不器用な義時(小栗旬)。
八重(新垣結衣)のもとに来る時は、キノコや野菜を持って来るだけ。
だから八重は「怖い」「つらい」。
でも義時はすこしずつ思いを伝え始めた。
「私は好きなのです、八重さんの笑っている姿が」
「いつか八重さんがお帰りなさいと言ってほしい」
そして今回のラスト。
「私のことを慕っていらっしゃるんでしょう?」
と頼朝(大泉洋)との関係を聞かないことを八重が尋ねると、
「どちらでもよいのです。
振り向いてほしいなどと言うのは大それたこと。
背を向けてくれても構いません。
その背中に私は尽くします。
八重さんの後ろ姿が幸せそうなら私は満足です」
義時が八重に誠を尽くした。
今までの義時は言葉が足りなかった。
こんなふうに言わなくては心が伝わらないこともある。
八重にしてみれば、義時が距離を縮めて来ないことが「怖い」し「つらい」ことだった。
だから八重は、今回の義時の誠を聞いて、
「お役目ご苦労様でございました。お帰りなさいませ」
ラブストーリーですね。
義時は女性とこういう接し方をするんですね。
この点、頼朝や三浦義村(山本耕史)とは大違い。
こんなことを言われたら、さすがの八重さんも惚れてしまうだろう。
……………………………
誠は今回もうひとつあった。
亀(江口のりこ)は政子(小池栄子)に言う。
「自分が鎌倉殿にふさわしいのか、よく考えなさい」
「御台所と呼ばれるのにふさわしい女になりなさい」
亀はもはや頼朝に執着していないらしい。
だから憎さ半分、皮肉を込めて御台所・政子に足りないものを指摘した。
誠を尽くせば、人は心を開くんですね。
この亀の言葉を聞いて政子はただうなずくばかり。
どの書物を読めばいいか聞いたりもした。
そして木曽義仲(青木崇高)。
義仲は「平家を倒すこと」「頼って来た者を無下に放り出さないこと」が自分の「誠」だと言う。
その言葉どおり、義仲は頼朝や武田信義(八嶋智人)のいる伊豆や東海道に進出するのではなく北陸を攻め、頼って来た源行家(杉本哲太)を渡さず、息子の義高を人質にした。
さて、この「誠」はどんな結果をもたらすのか?
八重(新垣結衣)のもとに来る時は、キノコや野菜を持って来るだけ。
だから八重は「怖い」「つらい」。
でも義時はすこしずつ思いを伝え始めた。
「私は好きなのです、八重さんの笑っている姿が」
「いつか八重さんがお帰りなさいと言ってほしい」
そして今回のラスト。
「私のことを慕っていらっしゃるんでしょう?」
と頼朝(大泉洋)との関係を聞かないことを八重が尋ねると、
「どちらでもよいのです。
振り向いてほしいなどと言うのは大それたこと。
背を向けてくれても構いません。
その背中に私は尽くします。
八重さんの後ろ姿が幸せそうなら私は満足です」
義時が八重に誠を尽くした。
今までの義時は言葉が足りなかった。
こんなふうに言わなくては心が伝わらないこともある。
八重にしてみれば、義時が距離を縮めて来ないことが「怖い」し「つらい」ことだった。
だから八重は、今回の義時の誠を聞いて、
「お役目ご苦労様でございました。お帰りなさいませ」
ラブストーリーですね。
義時は女性とこういう接し方をするんですね。
この点、頼朝や三浦義村(山本耕史)とは大違い。
こんなことを言われたら、さすがの八重さんも惚れてしまうだろう。
……………………………
誠は今回もうひとつあった。
亀(江口のりこ)は政子(小池栄子)に言う。
「自分が鎌倉殿にふさわしいのか、よく考えなさい」
「御台所と呼ばれるのにふさわしい女になりなさい」
亀はもはや頼朝に執着していないらしい。
だから憎さ半分、皮肉を込めて御台所・政子に足りないものを指摘した。
誠を尽くせば、人は心を開くんですね。
この亀の言葉を聞いて政子はただうなずくばかり。
どの書物を読めばいいか聞いたりもした。
そして木曽義仲(青木崇高)。
義仲は「平家を倒すこと」「頼って来た者を無下に放り出さないこと」が自分の「誠」だと言う。
その言葉どおり、義仲は頼朝や武田信義(八嶋智人)のいる伊豆や東海道に進出するのではなく北陸を攻め、頼って来た源行家(杉本哲太)を渡さず、息子の義高を人質にした。
さて、この「誠」はどんな結果をもたらすのか?