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マスク会食に「不衛生」「酔ったらしない」と異論相次ぐ 首相の「私も今日から徹底」にツッコミも ”首相は枝葉末節のことよりも、コロナ対策の戦略を考えていただきたい”

2020-11-19 16:38:58 | 新型コロナウイルス
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%BC%9A%E9%A3%9F%E3%81%AB-%E4%B8%8D%E8%A1%9B%E7%94%9F-%E9%85%94%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%81%A8%E7%95%B0%E8%AB%96%E7%9B%B8%E6%AC%A1%E3%81%90-%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE-%E7%A7%81%E3%82%82%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BE%B9%E5%BA%95-%E3%81%AB%E3%83%84%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%82%82/ar-BB1b9g5v 2020/11/19 MSN

マスク会食に「不衛生」「酔ったらしない」と異論相次ぐ 首相の「私も今日から徹底」にツッコミも© 産経新聞社 マスク会食に「不衛生」「酔ったらしない」と異論相次ぐ 首相の「私も今日から徹底」にツッコミも
 19日午前、ツイッターや検索のトレンド上位に、「マスク会食」がランクイン。同日の首相官邸での菅義偉首相の発言に、多くのネットユーザーが反応したためと見られる。

 菅首相は会見で記者団の質問に答え、18日に国内で新たに2203人の新型コロナウイルス感染者が確認され、過去最多を更新したことを踏まえ、マスクの着用や3密の回避など基本的な感染防止対策の徹底を改めて訴えた。そのうえで、「専門家から飲食を通じた感染のリスクが指摘されており、飲食の際でも会話のときにはマスクを着用する『静かなマスク会食』をぜひ、お願いしたい。私も今日から徹底したい」と述べた。ネット民がこの「マスク会食」に反応し、さまさまな反響が寄せられている。

 「みんなと一緒に黙って食べて何が楽しいのかね。呑みながらおしゃべりするから楽しいんでしょうが」「こんなもんするぐらいなら外食しねえわってなる」「こんな呼びかけは無駄。誰が徹底するだろうか」など、首相の呼びかけをナンセンスと断じる厳しい声が少なくない。「会食中はマスクできないから全員フェイスシールド着けて食べたら?」「会食用のテーブルに仕切りのアクリル板を設置する方が早いかも」「会食そのものを控えさせるメッセージを発信すべき」など、マスク会食に代わるアイデアの提案もあったが、中には「もう全部流動食にしてストローで吸えばいいんじゃない?」「一蘭(客1人ずつを仕切りで区切ったカウンターが特徴のラーメンチェーン)の一人勝ちか」などの皮肉も。

 「マスク付け外し何度もして会食なんて絶対やめた方がいい マスク何度も触ればそれだけ手が汚れる 手を洗わないまま食事続けるのは不衛生」と、衛生面でかえって問題が多いのではないかとの指摘や、「食事中は一口ごとにマスクの取り外しをせずに料理をじっくり味わいたいし、会話中は会話に専念する方がいいな」との意見、「食事をマスクを付けて外して、までするヤツはいない。酔っ払ったらさらにそんなことしないし、声も大きくなる」と、飲酒を伴う場での現実的な解決策とは言えないとの見方まで、着目しているポイントはさまざまだが、批判的な内容の投稿のほうが割合が多い印象を受ける。

 また、首相の「(静かなマスク会食を)私も今日から徹底したい」との言葉尻を捉えた、「昨日まではマスクせずに騒いでたのか」「いや、あんたは今日からじゃアカンやろがーい!ww」「今日から徹底って。。感染の事考えたら以前から徹底してて当たり前だと思います」とのツッコミも散見された。

 一方で、「食事は食事、会話は会話、分ければ済むこと」「自粛推進派は、他人の行動制限を求める前に、この新しい食事様式の普及促進を促すべき」「別にGOTOを強制している訳でもないし、行きたい人は飛沫を飛ばさない様、それを取りこまないよう十分気を付けるという事でしょ」と、冷静に受け止めるユーザーも見受けられた。

