星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

平日のひととき

2009年05月28日 23時56分38秒 | 出来事


今日は曇り空だったけれど、仕事が早めに片付いたので早々に帰宅。
18時半にオフィスを出た。
この季節のドイツは、21時ごろまで明るいから、久しぶりに自転車に乗ってみようと思った。

ロードに乗るのはまだ右手に負担が掛かりそうだし、今にも雨が降りそうな雲行きなので、
いつもロードで走っていたルートをMTBで走ってみることにした。
僕のMTBはまだ、サイクルコンピュータがついていないので、どのくらいの速度で走っているのか、
平均はどのくらいなのか、何キロ走ったのか、わからない。
けれど、いつものコースなので、15kmくらい走ったと思う。

まだまだ、走れそうだったけれど、無理せずおしまいにした。

帰宅すると、ちょうど、パートナーの夕食の用意が終わっていたところだった。
みんなで食卓についた。久しぶりに家族そろっての夕食だった。

パートナーがふと言った。
「あなた、最近言うことが、おじさん化しているよ。
寒いギャグが多くなってきてるの、気が付いてない?」
「へ?」
僕は、まったく気が付いていない。
「年取ったことに、気が付かないもんなんだねぇ。
そういう寒いギャグが自然に出てくるようになったんだね。」

ええええっ??
自分では、まったく気が付いていない。
ただ、最近、僕が話している時の娘(特に上の娘)の白い目が気になったくらいかなぁ。


かぶせるように、上の娘が言う。
「父さん、もうしゃべらんといて。しゃべられると恥ずかしいわ。
今度運動会もあるし、学校に来た時には、先生や他の父さん達と話さんといて。」

ええええっ??
そこまで言うかぁ。

上の娘の年齢は二桁になり、そう言えば最近、母親(パートナー)と感情的にぶつかることが多くなってきた。
思春期に差し掛かってきたのだろうか。

もうすぐ、「うざい。」と言われるようになり、徹底的に避けられるのだろう。
パートナーの友人から、「女の子はね、理由なく父親を嫌がって、避ける時があるのよ。」
と言われて、「そんなものかなぁ。」と、思っていたけれど、いよいよ現実が近づいてきたのかも知れない。

これからグンと成長し、大人へと向かっていくのだろう。
世間の男親と同じように、父親から離れていく娘をそっと見守っていよう。