Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

北方謙三 『水滸伝』

2008年06月13日 | 
文庫本で19巻。一気に読ませる力はさすがです。それでも拭い切れない、この複雑な後味。これは一体何なんでしょう?読み終わって1ヶ月以上経つのに、自分の中でまだ整理出来ずにいます。 私が初めて「水滸伝」に接したのは中学生の頃で、吉川英治版でした。私の吉川英治体験はまず「三国志」、次いで「宮本武蔵」「太閤記」と来て、「水滸伝」は随分と後の方でした。「三国志」と「宮本武蔵」があまりにも強烈な印象だった . . . 本文を読む
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