平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

五輪コンセプトは「前進」~コロナも原発廃炉も解決していないのに前進かよ?

2021年07月15日 | 事件・出来事
 東京開会式開閉会式のコンセプトが明らかになった。

 オリパラ4式典の共通コンセプトは「Moving Forward(前進)」
 オリンピック開会式は「United by Emotion(感情の結実)」
 オリンピック閉会式は「Worlds we share(=分かち合う世界)」

 ありきたりだな……。

「前進」は「東日本大震災からの前進」「コロナからの前進」を意味しているんだろうけど、
 福島の原発はいまだ廃炉に至ってないし、汚染水問題はゴマかしてるし、
 コロナはいまだ収束していないし、それで「前進しよう」「前を向け」と言われてもねえ。

「感情の結実」
 この和訳は東京スポーツのものなんだけど、
「感動による共感・連帯」みたいな意味合いだろうか?
 これもなあ……。
 別に「感動」の押しつけをしてほしくないんだよな。
 たとえば、
 子供のいる方なら運動会で自分の子供が元気に走ってる姿の方が感動する。
 音楽ファンならフェスの方が感動する。
 僕は昨夜のドラマ『ハコヅメ』の永野芽郁の可愛らしさに感動した!←単純!
 別に五輪だけが感動するものではない。

「分かち合う世界」
 でも、政府はLGBTの結婚には反対なんだろう?
 オリンピックでの日韓首脳会談を拒否してるんだろう?
 うわべだけのきれいごとはやめてほしい。

 僕がコンセプトを考えるとしたら
「コロナ・地球温暖化など、世界の諸問題をみんなの力で解決しよう」
「分断をやめよう」
「奪い合うのはやめよう」
「自然との共生」
「今までの価値観を見直そう」
「金権・利権オリンピック廃止」かな?
 メッセージはもっと具体的であった方がいいと思う。

 さて、東京五輪の上記のコンセプト。
 開会式・閉会式でこれらを主催者はどう表現する?
 僕は今回の五輪に興味ないんだけど、開会式・閉会式だけは見てみたい。
 ウワサに拠ると、開会式演出はアニメ・ゲーム頼みらしいが、日本が世界に提示できるものってそれだけか?
 新国立競技場のリハでは「翼をください」の曲が聞こえているらしいが、どうしてこの曲?
「エヴァンゲリオン」絡み?

 こちらの予想を裏切る、尖ったものを見せてほしいが、果たして?
「電通クォリティ」&「保身と忖度のお役人」に尖ったものが作れるかは疑わしい。
 今回のコンセプトも攻めてないしね。


※関連記事
 東京五輪・パラ開閉会式 統一コンセプトは「Moving Forward」(NHK)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩~『風景 純銀モザイク』山村暮鳥~いちめんのなのはな、いちめんのなのはな、いちめんのなのはな……

2021年07月14日 | 
 詩についても少し書いてみようと思う。
 今回はこの詩。

『風景 純銀モザイク』 山村暮鳥

 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 かすかなるむぎぶえ
 いちめんのなのはな

 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 ひばりのおしやべり
 いちめんのなのはな

 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 やめるはひるのつき
 いちめんのなのはな。

 ………………………………

 たのしいっ!
 この詩、耳で聴いてもたのしいが、目で見てもたのしい!

 詩というのは『視覚』の芸術でもあるんですよね。
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 と連続させることによって、目の前に野原いっぱいの菜の花畑が浮かんで来る。
 それはまるで絵画のよう。

 そんないちめんの菜の花の中、
・かすかなるむぎぶえ(かすかなる麦笛)
・ひばりのおしゃべり(雲雀のおしゃべり)
 と、ワンポイントでアクセントが入っているのがお見事!
 映像がカットインするみたいに一瞬、変化が起きる。

 ラストの『やめるはひるのつき』は『病めるは昼の月』。
『病める』は
 今ふうに言うと『落ち込む』、
 清少納言ふうに言うと『いとわろし』という感じだろうか?
 山村暮鳥さん、『昼の月』に何かトラウマがあるのか?
 確かに昼間に見える月は趣がなくて、場違いな感じがする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青天を衝け 第22回「篤太夫、パリへ」~まいった! 夢の中にいるみてえだ!

