ゆきやどる しらくもだにも かよはずは このやまざとは すみよからまし
雪宿る 白雲だにも 通はずは この山里は 住みよからまし
雪を含んだ白雲さえ行き来しなければ、この山里は住みやすいのになあ。
「まし」は反実仮想ですから、実際は雪深くてその点で山里は住みにくい、ということになりますね。一方、「だに」とありますから、住みづらさを感じるのはその一点のみであって、総じて山里の暮らしは良いもの、という思いともとれるでしょうか。
ゆきやどる しらくもだにも かよはずは このやまざとは すみよからまし
雪宿る 白雲だにも 通はずは この山里は 住みよからまし
雪を含んだ白雲さえ行き来しなければ、この山里は住みやすいのになあ。
「まし」は反実仮想ですから、実際は雪深くてその点で山里は住みにくい、ということになりますね。一方、「だに」とありますから、住みづらさを感じるのはその一点のみであって、総じて山里の暮らしは良いもの、という思いともとれるでしょうか。