かめのをの やまのいはねを とめておつる たきのしらたま ちよのかずかも
亀の尾の 山のいはねを とめて落つる 滝の白玉 千代の数かも
紀惟岳
亀の尾の山の岩を這って落ちる滝の白玉は、あなたの千代の長寿の数ですね。
滝の飛沫(しぶき)が岩を伝って流れ落ちる、その白玉の数ほどの長寿を、という祝賀の歌。
作者の紀惟岳(きのこれおか)は、生没年も含めて詳細不明の人物で、古今集への入集はこの一首のみです。
かめのをの やまのいはねを とめておつる たきのしらたま ちよのかずかも
亀の尾の 山のいはねを とめて落つる 滝の白玉 千代の数かも
紀惟岳
亀の尾の山の岩を這って落ちる滝の白玉は、あなたの千代の長寿の数ですね。
滝の飛沫(しぶき)が岩を伝って流れ落ちる、その白玉の数ほどの長寿を、という祝賀の歌。
作者の紀惟岳(きのこれおか)は、生没年も含めて詳細不明の人物で、古今集への入集はこの一首のみです。