つなでとき いまはとふねを こぎいでば われはなみぢを こえやわたらむ
綱手解き いまはと舟を 漕ぎ出でば われは波路を 越えやわたらむ
綱手を解き、いまこそはと舟を漕ぎ出たならば、私は波路を越え続けていくことになるのであろう。
「綱手」は舟に付けて引く綱のことで、陸から舟を引いたり、大船が小舟を曳航するときなどに使います。旅立ちの決意を詠んだ歌というところでしょうか。
つなでとき いまはとふねを こぎいでば われはなみぢを こえやわたらむ
綱手解き いまはと舟を 漕ぎ出でば われは波路を 越えやわたらむ
綱手を解き、いまこそはと舟を漕ぎ出たならば、私は波路を越え続けていくことになるのであろう。
「綱手」は舟に付けて引く綱のことで、陸から舟を引いたり、大船が小舟を曳航するときなどに使います。旅立ちの決意を詠んだ歌というところでしょうか。