感想
首相が考えることは枝葉末節なことよりも、コロナ対策の戦略をぜひ考えていただきたいです。
1)PCR検査をバイデン次期大統領のように、「いつでも、どこでも、無料で何度でも」できるようにするにはどうするか。
2)医療崩壊を防ぐための病院の支援
3)困窮者支援(7月以降自殺者増加、特に女性)
4)コロナ下での経済維持

Go Toトラベルでコロナを全国にばら撒いている施策を実施されています。
ある程度犠牲を覚悟しての経済維持かと思います。
だったら、医療機関の支援、困窮者の支援を首相として考えていただきたいです。
まるで戦争時の、竹やりの持ち方や使い方を説明されているように感じました。

安倍元首相と一緒に無駄なアベノマスクに400億円の税金をどぶにすてられ二の舞だけは選択されないことを願います。
この400億円が医療機関支援や困窮者支援に使われていたらと残念でならないです。

NHK、オバマ氏回顧録を誤訳? 鳩山氏巡る部分に指摘 ”天下のNHKか御用放送局か? 誤訳は意図的に拡散?それともチェックの能力不足? 誤訳して謝罪ないのは流石天下のNHK!”

2020-11-19 10:44:55 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/47d7d4b7431da05c8ebe31f4799516384dce3605 11/18(水) 朝日新聞デジタル
 NHKのニュースが17日、オバマ前米大統領が回顧録で、鳩山由紀夫元首相を「迷走した日本政治の象徴」などと評したと報じた。これについてネットなどで「誤訳だ」との指摘が上がっている。

 ニュースは17日午前10時放送で、同日に出版されたオバマ前大統領の回顧録を紹介。「当時の鳩山総理大臣について、『硬直化し、迷走した日本政治の象徴だ』と記すなど、当時の日本政治に厳しい評価を下しています」と報じた。

 だが、原文の該当箇所では、「鳩山は3年足らずの間に4人目、私が就任してから2人目となる日本の首相だった。(首相が短期間で代わるのは)この10年間、日本政治が硬直化し、迷走したことの表れであり、彼も7カ月後にはいなくなっていた」と記されている。

 ネット上では「『硬直化し、迷走した日本政治の象徴』というのは首相が頻繁に交代することを指していて、鳩山さん個人についてではない」などと誤訳を指摘する声が相次ぎ、該当記事はNHKのホームページの「ソーシャルランキング」でも上位に上がるなど話題になった。

 これについてNHKは朝日新聞に対し、「ネット上に様々なご意見があることは承知しております。今後とも正確で分かりやすい表現に努めてまいります」とコメントした。

 また、時事通信などは、回顧録が鳩山氏を「感じは良いが厄介な同僚だった」と評したと報じたが、原文は「A pleasant if awkward fellow(不器用だが感じの良い男)」といった内容で、これについても翻訳のずれを指摘する声が上がった。

 鳩山元首相も自身の公式ツイッターで、「『不器用だが陽気な』との表現はあるが痛烈な批判はなかった。メディアはなぜ今も私を叩(たた)くのか」と投稿した。(守真弓)

感想
訳の意味がまったく違っています。
意図的に誤報を拡散されたのでしょうか?
選挙でデマを流した方が勝ち 的な行いのように感じました。
ミスはあります。
問題はミスを知った時、どう行動するかで、その本質、体質が見えてくると思います。
流石天下のNHKと賞賛されるか、嫌味で”流石天下のNHK”と揶揄されるかが問われているように思います。
もう少し、NHKの受信料は強制で徴収していることの意味が考えていただけると良いのですが。

「孤独のすすめ」五木寛之著 ”「諦める」ことに徹しよう、と心に決めた時期から、私の後半戦ははじまったのです。”

2020-11-18 19:08:58 | 本の紹介
・愁いがくっきり見えてくるのが高齢者の特徴ですが、その愁いを逆手にとって、むしろそれを楽しむという生き方もあるのではないか。

