うつろふを いとふとおもひて ときはなる やまにはあきも こえずぞありける
うつろふを いとふと思ひて 常盤なる 山にはあきも 越えずぞありける
常緑の山は、色変わりすることをうとましいと思っているのか、秋のその山を越えては来ず、いつまでも紅葉しないのであるなあ。
常緑樹で覆われた山は紅葉しないので秋が感じられないとの歌意ですね。053 の類歌と言えるでしょうか。
うつろふを いとふとおもひて ときはなる やまにはあきも こえずぞありける
うつろふを いとふと思ひて 常盤なる 山にはあきも 越えずぞありける
常緑の山は、色変わりすることをうとましいと思っているのか、秋のその山を越えては来ず、いつまでも紅葉しないのであるなあ。
常緑樹で覆われた山は紅葉しないので秋が感じられないとの歌意ですね。053 の類歌と言えるでしょうか。