うらごとに さきいづるなみの はなみれば うみにははるも くれぬなりけり
浦ごとに 咲きいづる波の 花見れば 海には春も 暮れぬなりけり
浦ごとに咲き出る花のような波を見ていると、海には春が暮れることがないかのようだ。
白波を花に見立てての詠歌。107 にも同じ見立てがありましたね。
このかはに はらへてながす ことのはは なみのはなにぞ たぐふべらなる
この川に 祓へて流す 言の葉は 波の花にぞ たぐふべらなる
うらごとに さきいづるなみの はなみれば うみにははるも くれぬなりけり
浦ごとに 咲きいづる波の 花見れば 海には春も 暮れぬなりけり
浦ごとに咲き出る花のような波を見ていると、海には春が暮れることがないかのようだ。
白波を花に見立てての詠歌。107 にも同じ見立てがありましたね。
このかはに はらへてながす ことのはは なみのはなにぞ たぐふべらなる
この川に 祓へて流す 言の葉は 波の花にぞ たぐふべらなる