・五十嵐久雄医師(神戸)
春愁や 老医に患者 なき日あり

・私自身は、もともと群れるのが苦手で、孤独に偏する性分だという面もありますが、歳を重ねれば重ねるほど、人間は孤独だからこそ豊かに生きられると実感する気持ちがつよくなってきました。

・歳を重ねるごとに孤独に強くなり、孤独のすばらしさを知る。孤立を恐れず、孤独を楽しむのは、人生後半のすごく充実した生き方のひとつだと思うのです。

・昔話をするのはむしろ、歳を重ねた人間にとっては豊かさや元気の源といってもいい。

・人生は、青春、朱夏、白秋、玄冬と、四つの季節が巡っていくのが自然の摂理です。

・回想は誰にも迷惑をかけないし、お金もかかりません。繰り返し昔の楽しかりし日を回想し、それを習慣にする。そうすると、そのことでさび付いた思い出の抽斗が開くようになり、次から次へと懐かしい記憶がよみがえってくるようになる。はたからは何もしていないように見えても、それは実は非常にアクティブな時間ではないでしょうか。

・まず、自分の衰えや疲れを素直に認めること。そうすれば、生きていくうえで必要な神経をさらに研ぎ澄ますことも、可能になるのではないか。「諦める」ことに徹しよう、と心に決めた時期から、私の後半戦ははじまったのです。

・私は「この世界がどう変わっていくのか、見ていたい」だけなのです。・・・。知りたい。そのために長生きがしたいと思う。

・「ロスト ターン」という物語(「リトル ターン」の後に出版)
主人公の鳥は、嵐の中で自分の帰るべき故郷を見失い、帰れなくなってしまいます。これが第一の喪失です。そして遍歴の末に、ようやくかつての故郷に辿り着きますが、そこは見知らぬ場所のように変わっていた。せっかく帰っても、自分のアイデンティティが回復された喜びが何もない。ここを目指した自分は一生懸命探し回っていたのだろうかと、なにか違和感を覚えてしまう。これが第二の喪失です。いわば二重の喪失というか、喪失がより深まった。それが社会の現状、若い人たちをひっくるめて、人々が抱えている感覚なのではないかと、とても共感するものがありました。
その物語の中で、主人公の鳥は、ある老人と出会います。この老人は自然災害によって家族をすべて失ってしまい、絶望感で生きる気力も失ってしまっていた。ところが同じ絶望感を抱いた鳥と老人が偶然近づいて、無言のうちに奇妙な友情を感じ始め、並んで星を見るとか、そういう中で、鳥も老人も、少しずつ、少しずつ、回復していく、そういう物語です。
老人も鳥も、昔の状態を取り戻そうとしても、無理なわけです。迷っている中で、何かを求めて右往左往しているこの場所にしか自分たちの居場所はないという境地に、両者は徐々に達します。どんなに現状が酷く、道が険しかろうと、そしてつまらなかろうと、ここで生きていくしかないのだから、なんとか生きることを放棄せずに、つつましく生きていこう、と。

・そもそも、迷っている状態そのものが、生きていることなのではないか。私は、迷いとか戸惑いというのは、決して困ったことではなくて、大事なことだと思っています。『ロスト ターン』の鳥のように、迷いから、またため息をつく中から、人は命を活性化させていくものではないだろうか。それこそが『TARIKI』の思想と、どこか重なっていくおではないかと思っているのです。

・インドのヒンズー教
人生を四つの時期「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」

・私の場合、フィジカルな不調に関しては、テーマを決めてひとつひとつ丁寧にやっていくように心がけてきました。主なテーマは、転倒、嚥下、呼吸、など。私が発見したのは、無意識にやってはいけない、ということです。例えば「薬のカプセルを二つ飲むぞ」とか「水を口に含んで飲み下すぞ」といった具合にちゃんと脳に伝達して確認をしないと、誤嚥するリスクが高まる。