2021年07月12日 | 大河ドラマ・時代劇
 篤太夫(吉沢亮)、パリへ

・パンとコーヒー
・スエズ運河(掘り割り)
・凱旋門
・万博会場
・蒸気機関
・エレベーター

「まいったぁ! 夢の中にいるみてえだぁ」

 見るもの、すべてが驚きで頭の中がぐるぐるまわる!
 篤太夫、すっかり欧米の虜に!
 攘夷はどうしたーーーっ!笑

 篤太夫は西洋から学ぶことに舵を切ったようだ。
・スエズ運河の画期的な事情が民間でおこなわれている。
・戦争で負傷した兵士の治療は国家がおこなう。
 篤太夫の帳面には次々と目にしたことが書かれていく。

 もっとも、おのぼりさんのようにただ感心するだけでなく、
 昭武の滞在する部屋の家賃交渉もしっかりおこなった。
 こういう所も篤太夫だねえ。
 自分を見失わず、どんどん攻めていく。

 昭武も、まだ子供なのに、ナポレオン3世との謁見で堂々としていた。
 国の代表としてどうふるまうべきか?
 こういう君主教育がしっかりなされているのだろう。
 芯があるというか、腹が据わっている。

 西洋文明や政治体制には圧倒されたが、文化・工芸品は負けてない。
 万博の日本の展示場にならぶ日本の工芸品は手が込んでいて見事なもの。
 それは北斎などの浮世絵が西洋の画家たちを驚かせたのを想起させる。
 日本の使節団も和装も洋装に引けを取らないものだった。

 一方、政治では徳川は未熟だった。
 昭武はナポレオン3世の前で堂々とふるまい、
 慶喜(草彅剛)はオランダ語、フランス語、英語を駆使して外交交渉をおこなったが、
 他では薩摩と英国、モンブラン(白山)にしてやられた。
「徳川大君」
「薩摩太守」
 こう表記されることで、
「日本は大小の国王がそれぞれの領地を統治する連邦国家」という認識を与えてしまった。
 薩摩の方がはやく西洋と深く交わっていたため、してやられたという感じか?

 世界はどんどん動いている。
 徳川の幕藩体制だけでは対応できない時代になって来ている。
 五代才助(ディーン・フジオカ)が言っていたように、
 新しい人間が世の中を治める時代が来たようだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかえりモネ 第8週~過去にとらわれる父と未来に向かう若者たち。百音は縄跳び!笑

2021年07月10日 | その他ドラマ
 新次(浅野忠信)は過去にとらわれている。
 3・11の津波で妻・美波(坂井真紀)を亡くしたことにとらわれ、船もなくして前に進めない。
 新次の拠り所は携帯に残された美波のメッセージだ。
 そして以前は酒におぼれていた。

 そんな父親の新次を見て、亮(永瀬廉)は百音(清原果耶)たちに言う。

「俺らは親たちとは違うからさ。俺は……おやじとは違うから。
 過去に縛られたまんまで何になるよ。
 こっから先の未来まで壊されてたまるかっつうの!」

 そう若者は過去にとらわれず、未来に生きるのだ。
 この若者たちと新次の違いが今週のテーマになっている。

 もっとも新次もこのままではいけないと思いつつあるようだ。
 新次は漁に出る亮の乗る船を見送りに行った。
 新次はカジキ100匹を釣り上げた亮を褒めて、
 今回も「がんばれ」「しっかりやれ」と言いたかったのかな?
 美波を奪った海に対しても「海に恨みはねえがら」。
 新次が海に戻る日は近い。
 ………………………………

 今週のもうひとつの見所は、縄跳びをする朝ドラヒロインだ。笑
 何か新鮮!

