
 菅義偉官房長官は20日の記者会見で、台風15号への対応をめぐり、8月の台風10号接近の際に開いた関係閣僚会議を今回は開かなかったことについて「災害の規模、被害の状況などを総合的に勘案し、最も適切な態勢を構築して災害の応急対策に当たっている」と述べ、問題ないとの認識を示した。

 今回は全閣僚が出席する閣僚懇談会などで対処したことも併せて説明した。

感想
もし適切なら、能力がないのでは?と思ってしまいました。

東電に任せきりでした。
倒木の対応で復旧が大幅に遅れました。
なぜ、自衛隊がでて倒木対応をされなかったのでしょうか?
ブルーシートも自衛隊が協力できたと思います。
断水、停電。
自衛隊が協力していたら違っていました。
政府だけでなく、知事も自衛隊に協力依頼されなかったので同じく問題把握能力と対処能力が弱かったと言われても仕方がないでしょう。

事の重大性の把握が弱かったに尽きます。
倒木の影響、復旧の見通しの甘さ。
東電に任せきりの政府。
政府は組閣に注意を払っていました。
注意を払う対象が違うのではないでしょうか?

事前災害の後の復旧は人災で送らせてしまったように思います。
「それが適切だった」と菅官房長官のご発言。
本当にそう思われているとすると、判断能力が適切でないとしか思えません。