・その問題とは、使用済み核燃料の処理の問題です。もうひとつが、超高齢社会の行方。

・生き抜いていくため
1) 経済的な基盤
2) 健康な肉体
3) 精神の自立

・古代ローマ人の詩人、ユウェナリスが、当時の世相を評して残した言葉に、その答えの一端があるように思います。「パンとサーカス」。権力者から与えられるパン=食料と、サーカス=娯楽に満足し、権力に対する政治的な批判精神を喪失したローマ市民を揶揄して、彼はそう表現したのでした。

・心配が杞憂で終わればいいのですが、私には、到底そのようには思えません。この国が、本物の「心配停止」になる前に、なにかやるべきことはないのでしょうか。

・私が恐れるのは、国のリーダーたちも国民も、そうやって「心配停止」のまま、いたずらに時を過ごし、これといった針路も定めぬまま歩みを進めた結果、期せずして、「嫌老が当たり前の社会」を現出させてしまうことなのです。

・ともすれば「社会のお荷物」になりかねない高齢者に、「静かに」していてもらうのではなく、より一層、社会の前面に出て奮闘してもらおう。ただ時間潰しに日銭を稼ぐといった立ち位置ではなく、国力アップの推進役を務めていただきたい、それが、私の理想とする新しい時代の老人像です。日本経済を再生させる主要メンバーという意味で「大切に」考えていこうではないか、ということなのです。

・「嫌老社会から賢老社会へ」というスローガンが成就するのかどうか、今はなんとも言えません。でも、そのためにできることがあれば、私は努力を厭わない覚悟です。

・誰でも生きていれば、つらいことや、嫌なことは山ほどあります。しかしそういう記憶は、抽斗の中にしまったままにしておいたほうがいい。落ち込んでいる時、弱っている時は、なんともいえないバカバカしい話が逆に力になることがある。賢人の格言より、思想家の名言より、生活の中のどうでもいいような些細な記憶のほうが、案外自分を癒してくれるのです。

感想
孤独を楽しむ、味わうように下山の喜びを見つけることなのでしょう。
そして、できれば何かできることがないか見つけてそれを行うことなのでしょう。
(人生の)下山のヒントが多くありました。

この本は2017年7月に発行されています。
五木寛之氏は1932年生まれ。
これからもお元気で発信していただきたいです。

閉店でも「自己都合」? 追い詰められる非正規労働者 ”通えない勤務先に異動とのことで、自己退職させる企業”

2020-11-17 00:28:33 | 社会
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201113/k10012709621000.html NHK 2020年11月13日

「家族3人、死ねって言いたいんですか?」
パートで働いていた女性が、ハローワークで叫んだことばです。

新型コロナウイルスの影響で勤めていた居酒屋が閉店し、失業。辞めたくて、辞めたわけではありません。しかし、ハローワークに届け出た書類では、女性の「自己都合」で退職したことになっていました。
感染拡大の影響を大きく受けている非正規雇用で働く人たち。取材を進めると、仕事を失うだけでなく、その「辞めさせられ方」によって、さらに追い込まれていく実態が見えてきました。(社会部記者 大西由夏)

なぜ?失業給付が出ない
10月中旬、以前、取材をさせていただいた女性に近況を尋ねました。
この女性は、居酒屋チェーンの店舗で週5日間、フルタイムのパートとして働いていましたが、感染拡大の影響でことし7月末に店が閉まり、退職を余儀なくされました。
大学生の子ども2人を育てるシングルマザーです。

取材した当時、「まずは失業給付を受けて、一刻も早く次の仕事を見つけたい」と話していました。
女性にメッセージを送ると。
「何もかもが全くダメで…精神的に追い込まれてきています」
女性の様子が心配になった私は、直接、会って話を聞きました。
そこで女性から聞いたのは…
「ハローワークで手続きをしたら、失業給付は出ないと言われました」
閉店でも「一身上の都合」
雇用保険に加入し保険料を払い続けていた女性。
失業給付が支給されない理由がわからなかったため、ハローワークとやり取りした書類を見せてもらいました。
そこで目にとまったのは、離職票という書類の中の、「離職理由」の欄です。
「労働者の個人的な事情による離職」と書かれた欄にチェックが入っていました。