 この縄跳びの縄は菅波先生(坂口健太郎)からもらったもの。
 何でも3分間縄跳びをすると、記憶力を増進するホルモンが出て気象予報士の受験に有効らしい。
 菅波先生、そこかいっ!
 菅波先生はさらに百音に電話をかけて来て、
「論文を調べたのですが、縄跳びは3分より5分の方がより多くホルモンが出るようです」笑
 菅波先生、そこかいっ!
 一方、百音も登米に帰って来ると、
「5分以上やった方がもっとホルモンが出ますか?」笑
 何だ、このやりとり!?

 でも、こういうやりとりが成立してしまうのは、ふたりの相性がいいからかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文春砲炸裂!~平井デジタル担当大臣、五輪アプリで親密企業を優遇か? 浮彫になる利権五輪!

2021年07月08日 | 事件・出来事
 4回目の「緊急事態宣言」発令で、オリンピックが無観客になる可能性が大きくなって来た。
 でも、IOCの理事ら五輪貴族、スポンサー企業関係者は例外らしい。
 客席で優雅に開会式や競技を御覧になる。
 これ、反感買うぞ。
 日本国民の税金を使っておこなわれている五輪を彼らだけが特等席で見ているんだから。
 絵としてはかなり醜悪。
 オリンピックの本質が可視化されそう。
 スポンサー企業は観覧を見送った方がいいんじゃない?
 不買運動に繋がるぞ。
 ………………………

 もうひとつの可視化が利権。

「NECを干す」発言で話題になった平井デジタル担当大臣に利益誘導疑惑。

 文春砲が炸裂だ。
 事の経緯はこうだ。

・豆蔵ホールディングスのグループ会社「ネクストスケープ」が、東京五輪向けアプリを再委託先として6.6億円で受注。
 一方、
・2006年6月に豆蔵ホールディングス株を14株購入。
・その後、株式分割により保有株数が8400株となり、2020年3月に同社のMBO(経営陣による自社株買い)に応じ、全ての保有株式を売却。
・平井氏はこの株式保有について、2014年と2017年の資産等報告書に不記載。
・この株の売却益についても「所得等報告書」に不記載。
・その他、平井氏は同社から2013年~2017年に毎年60万円、計300万円の献金を受けている。

 これ、完全に利益供与じゃないの?
 株売却で儲けさせてもらったから、五輪アプリでお返しをした?
 株保有や売却を「報告書」に記載していなかったのは、それが後ろめたいものであったから?

 かつて「リクルート事件」という事件があった。
 これは、リクルートの未公開株を政治家に譲渡して、株式公開で儲けさせるというものだったが、これと同じ図式か?

 いずれにしても、
 オリンピックは利権の巣窟で、政治家やハイエナ企業が儲かる仕組みになっている。
 以前の毎日新聞のスクープ、大会運営のディレクターなどの人件費、1日10万円~80万円もそう。
 オリンピックという大義があれば、たいしたチェックもなく湯水のごとく税金を使える。

 これが通常予算だと、国会のチェックが入るし、税金の使い道は毎年、ほぼ決まっている。
 だから彼らとしては、通常予算とは別枠のカネのなる木、打ち出の小槌がほしいわけだ。
 同じことは2025年開催予定の万博にも言える。

 オリンピックの開催予算は国や東京都をあわせて、トータルで3兆円になると言われている。
 当初のコンパクト五輪、予算7500億でおこなえる五輪はどこに行ったのか?
 ていうか、ドンブリ勘定過ぎる!
 民間でこんなに予算オーバーしたら大問題だぞ。
 担当者は当然、責任を問われるよな?
 平井デジタル相の件も東京地検は動くのか?
 まあ、今までの感じだとスルーだろうな。この税金泥棒め!
 世の中には税金泥棒があふれている。

 オリンピックは五輪貴族のもの。
 利権の巣窟。
「世界平和」といった近代オリンピックの理念は霧散してしまった。


※参照記事
 平井デジタル相に資産公開法違反の疑い “五輪アプリ受注”の親密ITグループの株を不記載(週刊文春)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青天を衝け 第21回「篤太夫、遠き道へ」~出会いが道を切り拓いていく。慶喜とは『家康の遺訓』を朗誦

