平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

学校のカイダン~封を開けて言葉の爆弾を思いっきりぶちかませ!

2015年01月11日 | 学園・青春ドラマ
『一歩を踏み出せ!
 あがれない階段などない!
 覚悟はお前を数十倍大きく見せるはずだ。
 かつて英雄と呼ばれた人間達の武器は何か?
 何千年もの間、世界を動かし続けた戦いの武器とは何か?
 それは言葉だ。
 さぁ、600人が注目した!
 封を開けて言葉の爆弾を思いっきりぶちかませ!』

 これって民主主義の話ですよね。
 学校といじめを舞台にしているけど、一般社会でも通じる言葉。

 自分が虐げられていたり、理不尽な目に遭ったら、言葉をあげること。

 <プラチナ8>と<特サ枠>は格差社会の象徴。
 現在はまだそうではないかもしれませんが、もっと格差が進んだら、富める者はプラチナ8のように持たざる者を差別し、あざ笑い、道具として使用するようになる。
 人間とはそういうもの。
 そして、それはとても醜い社会。

 だから、これ以上の格差拡大反対!
 だから、格差を助長する政策をとる安倍政権反対!
 何しろ安倍さんはお坊ちゃん育ちで、そのご出身は<プラチナ8>みたいなものですから。

 さて、主人公・春菜ツバメ(広瀬すず)。

「私は変えたい。
 この学校を 変えたい。
 このヘンテコな世界を変えたい」

 そうですね。
 世界は変えたいと思って、行動することから始まるんですね。
 行動しなければ、何も変わらない。
 それは大変で、時として他者から批判を浴びることだけど。
 でも、油森(須賀健太)のように共感してくれる人はきっといる。

 これを現実に照らし合わせれば、<原発>も<格差>も<軍隊>もヘンテコな世界。
 全部、富める者や既得権者を優遇する政策。
 ツバメではないが、このヘンテコな世界を変えたい。

『ごくせん』のヤンクミは問題を解決するために大立ち回り(=暴力)を使いましたが、この作品では言葉。
 ツバメが今後、どのような言葉を発していくのか、楽しみです。


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