女性は、勤めていた店が無くなる時、居酒屋チェーンの運営会社から別の店舗での勤務を打診されました。
しかし、自宅から遠いうえに、シフトがこれまでより大幅に減ると説明されたということです。
女性は自分の給与で家族を養っているため、フルタイムで働けないと厳しいと会社側に伝えました。
すると、「一身上の都合で辞める」と書いた退職届を出すよう、求められたということです。

「会社都合」と「自己都合」の差は
「会社都合」で仕事を失った場合と、「一身上の都合」、つまり「自己都合」で退職した場合とでは、その後に大きな違いがあります。たとえば、雇用保険の失業給付を受けられる条件です。

「会社都合」の場合、過去1年間に半年以上、雇用保険に加入していれば受給資格があります。
一方、「自己都合」では過去2年間に1年以上、加入している必要があります。また、支給期間にも大きな差があります。
「会社都合」の場合は、原則、年齢などに応じて90日から最大で330日。しかし、「自己都合」では、最大でも150日と短くなっています。
「会社都合」で仕事を失った人には、余裕を持って新たな仕事を探せるように手厚い補償がされる仕組みになっています。
「自己都合」だからもらえない
この女性の場合、雇用保険に加入していた期間がネックになりました。
ハローワークが計算したところ、感染拡大の影響で店が休業していた期間などを差し引くと、女性が雇用保険に加入して働いていた期間は11か月。
「自己都合」の退職で失業給付を受けるためには1年以上、必要です。わずかに日数が足りませんでした。

パートで働いていた女性
「会社都合」で仕事を失ったとされていれば、失業給付は受けられた。その事実に、女性はやり場の無い怒りを感じたと言います。
パートで働いていた女性
「私が辞めたくて辞めたわけではないといくら訴えても、ハローワークは『会社都合』に変えてくれませんでした。失業給付が出るか出ないかは、次の仕事が決まるまでの生活に大きくかかってきます。何のために雇用保険を払ってきたのかと、悔しいです」
ハローワークの判断は
店舗の閉店による離職は、「自己都合」なのでしょうか。

再びハローワークを訪れるという女性に同行しました。
女性と訪れた都内のハローワークは、相談に訪れた人たちで混み合っていました。
「密」な状態を防ぐために待機スペースのいすは間隔をとっていましたが、中で待てない人たちが廊下に長い列をつくっていました。30分ほど待ったところで、ハローワークの担当者に呼ばれ、相談窓口へ。
離職理由は会社の届け出にもとづいて決められるため、働いていた側の認識と異なることもあります。このため、離職票には理由に問題がないかを確認する欄があり、「異議あり」とすると、ハローワークが改めて会社に確認し、場合によっては変更もできる仕組みになっています。
女性は、前回、ハローワークを訪れた時に離職票に「異議あり」とチェックし、不本意にも退職届を書かされたことなどを担当者に説明していました。

この日は、改めて離職理由を変更し、失業給付を受けることはできないか、担当者に尋ねました。

返ってきた答えは。
「ハローワークから会社に問い合わせましたが、会社が認めないので離職理由は変えられません」(ハローワークの担当者)
女性は、わずかな希望が打ち砕かれ、私の横で声を張り上げました。
パートで働いていた女性
「会社の言い分しか通らないのですか?家族3人、死ねって言いたいんですか?」
東京都の休業要請で女性の勤めていた居酒屋は4月から休業。
この間の休業手当は「パート」だからという理由で支払われず、6月から店が再開したものの営業時間は大幅に短縮。さらに7月末で閉店となり、女性はこの日の時点で半年以上、まとまった収入を得られていませんでした。
貯金を取り崩し、大学生の子どもたちがアルバイトで稼ぐお金にも頼りながら日々をしのいできました。

