平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

悲報! 爆笑問題、NHKで政治ネタボツに~かくしてメディアには権力に都合のいい情報だけが流れる

2015年01月10日 | 事件・出来事
 NHKについてスポーツニッポンにこんな記事。

『お笑いコンビの爆笑問題が、NHKのバラエティー番組に出演した際、用意していた政治家についてのネタをNHK側からボツにされたとTBSのラジオ番組で明かしていたことが分かった。
 NHKの籾井勝人会長は8日、定例会見で「(自分は)全く関与していない」と話した。
 一方、一般論として「個人名を挙げてネタにするのは品がない。しゃべる人も品性や常識があってしかるべき」とお笑いにも一定の品位を求める考えを示した。
 爆笑問題が出演したのは、3日にNHK総合で放送された「初笑い東西寄席2015」。爆笑問題は司会を務め漫才も披露した。
 爆笑問題は7日未明放送のラジオで「政治家さんのネタは全部駄目と言われた」などと話した』

 これだよ、NHK。
 籾井会長は関与していないと語っているが、本当かな?
 何しろ<安倍首相のお友達>だからな~。

 もし、籾井会長が関与していないのなら、NHKの制作スタッフは上の意向を配慮して、自粛したのかな?

 今回、テロリストに襲撃されたフランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」は風刺で有名な新聞で、フランスでは風刺は立派な文化なのにね。
 爆笑問題の政治ネタは風刺にもなっていないということか?

 いずれにしても、こうして少しずつ封じられていく言論の自由。
 ひとつを許すと、堤防の一穴でどんどん穴が拡がっていく。
 いつの間にか、権力に都合のいい情報だけが流れるようになる。

 メディアという力を持っているテレビ関係者、およびマスコミは、自分がその仕事に就いている意味を考えよ。
 自分に与えられた力をどう使うか、大いに悩め。
 常に権力を批判するジャーナリストたれ。

 というわけで、テレビやマスコミがだらしないから、僕などはネットで発信するしかないのですよ。
 今回のことを報じたスポーツ新聞や、暴露することを許したラジオは、まだがんばっていますよね。

 テレビなどの大手メディアはすでに死んでいる?


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 翁長沖縄県知事、安倍自民党... | トップ | 学校のカイダン~封を開けて... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
圧力 (半沢)
2015-01-11 02:11:57
コウジさん 今晩は。
此れも全く 仰る通りですよ。
まぁ 如何思考しても、籾井氏の一存に過ぎませんね ・・・ しかし 制作スタッフが
上の意向に配慮して自粛したのであれば、どれだけ籾井氏の圧力が掛かっている
のか・・ 伺えますね。
こうした、言論の自由を規制する悪的行為は 断じて許されるべきではないですよね。
日本が辿ってきた、戦争時代の歴史。所謂 「治安維持法」
此れに似たような行為ですからね、 「きな臭い」 です ・・・ 全く
もう~ マスメディアはこんな事に屈しないでほしいです。
返信する
治安維持法 (コウジ)
2015-01-11 10:21:21
半沢さん

いつもありがとうございます。

おっしゃるとおり、これで世界情勢がさらに悪化して、日本にも脅威が及ぶようになれば、「治安維持法」のような法律がまかり通るようになるんでしょうね。
そして、法律は本来の本質を離れて、権力者に都合のいいように運用されていく。
権力者に都合の悪い意見の持ち主は、法律の名の下に排除していく社会になる。

現在は時代が違うからそうならないという人もいますが、戦前の歴史を学ぶとまさにそういう流れになるんですよね。
そして、いったん堤防が決壊してしまえば、大きな流れは誰にも止められなくなる。
おっしゃるとおり、マスメディアの役割は重要ですよね。
返信する

コメントを投稿

事件・出来事」カテゴリの最新記事