『六本木クラス』が面白い。
原作の韓国版『梨泰院クラス』はすでにnetflixで視聴済み。
「次の展開はどうなるんだろう?」
「オ・スア(クォン・ナラ)、こんな美人いるのか!?」
「チョ・イソ(キム・ダミ)、どんどん魅力的になっていくなあ」
などとワクワクしながら一気に見た。
盛り上がりすぎて「コロナが落ち着いたら梨泰院に行きましょう!」と取引先の人と語り合った。
だから日本版はどんなもんだろうと思っていたが、このリメイクはいい!
何しろ日本版の『24』はひどかったからなあ。
『24』ファンとしては、おいおい、という感じだった。
…………………………………
このドラマの面白さは何と言っても『韓流ドラマ特有のアクの強さ』だ。
何しろ主人公は復讐のために20年の計画を立て、
マグロ漁船に乗って資金を稼ぎ、
父親の保険金をもとに復讐先の企業の株を買い、
復讐先の企業の専務を仲間に引き込み、共闘するんですよ。
しかも、その復讐は暴力によってではない。
企業競争で打ち勝って敵の会長に土下座させるのだ。
こうして書くと、ドロドロしたハードなドラマの印象を受けるが、
ドラマ全体の印象としてはライトでポップ。
何しろ復讐劇でありながら居酒屋のサクセス・ストーリーでもありますからね。
このさじ加減が絶妙で、作劇としてすごく面白い。
ハードな内容をハードに描いても、それはちっとも新しくないんですよね
人物配置もお見事。
必要な時に必要な人物が現れる。
たとえば、居酒屋を開店しても客が来ないと、
インフルエンサーでマネージメントに長けた麻宮葵(平手友梨奈)が登場する。
葵は店の改善点を次々と指摘し、結果、店は大繁盛!
戦いが企業乗っ取りの段階に入ると、
高校時代、長屋龍牙(早乙女太一)にいじめられていた桐野雄大(矢本悠馬)が
有能なファンド・マネージャーとして登場する。
必要な時に必要な人物が現れて、視聴者は拍手喝采するのである。
人物同士のぶつかり合いもハンパでない。
・宮部新(竹内涼真)VS長屋茂(香川照之)
・宮部新VS長屋龍牙
・麻宮葵VS楠木優香(新木優子)
特に葵と優香の女性同士の戦いは熾烈で、
嫌味あり、毒舌あり、平手打ちあり、ほっぺたプニュありで、これらを見ているだけで楽しい!
…………………………………
あとは役者として葵役の平手友梨奈がすごい。
僕はアイドルオタクでもあるので、てち(平手友梨奈)は欅坂46のデビュー時代から見ているが、『ドラゴン桜』などを経てオンリーワンの役者になった。
この眼力。
人を食ったような反抗的な表情。
世の中との不協和音。
孤独。
時折、見せる狂気。
こういう役をやらせたら平手友梨奈はピカイチだ。
同時に、彼女しかできない表情を時折さりげなく見せる。
アイドル時代から、てちの表現力はすごかったが、
おそらく『六本木クラス』の麻宮葵は平手友梨奈の当り役になるだろう。
『六本木クラス』はテレビ朝日系・木曜21時~。
本日も放送があります!
原作の韓国版『梨泰院クラス』はすでにnetflixで視聴済み。
「次の展開はどうなるんだろう?」
「オ・スア(クォン・ナラ)、こんな美人いるのか!?」
「チョ・イソ(キム・ダミ)、どんどん魅力的になっていくなあ」
などとワクワクしながら一気に見た。
盛り上がりすぎて「コロナが落ち着いたら梨泰院に行きましょう!」と取引先の人と語り合った。
だから日本版はどんなもんだろうと思っていたが、このリメイクはいい!
何しろ日本版の『24』はひどかったからなあ。
『24』ファンとしては、おいおい、という感じだった。
…………………………………
このドラマの面白さは何と言っても『韓流ドラマ特有のアクの強さ』だ。
何しろ主人公は復讐のために20年の計画を立て、
マグロ漁船に乗って資金を稼ぎ、
父親の保険金をもとに復讐先の企業の株を買い、
復讐先の企業の専務を仲間に引き込み、共闘するんですよ。
しかも、その復讐は暴力によってではない。
企業競争で打ち勝って敵の会長に土下座させるのだ。
こうして書くと、ドロドロしたハードなドラマの印象を受けるが、
ドラマ全体の印象としてはライトでポップ。
何しろ復讐劇でありながら居酒屋のサクセス・ストーリーでもありますからね。
このさじ加減が絶妙で、作劇としてすごく面白い。
ハードな内容をハードに描いても、それはちっとも新しくないんですよね
人物配置もお見事。
必要な時に必要な人物が現れる。
たとえば、居酒屋を開店しても客が来ないと、
インフルエンサーでマネージメントに長けた麻宮葵(平手友梨奈)が登場する。
葵は店の改善点を次々と指摘し、結果、店は大繁盛!
戦いが企業乗っ取りの段階に入ると、
高校時代、長屋龍牙(早乙女太一)にいじめられていた桐野雄大(矢本悠馬)が
有能なファンド・マネージャーとして登場する。
必要な時に必要な人物が現れて、視聴者は拍手喝采するのである。
人物同士のぶつかり合いもハンパでない。
・宮部新(竹内涼真)VS長屋茂(香川照之)
・宮部新VS長屋龍牙
・麻宮葵VS楠木優香(新木優子)
特に葵と優香の女性同士の戦いは熾烈で、
嫌味あり、毒舌あり、平手打ちあり、ほっぺたプニュありで、これらを見ているだけで楽しい!
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あとは役者として葵役の平手友梨奈がすごい。
僕はアイドルオタクでもあるので、てち(平手友梨奈)は欅坂46のデビュー時代から見ているが、『ドラゴン桜』などを経てオンリーワンの役者になった。
この眼力。
人を食ったような反抗的な表情。
世の中との不協和音。
孤独。
時折、見せる狂気。
こういう役をやらせたら平手友梨奈はピカイチだ。
同時に、彼女しかできない表情を時折さりげなく見せる。
アイドル時代から、てちの表現力はすごかったが、
おそらく『六本木クラス』の麻宮葵は平手友梨奈の当り役になるだろう。
『六本木クラス』はテレビ朝日系・木曜21時~。
本日も放送があります!