このあと黙り込んでしまった女性を前に、ハローワークの担当者は申し訳なさそうに続けました。
ハローワークの担当者
「離職理由で、会社と食い違いが生じているという相談を受けることはよくあります。会社と交渉を続けるか、裁判に持ち込むケースもありますが、時間と手間がかかるので、非正規雇用の人だと諦めて次の仕事を探すケースが多いです」
相次ぐ「離職理由」めぐる相談
調べてみると、「自己都合」をめぐる相談は、年々、増加傾向にあることがわかりました。
全国の労働局などで受け付けている総合労働相談の中で、「自己都合退職」など離職の理由をめぐる相談は、「いじめ・嫌がらせ」に続いて多く、昨年度はおよそ4万件余りにのぼりました。10年前のおよそ2倍です。
この間、非正規雇用で働く人は増え続けていて、国の調査では、ことし9月時点で労働者全体の37%を占めています。
非正規雇用の場合、短い期間で契約を終える人も多く会社側が書面を明示しないなど手続きや対応が不十分なために仕事を辞める時に不利な立場になりやすいという指摘も出ています。
こうした現状について、厚生労働省の担当者は、次のように話しています。

厚生労働省の担当者
「相談者を雇用形態ごとに分けていないため、『自己都合退職』に関する相談が増えている理由をはっきりとは言えません。ただ、非正規労働者が増えているということも一因ではあるとみています」

「立場弱い非正規には不利」
非正規雇用で働く人が増える中、それに比例するように増えている離職理由をめぐるトラブル。
京都産業大学 高畠淳子教授
働き方の変化や雇用保険の仕組みについて研究している京都産業大学の高畠淳子教授は、次のように指摘します。
高畠教授
「離職理由は、雇用保険の失業給付を受けるうえで非常に大きなポイントだが、多くは雇い主側が作成する資料にもとづいて決められてしまう。ハローワークを通して交渉する仕組みはあったとしても、労働者側の言い分を裏付けられる証拠は乏しい場合が多く、特に、立場が弱くなりやすい非正規労働者にとっては不利益が起こりやすい」
さらに、高畠教授は、次のようにも話しています。
高畠教授
「今後、働き方、雇われ方が相当、複雑化していくと、現在の雇用保険の仕組みでは補償が行き届かないケースがより一層増えると考えられる。感染拡大で問題が顕在化している今、保険では救いきれないところをカバーしていく別の仕組みを考えていくべきタイミングだ」
コロナ禍、非正規の失業の実態は
ハローワークを訪問したあと、女性はこう言いました。

パートで働いていた女性
「理不尽じゃないですか。店では正社員と同じように働いてきたのに、都合が悪くなったら先に辞めさせられて、勝手に辞めたような扱いをされて。そのうえ、失業給付ももらえないなら、まじめに雇用保険を払って働いていたことがバカみたいです」
「同一労働同一賃金」が大企業に適用されるなど、正規と非正規の「働くうえでの」格差を無くそうという動きは進みつつあります。
一方、置き去りにされていた「辞めたあと」の格差が、雇用環境の急激な悪化で浮き彫りとなりました。

厚生労働省の調査では新型コロナウイルスの影響で仕事を失った非正規雇用の人は把握できているだけで3万人余り。実際にはもっと多いとみられています。

私たちは、引き続き取材をしていきたいと考えています。読んでいただいた皆様からのご意見や情報提供をお待ちしています。

感想
コロナは弱い人を直撃しているようです。
これまで頑張ってきた人も、貯金がそこを突いてしまった人。
なんとかお店を続けてきたが、借金が膨らむだけと、お店を閉じる人。
ボディブローのように後からじわじわと影響してきます。

7月から自殺者が増加。
10月の自殺急増―警察庁速報 : 女性は前年比1.8倍に
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00864/

女性の自殺者が増加。
今政治が手を差し伸べないと、もっともっと自殺者が増えてしまいそうです。
コロナも自助を求めるだけで、公助が見えてきません。
日本はさらにおかしくなりそうです。
オリンピックの前にやるべきことがたくさんあるのですが。
このままだと客観的に判断してオリンピックは難しいと思います。
オリンピック関係者にはお給料などがでているので、止めたくない気持ちは分かりますが・・・。

