古今和歌集 0341 2020-10-05 19:01:02 | 古今和歌集 きのふといひ けふとくらして あすかがは ながれてはやき つきひなりけり きのふといひ けふとくらして あすか川 流れて早き 月日なりけり 春道列樹 昨日、今日と日々を暮らして、明日からは新年。飛鳥川の流れのごとく、月日の流れのなんと早いことよ。 「明日からは新年」の解釈は詞書の「年のはてによめる」より。年の瀬に改めて時の流れの早さを感じるのは、今も昔も変わらないのですね。^^