2021年07月06日 | 大河ドラマ・時代劇
 篤太夫(吉沢亮)、徳川昭武に随行してパリ万博へ。

「これは僥倖!
 胸がぐるぐるしております! 詰まっていた道が開けました!
 何卒、それがしをパリに行かせて下さい!」

 篤太夫、攘夷はどこに行ったーーーっ!
 まあ、この軽さが篤太夫のいい所なんですよね。
 というより「攘夷」はハシカのようなもので、真剣に国のために何かをしたいと考えていれば、「攘夷」よりは「開国」、「通商による富国」の方がはるかに合理的。
 篤太夫は根っこが商売人であるし、この方がはるかに性に合っている。
 世界を見た篤太夫はどのように成長するのか?

 一方、同じ所にずっと留まっている者がいる。
 尾高長七郎(満島真之介)だ。
 長七郎の時間は停まっている。
 坂下門外の変で死ねなかったことを悔やんでいる。
 牢から出られないせいもあるが、こうした人生はつらいよな……。
 かたやパリや欧州、かたやジメジメした牢の中。
 運命は、ちょっとした判断ミスで大きく変る。
 いろいろ考えさせられるな。
 長七郎、何とか救われてほしい。

 人との出会いも人生を大きく変える。
 篤太夫の場合、まずは平岡円四郎(堤真一)。
 そして、今回パリ行きを命じた徳川慶喜(草彅剛)。
 人生を切り拓くには、人との出会いって大切だよね。
 特に自分を評価し、引き立ててくれる人を大事にしたい。

 慶喜と篤太夫が『徳川家康の遺訓』を共に読んだシーンはなかなか感動的だった。

『人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず、
 不自由を常とおもへば不足なし、
 こころに望おこらば、困窮したる時を思ひ出すべし、
 堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ、
 勝事ばかり知りて、まくる事をしらざれば、害其身にいたる、
 おのれを責て、人をせむるな、
 及ざるは過たるよりまされり』

 これを共に読むことによって、慶喜と篤太夫の心は身分を越えて通じ合った。
 慶喜はこれから襲う困難を見越して、自分に言い聞かせているよう。

 昔の人にはこういう言葉が体に刻まれているんですよね。
 これが生きる哲学になっている。
 彼らに比べて現代人は何とふわふわしていることか。
 こういう『暗誦文化』って大事だと思う。
 もっとも明治になると、子供たちは『教育勅語』を暗誦させられることになるのだが……。

 篤太夫は小栗忠順(武田真治)にも出会った。
 小栗は造船所を造ることに情熱を燃やしている。
「この造船所で徳川が国の役に立ったと言われる日が来てほしい」
 と思っている。
 この小栗の思いは日露戦争で実現するんですよね。
 この造船所で、日本の艦隊が補修したり、船底の貝殻を取ったりしたから、露西亜のバルチック艦隊に勝てた。

 その他、篤太夫は福澤諭吉や福地源一郎などにも会った。
 出会いが、どんどん篤太夫の世界と見識を拡げていく。

 前回は土方歳三にも会ったし、やっと大河ドラマになって来た。


※追記
 劇中にあった、
 小栗が造船所建設や洋式近代装備を揃えるためにフランスと交わした600万ドルの借款。
 これ確か、北海道を担保にして借りてたはず。
 もし返せなければ北海道をフランスに獲られていた。
 当時、北海道は自国の領土という意識はなかったんだろうな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オリンピックに反対すると反日」~安倍発言を検証する。つーか今の事態は1年延期を決めたあんたのせいだろう!