菅首相が生出演『ニュースウオッチ9』の質問に激怒し内閣広報官がNHKに圧力!『クロ現』国谷裕子降板事件の再来 ”怒りは自信の無さの現れと心理学で言われています”

2020-11-16 15:16:55 | 社会
https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_11347/ リテラ2020年11月13日
       
 菅義偉政権の誕生によって恐れていたことが、すでに起こりはじめているらしい。菅首相は安倍政権下で“メディア圧力”を担ってきた張本人だが、菅官邸でも報道現場に直接的な圧力をかけているらしいのだ。しかも、今回ターゲットとなったのは、公共放送・NHKだ。

 菅官邸によるNHKへの報道圧力を報じたのは、「週刊現代」(講談社)11月14日・21日号。菅官邸が問題視したのは、菅首相が所信表明演説をおこなった10月26日に生出演した『ニュースウオッチ9』(『NW9』)だ。

 この日、菅首相は『NW9』で日本学術会議の任命拒否問題について、有馬嘉男キャスターが「国民への説明が必要」と突っ込んだことに対し、キレ気味にこう述べていた。

「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか。105人の人を学術会議が推薦してきたのを政府がいま追認しろと言われているわけですから。そうですよね?」

 つまり、信じがたいことに総理大臣が「説明できないことをやった」と自ら公共放送でゲロったわけだが、問題はこの放送の翌日に起こったと「週刊現代」には書かれている。
〈その翌日、報道局に一本の電話がかかってきた。
「総理、怒っていますよ」
「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思います」 電話の主は、山田真貴子内閣広報官。お叱りを受けたのは、官邸との「窓口役」と言われる原聖樹政治部長だったという。〉

山田真貴子内閣広報官は、総務省出身で安倍政権下の2013年から2015年まで広報担当の首相秘書官を務めた人物で、新政権発足で菅首相が官邸に呼び戻した“子飼い”だ。そんな人物が、番組の内容に「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う」とクレームをつけ、「総理、怒っていますよ」と言い放つ──。無論、この「総理、怒っていますよ」というひと言のインパクトは絶大で、NHKが震え上がったことは間違いない。

 というのも、菅首相にはNHKの報道に介入し、圧力をかけた“前科”がある。本サイトでも何度も取り上げてきたが、代表的なのが『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスター降板事件だ。国谷キャスターは2014年7月の『クロ現』生放送で当時官房長官だった菅氏にインタビューしたのだが、当時、閣議決定されたばかりの集団的自衛権容認について厳しい質問を繰り出したことから、放送終了後に菅官房長官が激怒。この菅氏の怒りが、後の国谷キャスターの番組降板へとつながることとなったのだ。ちなみに、NHKへの直接的な圧力を担ったのは、学術会議問題でもキーマンとなっている杉田和博官房副長官だと言われている。

 ようするに、今回伝えられた『NW9』に対する菅官邸からの「総理、怒っていますよ」というクレームは、NHKの現場にとっては『クロ現』事件を思い起こさずにはいられない、紛うことなき“恫喝”にほかならなかったはずだ。

 実際、NHK幹部職員は「この件は理事のあいだでも問題となり、局内は騒然となりました。総理が国会初日に生出演するだけでも十分異例。そのうえ内容にまで堂々と口を出すとは、安倍政権のときより強烈です」と証言している。
・・・

感想
菅首相がお怒りになり声を荒げておられる場面
https://mobile.twitter.com/mirac1e7/status/1327283137043333120


心理学で怒るのは、自信のなさが現れていると言われています。
また痛いところを質問されたと思われます。

御用放送局として、つい踏み込んでしまったのでしょう。
それはきっと、質問に対いてきちんとした回答ではなく、菅首相が勝手にご自分で質問を作ってその返答をされたから、尋ねられたのでしょう。
それは当然の流れでしたが、痛いところ、答え難い質問だったので、怒られたのでしょう。
器の大きい人ほど怒らないと心理学では言われているのですが。
司会者の方の今後が心配です。