2021年07月04日 | 事件・出来事
 安倍晋三の発言が物議を醸している。
『月刊Hanada』での櫻井よしことの対談で、
「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」

 そっか~、『反日』って言葉を使うのか~。
 完全にネトウヨの発想。
 そもそも『反日』って外国や外国人に使う言葉じゃないの?
 例/『親日国』『反日国家』『親日外国人』──
 それを総理大臣だった人物が国内で使って、国民の分断を図るなんて。
 この男、政治家として知性も器量もないバカ。
 まあ、戦争中で言えば、『反日』は『非国民』という言葉になるのだろう。

『歴史認識などで』という表現もわからない。
 ここで言う『歴史認識』って、「昭和の戦争は防衛のための戦争で、侵略戦争ではない」ってことだろうか?
 でなければ『反日』にならない。
 だとしたら安倍よ、同じことをアメリカ様に言ってみろ。
「昭和の戦争は防衛のための戦争で、侵略戦争ではありません」って。

『開催に反対している』っていうのも、別に『反日』だから反対しているわけじゃないんだけどな。
 オリンピックをきっかけにして、
・コロナが蔓延して自分の命が危なくなるかもしれないから
・   〃    医療関係者の方が苦労されるかもしれないから
・   〃    経済が停まるかもしれないから
 反対しているんだけどなあ。

 それが安倍にはわからないのか?

 安倍はこんなことも言っている。
「(日本人選手のメダル獲得などの)感動を共有することは日本人同士の絆を確かめ合うことになる」
「自由と民主主義を奉じる日本がオリンピックを成功させることは歴史的な意味があり、日本にはその責任がある」


 いまだに『感動』とか『絆』とか言ってるよ。
 この単細胞が!
 まあ、平常時ならそういうこともあるかもね。
 でも今は非常時だ。
 安倍の頭からは『コロナ』という言葉が完全に抜けている。

『自由と民主主義を奉じる日本』
 ここで、『自由と民主主義』という言葉が出て来るのが、よくわからん。
 オリンピックと『自由と民主主義』は関係ないだろう。
 来年には『共産主義国家』=中国がおこなう北京オリンピックがあるから、それを意識しているのか?
 つまり
『自由と民主主義の東京オリンピック』が開催できず、
『共産主義の北京オリンピック』が開催して成功したら、共産主義に負けたことになる?
 そんなもん、一般国民には関係ないわっ!
 そんな政治的なことより、自分や家族の生命や生活の方が重要だわっ!

『日本にはその責任がある』
 って、どの口が言う?
 責任があるのなら、延期決定から開催まで1年半があったのだからしっかり態勢を組んでおけよ!
 なのに空港での検疫、ワクチン接種など、すべてがグダグダ。
 いまだに観客数も決まっていない。
 それは菅義偉のやるべきこと?
 だが、その仕事を放り出したのはあんただ。
 病気で辞めたはずなのに最近やたら元気だけど、もしかして一年前のは仮病?

 それに、
 そもそもオリンピックで皆が苦しんでいるのは、あんたのせいだからな!
 あんたが延期を2年にせず、1年にすると言ったから、こうなっている。
 これだけでも十分に責任があるのだが、それを完全に忘れている。

 うらやましいな、恥を知らずは。
 バカであることも無敵。
 フツーの神経の持ち主なら
「自分が1年延期って判断したから、こんな事態になりました。すみません」
「二度も政権を投げ出してすみません」
 ってコソコソしているはず。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかえりモネ 第7週~百音、空の世界に行ってみたいと思う!

2021年07月02日 | その他ドラマ
 サヤカ(夏木マリ)は『山の人』である。
 山が、居場所であり、仕事であり、人生でもある。

 樹齢300年のヒバの木はサヤカさん、そのもの。
 サヤカさんはこのヒバの木とともに生きてきた。
 何かがあれば話しかける存在でもあった。

 では、百音(清原果耶)はどうだろう?
 百音は『海』を捨てて、登米の『山』に逃げて来た。
 登米には仕事があり、やさしい仲間がおり、生きがいもある。
 何とか見つけた居場所でもある。
 でも、まだ何かが足りないようだ。

 そんな百音に『空』という世界があらわれた。
 空は山と海をつなぐものである。
 百音は『空』のことに興味を持った。
 海や山がそうであるように、空にもさまざまな表情があることを知った。
 気象予報士の勉強をして、もっと知りたくなった。

 百音はよく空を見上げる。
 百音にとって空は、サヤカさんのヒバの木のような存在?
 百音は『空の世界』に活動の場を拡げそうである。

 これが若さなんですよね。
 サヤカさんは、それがちょっとうらやましそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする